ダイビング歴50年水中写真家・大方洋二の魚って不思議!

2013年05月18日

海女ちゃん

NHK連続テレビ小説「あまちゃん」が放送されているお陰で、海女や海に関心が高まりつつある。特に舞台となっている岩手県久慈市は観光客が増加し、大型連休はごった返していたという。

▽「あまちゃん」のタイトルと白浜の海女さん

ama-001.jpgまぁ、ブームとはそういうものだが、どのようなことでも何かがきっかけで海女の生活や文化に関心が高まるのはいいことだと思う。ドラマの舞台になった地域では、「高校生海女クラブ」なるものもあって、観光客相手のアルバイトをしているという。

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2013年05月14日

第34回SSP展開催迫る!

恒例のSSP展が開催される。今回で34回を数える。SSPとは「日本自然科学写真協会」の略で、自然科学写真の分野で活動されている、プロの写真家およびハイアマチュアカメラマンがメンバーになっている。

▽第34回SSP展の案内状

sspten-001.jpg「自然を楽しむ科学の眼2013ー2014」と題し、5月17日(金)〜23日(木)の富士フィルムフォトサロン(赤坂・フジフイルムスクエア)東京展を皮切りに、全国10ヵ所を約1年かけて巡回展示される。

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2013年05月10日

蘇るパラオのボツ写真

未整理の現像済フィルムが大量に出てきた。20年くらい前に本の取材で撮影したもので、出版社に全部渡したと思い込んでいたのだが、使用分だけ切り取って返してもらっていたのをすっかり忘れていた。

▽『ダイビングハンドブック』表紙とパラオの記事

pala-001.jpg'90年代初めは好景気でダイビングもブームになり、いろいろな仕事が来た。このときは『リゾートダイビング』とその続編『ダイビングハンドブック』(双葉社)という本の取材で伊豆、沖縄、パラオを取材した。このテの取材はモデル撮影がメインで、肖像権の関係もあって他では使えなかったという事情もある。ということで、ボツになったパラオの写真を…

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2013年05月07日

富士山が世界遺産に!

世界文化遺産に登録される見通しの富士山。このニュースが流れてから富士山の話題で持ちきり。確かに日本の象徴でもあり、古い時代より皆に親しまれ、富士山信仰なるものも生まれた。

▽西伊豆・大瀬崎からの富士山('87年12月)

fujisekai-001.jpg昔は近くに行くのも大変だったため、富士山を模して作られた「富士塚」が今も都内に80以上ある。「富士見」という地名も多い。美しくて人気がある富士山は、日本で最も多くレンズを向けられた被写体に違いない。ということで、各地で撮影した富士山を…

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2013年05月04日

2種に分かれた魚たち

先週「オドリハゼが2種に!?」を書いた。その中で、1種が2種に分かれることは魚ではよくある、と延べた。そこで、2種に分かれた代表的な魚を取り上げてみたい。

▽ムレハタタテダイとハタタテダイ(白枠内)

wakare-001.jpg'80年代初めごろだったと思うが、日本でハタタテダイの中に別種が混じっていることが判明。既存種だったので日本初記録として「ムレハタタテダイ」と和名が付けられた。その名のとおり、群れで行動する。

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2013年05月01日

大崎映晋氏との思い出

『月刊ダイバー』5月号のグラビアに、古めかしい海女の写真が載っていた。『海女のいる風景』と題した写真集の紹介のページだった。撮影したのは、93歳になられた大崎映晋氏。出版を知らなかったので、早速手に入れた。

▽『月刊ダイバー』の紹介記事と白枠内は写真集表紙

ooeisi-001.jpg若いダイバーはほとんど知らないと思うが、60年代、70年代にたくさんの著書を出されているので、影響を受けた人も多いはず。大崎氏については6年前、このブログで「単行本『潜る人』」と題して書いているが…

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2013年04月29日

植物写真家を追ったテレビ番組

29日は祝日だったので、朝にNHKで特別番組があった。「足元の小宇宙〜82歳植物写真家と見つめる生命〜」がタイトルで、写真家・埴沙萌(はに・しゃぼう)氏を密着取材した番組だ。

▽番組のタイトル

hani-001.jpg埴氏とは契約しているフィルムライブラリーが同じなので、毎年行われる忘年会で何度かお会いしている。植物の生態には定評があり、自然写真界の重鎮でもある。

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2013年04月26日

オドリハゼが2種に!?

『月刊ダイバー』5月号の中で、オドリハゼの学名が変わったのはなぜ?という記事があった。地域変異と思われていたのが、2種に分かれたのだ。魚ではよくあることだが、このことについては後ほど…

▽オドリハゼと共生相手の大きなテッポウエビ(石垣)

odori-001.jpgオドリハゼが新種記載されたのは'60年で、紅海の標本が基。学名はLotilia graciliosaで、当然和名はまだない。日本では'80年ごろ生息が確認され、'84年発行の『日本産魚類大図鑑』(東海大学出版会)にオドリハゼとして掲載された。

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プロフィール

大方洋二
大方洋二○1942年 東京生まれ
高校時代にスノーケリングを始め、21歳にときに東亜潜水機(株)でスクーバダイビングの講習を受ける。同時に発売されたばかりのニコノスを手に入れ、独学で水中撮影を始める。
以来、会社勤めをしながら趣味として続け、39歳で退社してフリーの水中写真家になり、現在に至る。NHKの動物番組のコーディネーターも時折務める。日本自然科学写真協会会員。

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