イソギンチャクが移動するのをご存知だろうか。そのような知識はあったとしても実感が湧かない、というのが正直な気持ちではないだろうか。
沖縄・慶良間のAというポイントの水深約7mの所に、ピンクのきれいなシライトイソギンチャクがある。クマノミが住んでいるので、潜るたびに写真を撮っていた。
ある日、そこに行った。いつもは10m先からでもわかるのだが、見えない。近づいて驚いた。岩の手前にあったのだが、反対側に移動していたのだ。クマノミは変わらずにいる。
イソギンチャクが移動する理由は、何らかの事情で日陰になる(触手の中に共生している褐虫藻が光合成するのに日光が必要)から、と勝手に思っていたのだが、別に日陰にはなっていない。引越しの理由もそうだが、どのようにして移動したかも気になってしかたがない。