ダイビング歴43年水中写真家・大方洋二の魚って不思議!

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イソギンチャク引越しの謎

イソギンチャクが移動するのをご存知だろうか。そのような知識はあったとしても実感が湧かない、というのが正直な気持ちではないだろうか。

沖縄・慶良間のAというポイントの水深約7mの所に、ピンクのきれいなシライトイソギンチャクがある。クマノミが住んでいるので、潜るたびに写真を撮っていた。

ある日、そこに行った。いつもは10m先からでもわかるのだが、見えない。近づいて驚いた。岩の手前にあったのだが、反対側に移動していたのだ。クマノミは変わらずにいる。
イソギンチャクが移動する理由は、何らかの事情で日陰になる(触手の中に共生している褐虫藻が光合成するのに日光が必要)から、と勝手に思っていたのだが、別に日陰にはなっていない。引越しの理由もそうだが、どのようにして移動したかも気になってしかたがない。


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プロフィール

大方洋二
大方洋二○1942年 東京生まれ
高校時代にスノーケリングを始め、21歳にときに東亜潜水機(株)でスクーバダイビングの講習を受ける。同時に発売されたばかりのニコノスを手に入れ、独学で水中撮影を始める。
以来、会社勤めをしながら趣味として続け、39歳で退社してフリーの水中写真家になり、現在に至る。NHKの動物番組のコーディネーターも時折務める。日本自然科学写真協会会員。

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