ダイビング歴43年水中写真家・大方洋二の魚って不思議!

HOME > ポイント > 沖縄 > 慶良間 > 慶良間の海は今!

« 写真塾開催! | HOME | 慶良間の魚 »

慶良間の海は今!

3ヶ月ぶりに慶良間諸島の座間味島で潜ってきた。
オニヒトデはだいぶ減って、ほとんど見かけなかった。しかし、新たな外敵のヒメシロレイシガイダマシという、サンゴを食べる貝が増えていた。

立派に成長していたのはリュウキュウイソバナ(写真・上)で、あるポイントでは大群生していた。魚でよく目に付いたのはバラハタ、ギチベラ、ヘラヤガラ、カシワハナダイなどで、反対にあまり姿が見られなかったのはサザナミフグだ。やはりオニヒトデが少なくなったからだろう。
10月下旬にもかかわらず、デバスズメダイが集団で産卵していたのには驚いた(写真・下)。

また、ヘラヤガラは他の魚に乗って泳ぎ、スキをみて小魚を襲う「隠れみの」という行動を行うことが知られているが、慶良間ではよく見られ、今回もギチベラ、バラハタ、マルクチヒメジ、タレクチベラ、ヒフキアイゴなどに乗っているのを観察・撮影している。
だが、今回最大の収穫は、ミヤケベラのオス(日本ではかなり少ない。メスはたまに見られる)がいて、なんと産卵まで観察できたことである。
この時期は透明度も良く、水温も27℃あり、ダイバーもさほど多くないので、写真を撮るにはまさにベストシーズンと言えよう。


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.amaminchu.com/mt-tb.cgi/140

コメントを投稿

プロフィール

大方洋二
大方洋二○1942年 東京生まれ
高校時代にスノーケリングを始め、21歳にときに東亜潜水機(株)でスクーバダイビングの講習を受ける。同時に発売されたばかりのニコノスを手に入れ、独学で水中撮影を始める。
以来、会社勤めをしながら趣味として続け、39歳で退社してフリーの水中写真家になり、現在に至る。NHKの動物番組のコーディネーターも時折務める。日本自然科学写真協会会員。

カテゴリー

過去記事

2008年
2007年
2006年

過去記事一覧