宝石箱をひっくり返したような海
今回ダイビングしてきたレンベ海峡は、驚きの海だった。マクロ系の生物、しかも珍しい生物が次々と目に飛び込んでくる。
一番の目的だったバンガイカージナルフィッシュはそこらじゅうにいて、稀種でもなんでもない。特にイソギンチャクのそばにいることが多かった(写真1)。
ただ卵をくわえている個体は少なく、最後の最後、安全停止中にやっと見つけた。約5分レンズを向けたが、とうとう口を開くことはなかった。
これは残念だったが、へんな魚もずいぶん見た。そのひとつが写真2のネジリンボウだ。普通に見えるが、第一背ビレが透明で短い。腹ビレの先端が黒いのも普通ではない。もしかしたらキツネメネジリンボウとの雑種だろうか。
写真3のフェアリーアングラーフィッシュは毛むくじゃらのイザリウオだが、色違いがいろいろいて、全部で5〜6個体見た。このほかにもイレズミミジンベニハゼなんだけど黄色でなくて真っ赤だったり、よくわからない魚もずいぶんいた。また、ハタタテガレイ、ミミックオクトパス、ツノカサゴ、ボロカサゴなどもいて、まさしく宝石箱をひっくり返したような海だった。