ダイビング歴43年水中写真家・大方洋二の魚って不思議!

HOME > ポイント > インドネシア > 宝石箱をひっくり返したような海

« 特異な生態のテンジクダイを! | HOME | ミミックオクトパスの真実 »

宝石箱をひっくり返したような海

今回ダイビングしてきたレンベ海峡は、驚きの海だった。マクロ系の生物、しかも珍しい生物が次々と目に飛び込んでくる。
一番の目的だったバンガイカージナルフィッシュはそこらじゅうにいて、稀種でもなんでもない。特にイソギンチャクのそばにいることが多かった(写真1)。

ただ卵をくわえている個体は少なく、最後の最後、安全停止中にやっと見つけた。約5分レンズを向けたが、とうとう口を開くことはなかった。
これは残念だったが、へんな魚もずいぶん見た。そのひとつが写真2のネジリンボウだ。普通に見えるが、第一背ビレが透明で短い。腹ビレの先端が黒いのも普通ではない。もしかしたらキツネメネジリンボウとの雑種だろうか。
写真3のフェアリーアングラーフィッシュは毛むくじゃらのイザリウオだが、色違いがいろいろいて、全部で5〜6個体見た。このほかにもイレズミミジンベニハゼなんだけど黄色でなくて真っ赤だったり、よくわからない魚もずいぶんいた。また、ハタタテガレイ、ミミックオクトパス、ツノカサゴ、ボロカサゴなどもいて、まさしく宝石箱をひっくり返したような海だった。


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.amaminchu.com/mt-tb.cgi/307

コメントを投稿

プロフィール

大方洋二
大方洋二○1942年 東京生まれ
高校時代にスノーケリングを始め、21歳にときに東亜潜水機(株)でスクーバダイビングの講習を受ける。同時に発売されたばかりのニコノスを手に入れ、独学で水中撮影を始める。
以来、会社勤めをしながら趣味として続け、39歳で退社してフリーの水中写真家になり、現在に至る。NHKの動物番組のコーディネーターも時折務める。日本自然科学写真協会会員。

カテゴリー

過去記事

2008年
2007年
2006年

過去記事一覧