ダイビング歴43年水中写真家・大方洋二の魚って不思議!

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繁殖にいそしむ生きものたち

大瀬崎の海の中は、多くの生きものたちが繁殖にいそしんでいた。以前、アオリイカのことを書いたが、沈めてある木の枝には卵を産んでなくて、ホンダワラの根元に卵があった。
この写真のアオリイカの卵は、産卵から数週間経過している感じだが、中にはもうふ化してしまったかのような、つぶれている卵も目についた。

カニの求愛も見られた。オス(たぶん右)がメスをつかんで、求愛。機をみて交尾しようと懸命になっている。しばらく観察していたが、同じ体勢のまま岩の隙間に入り込んでしまって見えなくなった。
カワハギの仲間のヨソギのオスが、近くにいたメスに求愛中、別のオスが現われてオス同士で争いになった。そのとき撮ったのがこの写真。
ネンブツダイやクロホシイシモチが卵をくわえていたり、産卵間近なペアがたくさん見られた。これは卵をくわえたネンブツダイのオス。卵が見えるが、まだくわえたばかりのようだ。



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プロフィール

大方洋二
大方洋二○1942年 東京生まれ
高校時代にスノーケリングを始め、21歳にときに東亜潜水機(株)でスクーバダイビングの講習を受ける。同時に発売されたばかりのニコノスを手に入れ、独学で水中撮影を始める。
以来、会社勤めをしながら趣味として続け、39歳で退社してフリーの水中写真家になり、現在に至る。NHKの動物番組のコーディネーターも時折務める。日本自然科学写真協会会員。

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