期間限定の大物
ある時季になると、出現する大きな魚がいる。それも決まって同じ所に。その場所とは、奄美大島南部で最もよく知られている「嘉鉄」というポイント。そこは砂地に根が点在する環境で、「餌づけ根」「ケラマハナダイの根」など有名な根がある。
これが「ケラマハナダイの根」で、ここから50〜60m泳いだあたりの砂地に、その大物が休んでいることがあるのだ。
それは全長約3mのトンガリサカタザメ。サメとという名だが、実はエイの仲間だ。ちなみに、サメとエイの違いは、エラの位置。体の横にエラがあればサメで、腹側にあればエイということになる。
トンガリサカタザメは、体が大きいわりには憶病で、ダイバーの気配を感じるとすぐに逃げてしまう。この写真は、たまたま根のそばで休んでいたので、根の反対側から隠れながら近寄って写した。
トンガリサカタザメが奄美に現れるのは不思議なことに決まって6月で、しかも「嘉鉄」の先述した場所なのだ。これまで10回くらい遭遇したが、いずれもそうだった。この場所に来る理由は、いくつかあるようで、一つはホンソメワケベラにクリーニングされるためらしい。
鼻先にいるのがホンソメワケベラで、背ビレの近くにはコバンザメの姿が・・・。
10回遭遇したうち8回は単独だったが、あとの2回は2尾いた。そのことからもう一つの来る理由は、繁殖のためということも考えられるのではないだろうか。
残念ながらこのところは遭遇していない。その代わりアオウミガメが多くなった。このことは関係ないかもしれないが、またぜひ遭遇したいものだ。
コメント
お会いしたい・・・
投稿者: だま | 2007年07月10日 23:50