オオフエヤッコダイの色違い
細長い口が特徴のフエヤッコダイ。その近縁種にオオフエヤッコダイがいる。フエヤッコダイより体がやや大きいこと、さらに口が長いこと、頬のあたりに褐色の細かな斑点があることなどが相違点だ。
モルディブやグレートバリアリーフ、ミクロネシア、インドネシアなどでは普通に見られるが、日本では八重山諸島でしか見られないといわれている。これはモルディブで撮影したもので、口の長さがよくわかる。
オオフエヤッコダイは、どういうわけか色彩変異が見られる。それも褐色なのだ。ハワイやミクロネシアにわりと多いらしい。
ところが、沖縄の伊江島でオオフエヤッコダイの普通タイプと褐色タイプがペアでいるのに出会った。最初は目を疑ったが、特徴から間違いなかった。日本ではオオフエヤッコダイ自体珍しいのに、色違いが見られるとは思いもよらなかった。
インドネシアのメナドでは、褐色ではないものの、黄色の部分が茶色になりかかっている個体(写真)に出会った。これを見て、もしかしたら色を変えられるのかと思った。それにしても、本種よりも生息数が極端に多いフエヤッコダイには褐色の個体は見られないのに、いったいどうしてなのだろう。
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