ダイビング歴43年水中写真家・大方洋二の魚って不思議!

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奄美の写真

今回奄美で16DIVEしたうち、9DIVEがワイドレンズで撮影し、7DIVEは105mm&50mmのマクロレンズだった。今まで奄美ではマクロでの撮影が多かったので、ワイドは新鮮な感じがして今回は使用頻度が高かった。
嘉鉄という奄美南部の代表的なポイントは、今回海が荒れたことが多かったため、一度しか潜れなかった。大きな根の上にいるハマクマノミをワイドレンズで狙ってみた。たまたまヨスジフエダイがうしろにいたので、より鮮やかになった。

清水(せいすい)というポイントは何度か潜った。いつもサンゴの下にいるネムリブカ。狭い隙間からしか見えないので、ワイドレンズでは無理。105mmマクロで、ホンソメワケベラが口元に来たところを狙ってシャッターを切った。
大島海峡の中の油井というポイント。枝状サンゴが生育していて、その間にテンジクダイの仲間が大群をなしていた。全長約3〜4cmで何かの幼魚かと思ったのだが、調べたらウスモモテンジクダイということがわかった。全長5cmくらいになるらしい。
油井から数100m離れた久根津崎も似たような環境で、やはり枝状サンゴが多い。サンゴの先端で落ち着きがないアカメハゼがいた。注意深く見ていたら、産卵をしているところだった。生殖管が出ているのがおわかりだろう。アカメハゼはサンゴをかじって(たぶん)白くなったところに産卵する。



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プロフィール

大方洋二
大方洋二○1942年 東京生まれ
高校時代にスノーケリングを始め、21歳にときに東亜潜水機(株)でスクーバダイビングの講習を受ける。同時に発売されたばかりのニコノスを手に入れ、独学で水中撮影を始める。
以来、会社勤めをしながら趣味として続け、39歳で退社してフリーの水中写真家になり、現在に至る。NHKの動物番組のコーディネーターも時折務める。日本自然科学写真協会会員。

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