ジンベエザメよもやま話
現在ジンベエザメを飼育・展示しているのは美ら海水族館で3尾、海遊館1尾、かごしま水族館1尾の計5尾。いずれもオスとのこと。飼育技術の向上により、魚類最大のジンベエザメも水槽で見せられるようになったものの、繁殖生態を解明するまでには至っていない。
そんな折、今年の6月下旬、沖縄の読谷(よみたん)沖の定置網に5.2mのジンベエザメのメスが入ったのだ。
美ら海水族館入口にあるジンベエザメのモニュメント。
その個体は美ら海水族館に移送され、当面は海上のイケスで飼育し、いずれは展示する予定だという。世界初の繁殖を目指すため、調査・研究したい、と美ら海水族館は語っている。
美ら海水族館のジンベエザメ。
1996年9月号の『ナショナルジオグラフィック日本版』に、ジンベエザメの記事が載っていた。台湾でモリによって捕えられたメスのジンベエザメ(約10m)を学者らが解剖。二つの子宮から長さ40〜65cmの胚(はい・産まれる前の子のこと)がなんと300も見つかったという。
ナショナルジオグラフィックの記事。
繁殖生態が少しずつ解明している中、衝撃の写真がインターネットで配信された。ジンベエザメが輪切りにされていたのだ! 記事には、中国福建省沖の網にかかったもので、136万円の高値で取引された、とある。中国や台湾、フィリピンなどでは食用にしているのでしかたないが、ダイバーに大人気の魚だ。ワシントン条約のような保護するルールができないものだろうか。
9月14日に配信されたニュースの輪切りのシーン。
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