へコアユの活動場所
わりと警戒心が強いへコアユは、ガンガゼなどのそばにいることが安全なのを知っているのだ。天敵が来るとトゲの間に入ることもあるが、それでも危ないと感じると体を横にし、海底近くを急いで逃げる。これは日本での状況だが、海外では若干異なる。
(急いで逃げる。沖縄・慶良間諸島で撮影)
最初にマレーシアのマブールに行ったとき、日本では考えられない光景に驚いたことがある。
もちろん海外でもガンガゼの近くにいることはあるが、マブールで平坦な藻場にいたときには、こんな所にいて大丈夫なのか心配したほどだ。
(藻場に群れる大らかなへコアユ。マレーシア・マブールで撮影)
広々とした砂地にいることもある。移動の途中ではなく、明らかに砂地で餌をとっている雰囲気なのだ。これなども日本ではありえない。
(砂地のへコアユ。カイワリがあとを追う。インドネシア・レンベで撮影)
もうひとつ日本ではあまり見られないことは、海底からかなり離れて移動していること。フィリピンのリロアンや、インドネシアのレンベなどで何度か見ている。天敵に狙われやすいと思うのだが、よく見られるのだから平気なのだろう。へコアユに限らず、海外の魚はあまり警戒心がないようだ。
(中層を移動中。フィリピン・リロアンで撮影)
コメント
ヘコアユ、こないだの奄美でも見ました。ノンビリしているように見えるのですが、近づくとその分だけ逃げてしまうので、撮るのは大変でした。(笑) サンゴの上でしばらく採餌し、次のサンゴへと移動していくのですが、泳ぐときはやっぱり横になるのが面白いですね。
投稿者: 魚っちゃー | 2007年10月11日 12:50
へコアユに接近すると、必ずお腹を見せますよね。ナイフみたいな体型なので見えずらくしていることと、逃げる態勢なんですね。頭を上げばそのまま進めますから・・・。
投稿者: 大方洋二 | 2007年10月11日 14:20