ダイビング歴43年水中写真家・大方洋二の魚って不思議!

HOME > 海洋生物 > オニヒトデ > オニヒトデ駆除に新兵器

« 集合!奄美ツーショットの魚 | HOME | 魚の喧嘩 »

オニヒトデ駆除に新兵器

奄美に滞在しているときに、地元の新聞に気になる記事を見つけた。11月5日付の「南海日日新聞」の一面に「オニヒトデ駆除に新兵器」「薬剤注入で1500匹処理」という見出しがあった。

▽南海日日新聞の一面

P1010261.JPGその記事の横には、オニヒトデを駆除しているダイバーの写真も載っていた。記事によると、奄美群島サンゴ礁保全対策協議会がサンゴを食い荒らすオニヒトデ駆除対策の一環で、ダイバーが海中でオニヒトデに薬剤を注入して駆除する作業に取り組んだとのこと。

▽オニヒトデ。トゲには毒があって危険
Image1.hitode.jpg駆除を行ったのは奄美市名瀬の大浜沖。まだ試行段階というわりには、1500匹も駆除している。気になるのは薬剤が環境に悪影響があるのかどうか、ということだが、自然環境に影響を与えない成分が使われているという。これまでのように、カギ状の銛で刺してボートに上げる作業と比べるとはるかに楽なうえに効率的で、トゲに刺されることも少なくなる。また、薬剤を注入する道具の先端部分は管状で細長くなっているため、サンゴの奥に潜むオニヒトデも駆除できる長所がある。 おそらく今後はこの駆除方法に変わるものと思われるが、奄美の南部はすでにオニヒトデの姿はほとんど見かけなくなっている。もう少し早く導入されていれば、と悔やまれてならない。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.amaminchu.com/mt-tb.cgi/527

関連記事:

コメントを投稿

プロフィール

大方洋二
大方洋二○1942年 東京生まれ
高校時代にスノーケリングを始め、21歳にときに東亜潜水機(株)でスクーバダイビングの講習を受ける。同時に発売されたばかりのニコノスを手に入れ、独学で水中撮影を始める。
以来、会社勤めをしながら趣味として続け、39歳で退社してフリーの水中写真家になり、現在に至る。NHKの動物番組のコーディネーターも時折務める。日本自然科学写真協会会員。

カテゴリー

過去記事

2008年
2007年
2006年

過去記事一覧