ダイビング歴43年水中写真家・大方洋二の魚って不思議!

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シガテラ毒魚

先日、夕方のニュース番組で「築地のGメン」という特集があった。築地魚市場には全国からだけでなく、海外からも魚介類が集まってくる。食品の衛生および安全を守るため、チェックする検査官の話だ。その中で、有毒魚が誤ってよく入ってくるという。

▽バラハタ

barahata0001.JPG名前を挙げていたのはバラフエダイ、バラハタ、ドクウツボ、オニカマス、サザナミハギなどダイビングでよく目にする魚だ。

▽毒魚図鑑
P1010637.JPG本棚にあった『有毒魚介類携帯図鑑』(1997年・緑書房)を改めて見てみた。先述した魚の毒はシガテラと言われているもの。シガテラとは、熱帯および亜熱帯海域のサンゴ礁周辺に生息する毒魚によって起こる食中毒(フグ中毒は除く)の総称とのこと。
▽藻食性のサザナミハギ
Image3hagi.jpgシガテラ毒の起因となるのは、底生性渦鞭毛藻(うずべんもうそう)で、これが海藻に付着し、藻食性の魚が食べて毒が蓄積する。それを魚食性の魚が捕食して毒化する、とい食物連鎖によって広がるらしい。
▽ドクウツボ
Image1utubo.jpgシガテラ毒は地域差、個体差があるのが特徴で、ヒラマサもシガテラ毒魚に挙げられているが、普通に食べてる地域もある。一度でも食中毒が発生してしまうと、ブラックリストに載るようだ。

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プロフィール

大方洋二
大方洋二○1942年 東京生まれ
高校時代にスノーケリングを始め、21歳にときに東亜潜水機(株)でスクーバダイビングの講習を受ける。同時に発売されたばかりのニコノスを手に入れ、独学で水中撮影を始める。
以来、会社勤めをしながら趣味として続け、39歳で退社してフリーの水中写真家になり、現在に至る。NHKの動物番組のコーディネーターも時折務める。日本自然科学写真協会会員。

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