ダイビング歴43年水中写真家・大方洋二の魚って不思議!

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モルディブで見られる魚

インド洋にあるモルディブには、沖縄など太平洋にも分布している魚もいるが、太平洋では見られない魚もけっこう多い。今回はそのような魚を取り上げてみよう。

▽モルディブ アネモネフィッシュ

Image1anem.jpgまずは、モルディブの名を冠したクマノミで、モルディブ アネモネフィッシュ。腹ビレと尻ビレが黒いのが特徴で、センジュイソギンチャクに住む。モルディブとスリランカのみに分布する。

▽イエローバック フュージラー
DSC_0009.JPGウメイロモドキの仲間。よく似ているが、黄色の部分が幅広で目のすぐ上まである。黄色と青のコンビネーションは海中でもよく映える。
▽インディアン バナーフィッシュ
DSC_0273.JPGハタタテダイの仲間で、ツノハタタテダイと近縁種。ファントム バナーフィッシュともいう。モルディブからアンダマン海あたりに分布する。10尾前後の群れで岩陰などにじっとしていることが多い。
▽クイーン ラスのメス
0001-bera.jpgツユベラの近縁種で、習性もほとんど同じ。学名が何度か変更になったが、最近の図鑑ではCoris frereiで落ち着いている。混乱した原因は、成長の段階で体色・斑紋が変化するため。この個体は全長約25cmでメス。オスはさらに大きく(約50cm)なり、体色・斑紋も変わる。
▽クイーン ラスの幼魚
Image1-you.jpgクイーン ラスの幼魚で、ツユベラの幼魚にそっくり。だが、よく見ると、背ビレに丸い黒斑があるので区別できる。実はこの写真は15年前のもので、パッセージ5の水深4〜5mで撮影した。今回幼魚には出会えなかったが、成魚は奇遇にも15年前に幼魚を撮影した、まったく同じ場所に現れてくれた。

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プロフィール

大方洋二
大方洋二○1942年 東京生まれ
高校時代にスノーケリングを始め、21歳にときに東亜潜水機(株)でスクーバダイビングの講習を受ける。同時に発売されたばかりのニコノスを手に入れ、独学で水中撮影を始める。
以来、会社勤めをしながら趣味として続け、39歳で退社してフリーの水中写真家になり、現在に至る。NHKの動物番組のコーディネーターも時折務める。日本自然科学写真協会会員。

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