ダイビング歴43年水中写真家・大方洋二の魚って不思議!

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2008年08月26日

ウツボのペア

ウツボ類は常に口を開け、鋭い歯を見せているので怖いイメージがある。しかし意外かもしれないが、実際には憶病だ。大抵は単独でいるが、ごく稀に同じ隙間から2尾で顔を出していることもある。

▽仲良しのウツボ。顔も幸せそう。富戸にて

Image1-utu.jpg2尾でいるのは珍しいだけでなく、明らかに単独のときより優しい顔になっている。ウツボのペアを見たのは、おそらくこのときだけだろう。

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2008年08月18日

ド迫力・海中のクジラ

18日にタヒチから無事帰国した。今回はタヒチ島の南に位置するオーストラル諸島のひとつ、ルルツ島に行った。この時季この島に南氷洋からザトウクジラが、出産や子育てのためにやって来る。北半球ではハワイが有名だが、現在ホエールスイミングができるのはトンガとルルツだけ。どちらもスノーケリングでしかできないが…。

▽断崖が続くルルツ島

RIMG0059.JPGまずは8名乗りくらいの小型ボートで海に出て、クジラのブローを探す。ルルツは断崖が多いので、クジラにとっては住みやすいようで、数はけっこう多い。ただ今年から潜ることは禁止になったので、水面からしか観察・撮影ができない。

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2008年08月09日

6度目のタヒチ

11日からタヒチに行く。過去5回は、ピースボートがらみ。別の国から客船(ピースボート)に乗船し、1〜2週間航海してタヒチで下船。あるいはタヒチまで飛行機で行き、ピースボートと合流し、日本まで航海、というパターンが多かった。もちろん、時間があればタヒチでダイビングをした。

▽タヒチの海の玄関のパペーテ港

Image2-p.jpg今回はピースボートとは関係なく、ダイビング仲間9名とプライベートのツアーだ。とはいってもタンクは使わない。

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2008年08月05日

続・特異な生態のスズメダイ

前回は、インドネシア(メナド)とグレートバリアリーフのスパイニークロミスを取り上げ、地域による色彩変異があると書いた。次に訪れたのはパプアニューギニア(PNG)だが、国土が広いうえにダイビングエリアも多いため、4回取材している。

▽ダイビングエリアが多いパプアニューギニア

DSC_0485.JPG左の地図で、右下に突き出ているのがニューギニア島。白丸がついている所が訪れたダイビングエリアで、左上がマダン、右上がキンベ(ワリンディ)、左下がロロアタ、右下がアロタウだ。

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2008年08月02日

特異な生態のスズメダイ

全世界で300種以上知られているスズメダイ科の魚。そのほとんどは卵の保護はするものの、ふ化と同時に終了する。稚魚が浮遊生活するからだ。ところが、たった1種だけ例外がある。スパイニークロミスで、ふ化後も一定期間両親と一緒に暮らす。

▽スパイニークロミス(GBR)

Image1-sp.jpgフィリピンからグレートバリアリーフ(GBR)にかけての熱帯域に分布するこのスズメダイを知ったのは、約20年前に出版された『魚の子育てと社会』(桑村哲生著、海鳴社刊)。グレートバリアリーフで学者が観察した記録と、子供を守っているイラストが描かれていた。海水魚では親子でいる姿を見ることができないので、いつかはぜひ撮影したいと思っていた。

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プロフィール

大方洋二
大方洋二○1942年 東京生まれ
高校時代にスノーケリングを始め、21歳にときに東亜潜水機(株)でスクーバダイビングの講習を受ける。同時に発売されたばかりのニコノスを手に入れ、独学で水中撮影を始める。
以来、会社勤めをしながら趣味として続け、39歳で退社してフリーの水中写真家になり、現在に至る。NHKの動物番組のコーディネーターも時折務める。日本自然科学写真協会会員。

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