ダイビング歴50年水中写真家・大方洋二の魚って不思議!

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柏島撮影記(最終回)

小さな根に小魚が群れていた。透明感があるので、キンメモドキかスカシテンジクダイだと思った。ところが、画像を見ると尾ビレのつけ根に黒点がある。

▽ハナミノカサゴが狙っている

DSC_0887.jpgということは違う種…。どうやらクロホシイシモチの幼魚のようだ。根にはハナミノカサゴが5〜6尾いて、浮かんで追いかけたり、岩陰で待ち伏せしていた。

▽ユニークなキンチャクダイの顔
0021.jpgキンチャクダイがエサを食べていた。ゆっくり近づき、レンズを向ける。気になるのか、たまにレンズを見るが、食欲には勝てず、また食べる。でも気になってしかたがない感じだった。
▽黄色い口が特徴のアデウツボ
0028.jpgアデウツボがいた。生息数はそう多くないウツボで、これまでは奄美大島でしか見ていない。口の中が黄色いのが大きな特徴だ。
▽白っぽくなったコブダイのオス
DSC_1715.jpgコブダイも現れた。もともと冷たい水を好むので、深い所にいたようだ。メス1尾と大きさが異なるオスが2尾の計3尾。体が大きなオスは、メスにアピールするためか、白っぽくなっている。そして少し小さなオスを追い払った。
▽メジナの大群
DSC_01725.jpg圧巻だったのはメジナの大群。大きな根に潮が当たっていたため、そこに集まっていた。近寄ると移動するが、すぐに戻ってくる。上にはキビナゴが群れ、それを狙って10尾くらいのカンパチもやって来て、とにかく興奮した。明日からはバリ経由でフローレス島に渡り、コモド諸島ダイブクルーズに乗る。2航海なので、帰るのは半月後だ。



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プロフィール

大方洋二
大方洋二○1942年 東京生まれ
高校時代にスノーケリングを始め、21歳にときに東亜潜水機(株)でスクーバダイビングの講習を受ける。同時に発売されたばかりのニコノスを手に入れ、独学で水中撮影を始める。
以来、会社勤めをしながら趣味として続け、39歳で退社してフリーの水中写真家になり、現在に至る。NHKの動物番組のコーディネーターも時折務める。日本自然科学写真協会会員。

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