ダイビング歴50年水中写真家・大方洋二の魚って不思議!

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奄美の海中(最終回)

最終回は黒崎東というポイントで締めくくりたい。ブイの下は水深5〜6mで、沖に向かって斜面になっている。水深20m付近で緩やかな砂地に変わる。

▽ところどころに鮮やかなヤギ類が見られる

kuro_1727.JPG砂地にはハゼ類やジョーフィッシュが生息し、小さな根には色鮮やかなヤギ類、ウミカラマツなどが付着している。

▽粘っていると、エビが乗ることも
kuro_0931.jpg10月に潜ったときに、クマノミをクリーニングするエビが同じイソギンチャクに住んでいるのを発見したので、迷わずそれを見に行く。ヤル気満々のエビに対してクマノミはウザイという感じ。でも時折エビに身を任せることがある。
▽つぶらな瞳のハマクマノミ
kuro_0938.jpg水深24mほどなので、あまり粘れない。後ろ髪引かれる思いで、12mくらいの所にある根に向かう。ハマクマノミの若魚がいた。こっちを見る瞳が魅力的だったので、できるだけ損なわないように撮影した。
▽そろそろコブシメの繁殖の季節だ
kuro_1731.JPG別の被写体を探していると、コブシメに出会った。岩陰で保護色になっている。近づくと気づいて逃げ出した途端に体の色が急に白っぽく変わった。中層ではこの方が目立たないのを知っているのだ。
▽大きく口を開けてエサを食べるグルクマ
kuro_2596.jpg安全停止をしようとしたとき、水面をグルクマの群れが疾走していた。なぜか他のポイントではあまり見られないが、ここでは毎回遭遇する。プランクトンを食べるため大きな口を開けるが、アゴがはずれたように見えておもしろい。



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プロフィール

大方洋二
大方洋二○1942年 東京生まれ
高校時代にスノーケリングを始め、21歳にときに東亜潜水機(株)でスクーバダイビングの講習を受ける。同時に発売されたばかりのニコノスを手に入れ、独学で水中撮影を始める。
以来、会社勤めをしながら趣味として続け、39歳で退社してフリーの水中写真家になり、現在に至る。NHKの動物番組のコーディネーターも時折務める。日本自然科学写真協会会員。

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