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クマノミ、29番目の新種!?

ナショナルジオグラフィック日本版 '10年1月号に「クマノミ 人気者の宿命」という記事が掲載された。その中で、センセーショナルなことが…

▽ナショナルジオグラフィックの記事

P1040671.JPGオーストラリアの魚類学者ジェラルド・アレン博士らが、'08年7月 フィジーに生息するクマノミを新種と断定した、との記述があったのだ。しかし写真はなく、一体どんなクマノミなのか気にはなっていた。

▽オーソドックスなレッド&ブラック(インドネシア)
komo_0909.jpgクマノミ類はかなり研究されているので、新種を発見するのはきわめて難しい。雑種か地域変異だろうと思って調べてみた。そうしたら、以前から生息していたレッド&ブラックアネモネフィッシュだった…。周知のとおり、このクマノミは地域変異が顕著だ。一番オーソドックスなタイプはインドネシアのだろう。
▽ミクロネシアのものはずいぶん黒っぽい(グアム)
guam1.jpgミクロネシアのものはハマクマノミを黒っぽくしたようで、ダスキーアネモネフィッシュとも呼ばれている。
▽これもレッド&ブラック(ニューカレドニア)
newca3.jpgニューカレドニアのものは、黒の部分が少ない。最初は点で、老成すると広がっていくようだ。
▽新種になったフィジーバルべりアネモネフィッシュ
fiji2.jpgフィジーのものはオレンジと白帯のみ。黒い部分がなく、確かに他の海域のものとは異なる。学名はAmphiprion barberi (英名Fiji barberi crownfish)。しかし形態に差がないことから、新種は微妙とする意見もある。では体色の違いが決め手になっているのだろうか。そうすると、あれもこれも「新種」になってしまう。分類については素人なのでわからないが、かなり難しい… 



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コメント

本当に、色々なクマノミがいるんですね。
そして、新種♪益々覚えるのが大変になってきます(笑)

先日、国立科学博物館へ行ってきました。
天皇陛下様の、ハゼ研究はビックリでした。
でも・・・
天皇陛下様も、Divingされるのかな??

keiさん

天皇陛下はDivingしません。
まぁ、するとなったら警護が大変でしょうが…
分類がご専門なので、必要ないのかもしれません。
でも宮内庁内の生物研究所には、ハゼの研究者が何名かいらっしゃいます。
どこかに新種らしきハゼがいるとなれば採集に行くようです。
また、水槽もあって珍しいハゼが泳いでいた、という話も聞いたことがあります。

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プロフィール

大方洋二
大方洋二○1942年 東京生まれ
高校時代にスノーケリングを始め、21歳にときに東亜潜水機(株)でスクーバダイビングの講習を受ける。同時に発売されたばかりのニコノスを手に入れ、独学で水中撮影を始める。
以来、会社勤めをしながら趣味として続け、39歳で退社してフリーの水中写真家になり、現在に至る。NHKの動物番組のコーディネーターも時折務める。日本自然科学写真協会会員。

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