ダイビング歴50年水中写真家・大方洋二の魚って不思議!

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50日ぶりの奄美(1)

奄美に行っていた。特に何を撮ろうという目的はなかったが、魚たちはいつも予期せぬドラマを見せてくれる。

▽左奥にメスが住むイソギンチャクが('09年12月)

ama_1688.jpg昨年12月にクマノミのオスとメスが1尾ずつになったイソギンチャクがあった。その距離はたったの4m。どうしても意識してしまう近さだ。

▽ペアになっていたクマノミ
ama_001.jpg結果は目に見えていたのだが、今回めでたくペアになっていた。オスがメスの方に移動していたのだ。オスがいなくなったイソギンチャクは、岩穴の中で縮んでいて、瀕死の状態。守るものがいなくなるとこうなる、というサンプルを見ているようだった。
▽10数尾のオキスズメダイがいた
ama_002.jpg砂地の沖合いに小さなサンゴがあり、そこにオキスズメダイが10数尾群がっていた。珍しいスズメダイで、あまり見かけないので、こんなに群れていたのには驚いた。
▽日本ではあまり見られないオキスズメダイ
ama_003.jpgオキスズメダイは、体色をよく変化させる。薄茶と灰色が混じったような色かと思えば、水色っぽくなることもある。
▽群れで現れたツノダシ
ama_004.jpg海が荒れたときに内海のポイントで潜ったら、ツノダシの群れが出現した。奄美では2〜3回ツノダシの群れに出くわしたが、いつもマクロレンズ付きのカメラだった。今回初めてワイドレンズで撮ることができた。
▽ツノダシが群れるのは産卵のためらしい
ama_005.jpgツノダシが群れるのは繁殖のためと考えられているが、詳しいことはわかっていない。ツノダシの群れで有名なのはパラオやハワイだが、年々気象の変動などで出現の時期がずれたり、群れの規模が小さくなったりしているらしい。



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コメント

先生が50日ぶりの奄美・・・ということは、
keiも、同じ50日ぶりなんだぁっと改めて思いました(#^.^#)
今回も、一緒に潜っていただいてありがとうございました。
ツノダシは奄美に行くのが1日違いで見れなくて残念でしたが
来年はまたこの時期を狙って見れたらいいなぁって思います。

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プロフィール

大方洋二
大方洋二○1942年 東京生まれ
高校時代にスノーケリングを始め、21歳にときに東亜潜水機(株)でスクーバダイビングの講習を受ける。同時に発売されたばかりのニコノスを手に入れ、独学で水中撮影を始める。
以来、会社勤めをしながら趣味として続け、39歳で退社してフリーの水中写真家になり、現在に至る。NHKの動物番組のコーディネーターも時折務める。日本自然科学写真協会会員。

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