ダイビング歴50年水中写真家・大方洋二の魚って不思議!

HOME > ポイント > 奄美大島南部 > 50日ぶりの奄美(2)

« 50日ぶりの奄美(1) | HOME | 50日ぶりの奄美(3) »

50日ぶりの奄美(2)

大島海峡の奥にあるポイントにも行った。いわゆる内海で、独特の生態系が見られる。やや濁っているものの、流れもなく穏やかなので、ストレスを感じることなく撮影に集中できる。

▽サンゴがひしめく内湾のポイント

ama_103-001.jpgサンゴの群落もあり、シリキルリスズメダイやキイロサンゴハゼ、ネオンテンジクダイなど内湾性の魚が多く生息している。

▽知恵の輪のように絡んだ死滅サンゴ
ama_103-002.jpg枝状サンゴの光景を撮影しようとしたとき、死滅しているサンゴの枝が引っかかっているのに気づいた。邪魔なので取ろうとしたが抜けない。数年前に死滅サンゴが何かの拍子に引っかかり、生きているサンゴはそのまま成長して取り込んでしまったようだ。
▽内海でよく見られる枝状サンゴ
ama_103-003.jpg死滅サンゴを折って取り除き、撮影したのがこの写真。一番手前の所に死滅サンゴは引っかかっていた。
▽ヤスジチョウチョウウオの幼魚
ama_103-004.jpgサンゴの隙間を丹念に見るのも楽しみだ。チョウチョウウオ類の幼魚が暮らしていることが多いからだが、このときはヤスジチョウチョウウオの幼魚がいた。昨年10月にも発見しているので、これで奄美では2例目になる。
▽リュウキュウイソバナとハリセンボン
ama_103-005.jpgこのポイントにはリュウキュウイソバナも群生している。比較的浅い所なので、肉眼でも鮮やかな赤に見える。チョウチョウウオ類が写り込めば絵になるのだが、あいにくハリセンボンしかいなかった。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.amaminchu.com/mt-tb.cgi/1542

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

プロフィール

大方洋二
大方洋二○1942年 東京生まれ
高校時代にスノーケリングを始め、21歳にときに東亜潜水機(株)でスクーバダイビングの講習を受ける。同時に発売されたばかりのニコノスを手に入れ、独学で水中撮影を始める。
以来、会社勤めをしながら趣味として続け、39歳で退社してフリーの水中写真家になり、現在に至る。NHKの動物番組のコーディネーターも時折務める。日本自然科学写真協会会員。

過去記事

2010年
2009年
2008年
2007年
2006年

過去記事一覧

[admin] [ed]