ダイビング歴50年水中写真家・大方洋二の魚って不思議!

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50日ぶりの奄美(3)

2月末日の3本目に潜ったポイントは奄美を代表する所。砂地にある根にはハタンポやヨスジフエダイ、クマノミ、オトメベラ、ユカタハタなどおなじみの魚が見られる。

▽根に住み着いてるヨスジフエダイの若魚

ama_102-006.jpg安全停止を終えてボートに戻る途中、漂うゴミのような魚を見つけた。3cmくらいで細長い。撮影したが、揺れるのでピントが合わない。もしかしたらと、手づかみしたら捕えることができた。

▽新種だったかもしれないヨウジウオの仲間
ama_102-007.jpgホテルに持ち帰り、改めて皿に入れて撮影。首の辺りから細長いヒレのようなものが出ていたり、尾ビレもちょっと変わっている。でも顔がヨウジウオっぽいので、海に返してしまった。でも新種だったら、とちょっぴり後悔。なぜならヨウジウオの新種を発見し、和名を「オオカタヨウジ」とシャレで付けたいと思っているからだ。
▽婚姻色でメスにアプローチするケラマハナダイのオス
ama_102-008.jpg27日の3本目目も同じポイントに潜ったとき、ケラマハナダイが産卵していた。オスが婚姻色になり、メスにアプローチする。そのうち互いに寄り添い、放卵・放精する。しかし動きが速すぎて、その瞬間は撮影できない。婚姻色になったオスしか撮れなかった。
▽「夜の色」になったフタスジリュウキュウスズメダイ
ama_102-009.jpgその後、サンゴのそばに行ったらミツボシクロスズメダイが群れていた。だがなんか変。よく見るとフタスジリュウキュウスズメダイだった。白い斑紋が出ていたし、黒帯が薄くなっていたので間違えたのだが、薄暗かったので夜の斑紋に変わっていたようだ。
▽ヨツメトラギスのメス
ama_102-010.jpg別の日、別のポイントでヨツメトラギスを見つけた。数種生息するトラギス類の中では少ない部類に入る。どうして「ヨツメトラギス」という和名なのかは、オスを見なければわからない。
▽「ヨツメ」の由来になったオス
ama_102-011.jpgこちらがオスで、本物の目のうしろに目玉模様がある。しかも本物よりよく目立つ。こうした目玉模様はヒレに入っている場合が多く、体にあるのは珍しい。

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コメント

ヨウジウオの仲間・・・。
kei も、大興奮しました(笑)
標本にするとばかり思っていたのに、海に返しちゃった時は
「残念・・・。」って思いました。

keiさん
ちょっと失敗したかな。

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プロフィール

大方洋二
大方洋二○1942年 東京生まれ
高校時代にスノーケリングを始め、21歳にときに東亜潜水機(株)でスクーバダイビングの講習を受ける。同時に発売されたばかりのニコノスを手に入れ、独学で水中撮影を始める。
以来、会社勤めをしながら趣味として続け、39歳で退社してフリーの水中写真家になり、現在に至る。NHKの動物番組のコーディネーターも時折務める。日本自然科学写真協会会員。

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