ダイビング歴50年水中写真家・大方洋二の魚って不思議!

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真夏の座間味(3)

3日目(11日)は快晴。ようやく真夏らしい青空が広がった。1本目は嘉比島の北側で、ガヒ前とかガヒ北と呼んでいるポイント。砂底にはヤシャハゼが生息していることで有名。

▽広くて気持ちいい「海底砂漠」

zama_100763.jpg沖は海底砂漠というポイントになっていて、見渡す限り砂地が広がっている。この辺りの砂地にはベラギンポの仲間が多く生息しているが、今回は中層を群れで移動していた。移動は珍しいので追ってみる。

▽砂に潜ることもあるベラギンポの仲間
zama_080547.jpgなかなか近寄れないうえ、かなり速いので撮影できなかったが、一旦止まってホバリングしたかと思ったら、今度はまとまって一斉に斜め上方へダッシュして行った。距離があったので、確かなことはいえないが、産卵かもしれない。
▽神秘的な光芒も洞窟ダイビングの魅力
zama_100782.jpg 2本目は屋嘉比島の北側にある「ヤカビ洞窟」というポイント。サンゴ礁の切れ目にできた自然の洞窟をくぐるコースで、隙間から射し込む光が神々しく見える。洞窟の中では、暗い所が好きなアカマツカサも見られた。
▽きれいな模様のモンツキカエルウオ
zama_1007493.jpg洞窟を出ると、サンゴ礁を巡りながら浅瀬に向かう。水深1~2mの浅瀬に住む、モンツキカエルウオに会うためだ。穴を住みかにしているが、コケを食べに穴から出ている個体もいたり、穴の中で卵を世話している個体もいて、合計4個体見ることができた。
▽卵の世話に余念がないカクレクマノミ
zama_1007512.jpg 3本目に潜ったのは「アゲナシクの送電線」。かなり流れていたため、通常のコースに行けなかった。気になっていたカクレクマノミを見ると、卵を世話していた。流れでイソギンチャクがめくれ、卵がむき出しになっている。そのせいで食べられたのか、少ない感じがした。
▽産卵中のクマノミ
zama_1007517.jpgブイの所に戻ると、みんながクマノミを見ている。アラビアハタゴイソギンチャクに住む黒いタイプのクマノミが、産卵中だったのだ。そろそろ終りのようで、赤い卵がびっしりと岩の壁面に産み付けられていた。



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コメント

海底砂漠・・・。
凄く綺麗ですね♪
そして、モンツキカエルウオ(#^.^#)可愛い♡
洞窟へ差し込む光。なんとも神秘的でジーっと見てしまいます。
クマノミの産卵も神秘的です。
沢山の稚魚が成長して私達の眼を楽しませてもらえる日が楽しみですね。

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プロフィール

大方洋二
大方洋二○1942年 東京生まれ
高校時代にスノーケリングを始め、21歳にときに東亜潜水機(株)でスクーバダイビングの講習を受ける。同時に発売されたばかりのニコノスを手に入れ、独学で水中撮影を始める。
以来、会社勤めをしながら趣味として続け、39歳で退社してフリーの水中写真家になり、現在に至る。NHKの動物番組のコーディネーターも時折務める。日本自然科学写真協会会員。

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