ダイビング歴50年水中写真家・大方洋二の魚って不思議!

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真夏の座間味(6)

6日目(14日)は最終日。再び「ハートランド」で潜ることに。ダイビングボートは、お客さんが大勢のときは大型の「セティウス」だが、今日は少人数なので、最近導入した中型の「ゆきぼーと」。

▽最も深い所にある根。小魚が群れていた

zama_1007467.jpg座間味在住の「キンドン」と「アースー」(うみまーる企画)のお二人が来てくれ、3本一緒に潜ることができた。1本目はニシハマ北というポイントで、砂地の斜面が広がっていて、水深約28mの所に小さな根がいくつかある。

▽エビにクリーニングされるカシワハナダイ
zama_1007699.jpg小さなカクレエビの仲間が、ミツボシクロスズメダイやナガサキスズメダイをクリーニングしている所があった。カメラを構えて待っていたら、カシワハナダイがやってきてエビのクリーニングを受けていた。
▽ポイントにアンカーを降ろした「ゆきぼーと」
zama_1007498.jpg2本目は屋嘉比島北の「ヤカビサンゴ」で、今回2回目。エントリーして水面からボートを半水面撮影。下がサンゴ礁でやや深かったために光の反射がなく、海中が暗くなってしまった。
▽ハマクマノミがいっぱい
zama_1007220.jpgサンゴのきれいな所を回り、ヒオドシベラやリュウキュウキッカサンゴの群落を撮り、最後はハマクマノミがたくさんいる所。ハマクマノミの若魚が10数尾と、普通のクマノミの若魚や幼魚が数尾、まとまって暮らしている。クマノミの独身寮といったところだろうか。
▽サンゴをかじるゴマモンガラ。この直後襲ってきた
zama_100762.jpg3本目は嘉比島のブツブツサンゴ。表面がぶつぶつに見えるコモンシコロサンゴが群生しているため、誰からともなくそう呼んで定着してしまった。ゴマモンガラがサンゴをかじっていたので、接近して撮影。しつこく撮っていたら、怒りだして突進してきた。卵を守っていなくても、歯をむき出して攻撃してくることがあるので気をつけよう。
▽産卵中のモンスズメダイ
zama_10073.jpgモンスズメダイが産卵していた。このスズメダイは、砂地を産卵床にするため、オスが邪魔な小石などをくわえてどかしたり、砂を尾ビレで掃いてならしたりする。丸く土俵のような感じになると完成で、メスを誘って産卵する。



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プロフィール

大方洋二
大方洋二○1942年 東京生まれ
高校時代にスノーケリングを始め、21歳にときに東亜潜水機(株)でスクーバダイビングの講習を受ける。同時に発売されたばかりのニコノスを手に入れ、独学で水中撮影を始める。
以来、会社勤めをしながら趣味として続け、39歳で退社してフリーの水中写真家になり、現在に至る。NHKの動物番組のコーディネーターも時折務める。日本自然科学写真協会会員。

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