カレイの仲間の生息場所は、主に砂地。保護色をしているので、天敵から身を守れるというメリットがある。
▽砂地以外にいることが多いモンダルマガレイ(慶良間)

ところが、ダルマガレイ科のモンダルマガレイは、砂地よりも岩場やガレ場を活動域にしている。
▽ストロボ光に驚いて泳ぎだす瞬間(バリ)

モンダルマガレイは目の間隔が広く、体には青いリング状の模様があるのが特徴。こうした複雑な模様は、砂地よりもサンゴ混じりの岩場にいるほうが目立たないのだろう。稀に砂地に移動することもあるが、そうしたときには砂に似た体色に変化する。
▽かなりの距離を移動する(奄美)

また、モンダルマガレイはよく泳いで移動する。他のダルマガレイ科は砂地スレスレを滑るように移動するのに対し、本種はけっこう高く浮かんで移動する。
▽時には近寄って来ることも(慶良間)

移動中のモンダルマガレイに何度も遭遇している。その都度撮影しているので、調べてみたら慶良間で3回、奄美で2回、バリで1回だった。モンダルマガレイ自体そんなに出会わないので、確率的には相当高い。
▽興奮すると青いリング状模様は濃くなる(慶良間)

泳ぐときにはヒレを立てる。背ビレに見えるが、実は胸ビレ。オスのほうがやや長い。泳いでいるときは天敵に狙われやすいはずだが、同科の中では大型なので遊泳力に自信があるのだろう。とにかく、カレイの仲間では特異な存在だ。
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