ダイビング歴50年水中写真家・大方洋二の魚って不思議!

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未だ参考になる機関誌

昔「I.O.P DIVING NEWS(伊豆海洋公園通信)」という、機関誌があった。発行は(株)伊豆海洋アカデミー。日本フィッシュウォッチングクラブの会員や研究機関への配布用で、'90年3月から'04年12月まで刊行されていたと記憶している。

▽I.O.P DIVING NEWS

iop-001.JPG魚類の情報や学術的な記事も多く載っていて、月1回送られてくるのが楽しみだった。当時ダイビング誌のコラムを連載していたので、引用させてもらうことも多々あった。今読み返しても実におもしろいので、今後も活用させてもらうつもりだ。

▽交雑種らしい魚
iop-002.jpgだいぶ前の話だが、'01年4月に八丈島へ撮影に行った。八重根というポイントで、変なミギマキを撮った。しばらく観察していたら、ミギマキとタカノハダイそれぞれの特徴がある。おそらく交雑種だろうと思った。
▽交雑種が載っていたI.O.P DIVING NEWS
iop-003.JPGその翌年、「I.O.P DIVING NEWS」'02年7月号にミギマキとタカノハダイの交雑種が載っていた。撮影者は八丈島でダイビングサービスを営んでる加藤昌一氏。撮影場所は八重根。模様などを見比べると、明らかに同一個体。撮影年月は'93年12月と書かれていた。
▽尾ビレが伸びていたのには驚いた('01年4月)
iop-004.jpg少なくとも8年は生きていたことになる。それも同じ場所で。見比べて変化しているところがあった。尾ビレで、先端が伸びている。欠損部分が再生することを知ったのだが、この機関誌がなければわからなかったことだ。

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プロフィール

大方洋二
大方洋二○1942年 東京生まれ
高校時代にスノーケリングを始め、21歳にときに東亜潜水機(株)でスクーバダイビングの講習を受ける。同時に発売されたばかりのニコノスを手に入れ、独学で水中撮影を始める。
以来、会社勤めをしながら趣味として続け、39歳で退社してフリーの水中写真家になり、現在に至る。NHKの動物番組のコーディネーターも時折務める。日本自然科学写真協会会員。

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