ダイビング歴50年水中写真家・大方洋二の魚って不思議!

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2012年03月11日

シロボシスズメダイの分布

海洋学者の故・ジャック・モイヤー氏が、昔ダイビング雑誌「ダイビングワールド」にコラムを連載されていた。「Dear My Ocean」というタイトルで、毎回楽しみにしていてずいぶん参考にさせていただいた。

▽人気だったコラム「Dear My Ocean」

shirobo-001.JPG'94年7月号は、分布域の狭い種について書かれていた。それはシロボシスズメダイ、オナガスズメダイ、ウスバノドグロベラの3種で、読者に情報を求めていたのだ。

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2012年01月12日

並はスゴイ!

並とは普通とか、良くも悪くもないということだが、魚ではナミスズメダイ、ナミハタ、ナミウツボ、ナミフエダイなどがナミと付く。ナミスズメダイ以外はさほど普通ではない。

▽内湾のサンゴ礁で多く見られる(奄美大島)

nami-001.jpgナミスズメダイは、サンゴ礁域ではどこでも見られるほど生息数が多い。特に流れがなく穏やかな海域でよく見られる。

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2010年12月20日

オオフエヤッコダイを探せ!

奄美や慶良間でフエヤッコダイに出会うと、必ずチェックする。吻の長さと、頬のあたりだ。なぜかというと、フエヤッコダイと近縁でレアなオオフエヤッコダイではないかと思うから…

▽フエヤッコダイ(慶良間諸島)

hue-2.jpgフエヤッコダイも吻は長いが、オオフエヤッコダイはさらに長いので、見るとすぐにわかる。

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2009年11月10日

山吹色のスズメダイ

ヤマブキスズメダイを見ると、ついレンズを向けてしまう。色がきれいでヒレを広げたときの形に魅せられるのだが、長年通っている沖縄・慶良間諸島には少ないので、反動なのかもしれない。

▽ヒレを広げると魅力が倍増のヤマブキスズメダイ(奄美)

DSC_0150_1.jpg生息場所はドロップオフの壁付近で、近くにヤギ類、イソバナ類、ウミカラマツ類などソフトコーラルがあることが条件になる。というのも、繁殖のときはそれらを利用するからで、場合によっては隠れ家にもなるからだ。

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2009年02月04日

ダツについて

昨夜テレビのニュース番組の中で「殺人魚VS漁師」という特集があった。穏やかではない魚とはいったい何なのかと思っていたら…ダツだった。

▽小魚をエサにするダツ(沖縄・伊江島)

datu1.jpg確かに鋭い口先なので危険な魚かもしれないが、習性さえ知っていればそれほど恐ろしい魚ではない。

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2007年08月20日

オオフエヤッコダイの色違い

細長い口が特徴のフエヤッコダイ。その近縁種にオオフエヤッコダイがいる。フエヤッコダイより体がやや大きいこと、さらに口が長いこと、頬のあたりに褐色の細かな斑点があることなどが相違点だ。
モルディブやグレートバリアリーフ、ミクロネシア、インドネシアなどでは普通に見られるが、日本では八重山諸島でしか見られないといわれている。これはモルディブで撮影したもので、口の長さがよくわかる。

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プロフィール

大方洋二
大方洋二○1942年 東京生まれ
高校時代にスノーケリングを始め、21歳にときに東亜潜水機(株)でスクーバダイビングの講習を受ける。同時に発売されたばかりのニコノスを手に入れ、独学で水中撮影を始める。
以来、会社勤めをしながら趣味として続け、39歳で退社してフリーの水中写真家になり、現在に至る。NHKの動物番組のコーディネーターも時折務める。日本自然科学写真協会会員。

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