ダイビング歴50年水中写真家・大方洋二の魚って不思議!

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2012年04月29日

奄美・リサーチダイビング(3)

今回は砂底を移動することが多かったため、写真も砂地に生息する生物がほとんど。前回のオキスズメダイもそうだった。

▽ジュズダマイソギンチャクに住むクマノミ

suna-001.jpgジュズダマイソギンチャクも砂地に生息するという特徴がある。そこに住むクマノミは大抵幼魚だが、なぜか1尾は成魚だった。

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2012年04月27日

奄美・リサーチダイビング(2)

今回10本潜ったうち、9本がミステリーサークルの探索だった。何度も潜ったポイントKとSのサークルのそばに、たまたまオキスズメダイがいた。

▽砂底に生息するオキスズメダイ

oki-001.jpgオキスズメダイは、砂地にある小さな根に生息する。稀種で、奄美以外では見た覚えがない。ちなみに、山と渓谷社の『日本の海水魚』には載っていない。

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2012年04月25日

奄美・リサーチダイビング(1)

久々に奄美へ行った。目的はリサーチ。毎年初夏になると砂地に円形の模様ができる。それを我々はミステリーサークルと呼んでいるが、誰がつくっているのかは謎。少しずつ解明してきているが…

▽ハイビスカス

sa-001.JPGミステリーサークルは、これまで5月は確認しているが、4月はうわさだけで実際には見ていない。ということでリサーチしたのだ。

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2012年01月02日

辰年にちなんで

明けましておめでとうございます。辰年ということで、タツがつく魚を集めてみた。

▽ハナタツ

tatu-001.jpgまずはタツノオトシゴの仲間ハナタツ。西伊豆の土肥で撮影。

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2011年05月23日

奄美・ベストショットキャンペーン

14日より「マリンステイション奄美」で開催中のベストショットキャンペーン。期間中にフォトクリニックを行うため、27日に出発する予定でいた。しかし諸事情により、明日24日出発して6月2日まで滞在ということになった。

▽キャンペーン用チラシ

best-0001.jpgこれがキャンペーンのチラシだが、手違いでずいぶん若いときの顔写真が使用された。サギと思われても困るので、現在の写真を加えたのが左!

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2011年05月07日

ユニセックスな魚たち

スミレナガハナダイの主な生息場所は、外洋のドロップオフ。オスが数尾のメスを従えるハレムを形成する。オスの体色は赤紫で、ピンクの四角い模様がある。メスは全体が明るいオレンジ色。オスが姿を消すとメスが性転換する。

▽中間的な色合いのスミレナガハナダイ

ama_11041.jpg今回奄美のあるポイントで、体色がオスとメスの中間の個体がいた。周辺には同種はいない。なだらかな地形で、なおかつライバルのオスがいない場合、しばしばこのような体色の個体が出現する。

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2011年04月29日

なぜか惹かれる魚群

今回の奄美は、コブシメの繁殖が撮影の目的だったが、まだ早かったようだ。産卵は始まっていたものの、滞在中は見られなかった。

▽ムレハタタテダイの群れ

DSC_3928.jpg自然相手なので、このようなことはしばしば。素早く切換えることが肝心だ。外洋のポインで潜り、安全停止をしているときにムレハタタテダイが現れた。5〜6mを維持しての撮影は、何とももどかしい。

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2011年03月10日

奄美で水中撮影(最終回)

今回は南東の風が強いときがあったものの、天気はおおむね良かったので毎日ダイビングできた。

▽すっかりこのポイントの顔になったモヨウフグ

ama_3717.jpgあるポイントに行くと、必ず大きなモヨウフグが見られる。砂地に着底していることが多いが、中層に浮かんでいるときもある。

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2011年03月07日

奄美で水中撮影(5)

この時季、魚類の繁殖生態に関してはあまり期待できないが、クリーニングは季節に関係なく見られる。

▽ノコギリハギのオスをクリーニングするホンソメワケベラ

ama_1102764.jpgホンソメワケベラやソリハシコモンエビなどのクリーナーは、それぞれのクリーニングステーションで大活躍?していた。

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2011年03月05日

奄美で水中撮影(4)

今回、ノコギリハギをけっこう見かけた。それも複数で。シマキンチャクフグに擬態することで知られるノコギリハギだけに、本当にそっくりだ。

▽イソバナのそばが好きなノコギリハギ

ama_1102605.jpgリュウキュウイソバナのそばには、必ずといってよいほどノコギリハギがいる。エサがあるのだろう。今回は6尾もいた。

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2011年03月03日

奄美で水中撮影(3)

今回、「マリンステイション奄美」に到着したら、ダイビングの女性スタッフ川口まどか(M.K)がうろたえている。写真をやれと言われたとか。せっかくきれいな海でダイビングしているのだから、写真を撮って奄美をPRしろと、業務命令が下ったらしい。

▽ビーチのそばにあるマリンステイション奄美

amami-1102103.JPGとはいえ、水中はおろか、陸上でも写真など撮ったことがないというM.K。渡された取扱説明書を読んでいても、わからない専門用語がずらり…

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2011年02月28日

奄美で水中撮影(1)

奄美で1週間過ごしてきた。目的はもちろん水中撮影。前回豪雨に見舞われ、引き返すハメになったが、今回はまぁまぁの天気で毎日ダイビングできた。

▽部屋からの眺め。2月23日午前9時撮影

ama_11025.jpgとはいえ、変わりやすいのが奄美の天気。快晴に大喜びしていても、急に厚い雲に覆われるということもしばしば。またその逆もあり、奄美の天気はなかなか読めない。

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2010年05月15日

晩春の奄美(最終回)

ダイビング最終日に、水産高校の生徒がやってきた。練習船で古仁屋まで来て、1日だけシーカヤックやダイビングを「マリンステイション奄美」で行うとか。本当は2日間だったが、前日は船酔いでダウンしたらしい。

▽水産高校の生徒半数がダイビングに出発

ama1040905.jpg生徒は20数名で、半分に分かれて午前と午後交代して行うので、全員がシーカヤックとダイビングが楽しめる。

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2010年03月08日

50日ぶりの奄美(3)

2月末日の3本目に潜ったポイントは奄美を代表する所。砂地にある根にはハタンポやヨスジフエダイ、クマノミ、オトメベラ、ユカタハタなどおなじみの魚が見られる。

▽根に住み着いてるヨスジフエダイの若魚

ama_102-006.jpg安全停止を終えてボートに戻る途中、漂うゴミのような魚を見つけた。3cmくらいで細長い。撮影したが、揺れるのでピントが合わない。もしかしたらと、手づかみしたら捕えることができた。

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2009年12月16日

奄美の海中(1)

昨夜、奄美大島から帰ってきた。12月にしては天気も良くて暖かく、海も穏やかだった。

▽部屋からの眺め。大島海峡の向こうは加計呂間島

DSC_1737.jpgこの時期はダイビングのお客さんは少ないので、希望どおりのポイントに潜らせてもらった。

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2008年11月17日

ホンソメの争い

ホンソメワケベラは、他の魚をクリーニングすることで有名。外見では雌雄の区別はつかないが、オスの方がやや大きい。オスは一定の範囲を縄張りにし、その中に2〜3尾のメスを従えたハレムをつくる。

▽コロダイとホンソメワケベラ

DSC_2806.jpg奄美のイベントのとき、嘉鉄というポイントでホンソメワケベラが争っている場面に出会った。

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2008年11月13日

奄美のイベント無事終了

週末に開催されていたマリンステイション奄美のダイビングフェスティバルは、天候に恵まれて無事終了した。協賛してくださった各器材メーカーさん、ありがとうございました。

▽出発前に記念撮影

P1020444.JPG参加人数は思っていたより少なかったが、それでもフォトコンテストやビンゴ大会、器材のモニターなど盛りだくさんで、満足していただけたと思う。

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2008年11月01日

奄美の海(2)

よく潜る嘉鉄というポイントで、初めてのコースに行っらヨスジフエダイの群れが迎えてくれた。だが、ヨスジフエダイの群れの中に、顔つきが違う魚が数尾いるのに気がついた。

▽ヨスジフエダイの群れに…

DSC_1060.jpgヨスジフエダイの腹部は白いが、それは黄色だ。全体の黄色もヨスジフエダイより濃い。

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2008年10月22日

急遽奄美へ

明日から奄美にいくことになった。というのも、本当は今ごろ海外に行っているはずだったのだが、諸事情があって大幅に延期になった。

▽ヨスジフエダイの増減も気になる

amami_1707.jpg急にスケジュールが空いてしまったので、どこかの海へと思っていた矢先、たまたまダイビング仲間が奄美に行くというので、同行することに。11月7日からは「マリンステイション奄美」でダイビングフェスティバルが開催されるが、その下見?ということになる。

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2008年06月20日

奄美海報告・その2

奄美でのダイビング最終日の17日は、貝類など底生動物の一斉産卵があった。一緒に潜った人たちがブログに書かれていたので、ご存知の方も多いことだろう。本当は「その4」くらいに書くつもりでいたのだが、ネタが古くなってしまうので、急遽早めることにした。

▽体色をよく変えるホウセキキントキ

DSC_0783.JPGこの日の午後、赤碕というポイントに向かってボートが進んでいたが、清水(せいすい)にホウセキキントキが群れているのを思い出し、変更してもらった。これまでは数尾では見られたが、これだけの群れは珍しい。

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2008年06月05日

アマミスズメダイの生涯

来週奄美大島の「マリンステイション奄美」で、ダイビングのイベントがある。フォトセミナーとフィッシュウオッチングセミナーがメインのイベントだ。期間は12〜15日だが、2日前に行ってセミナーの参考になるような写真を撮ったり、ネタを探すつもりでいる。

▽群れるアマミスズメダイ

DSC_0636.JPGさて、奄美ということで、その名を冠したアマミスズメダイを取り上げることにしよう。このスズメダイは、ごく普通に見られるうえに体色も地味なので、注目されることはほとんどない。

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2008年03月18日

初づくしの奄美

奄美大島は16年前から通っていて、記録を調べたら今回がちょうど50回目だった。こんなにたくさん行っているにもかかわらず、3月は初めて。

▽草原と化した砂底

DSC_0004.JPG一年で水温がもっとも低い時季でもあるので、「初めて」ということがいくつかあった。代表的な嘉鉄(かてつ)というポイントは、砂底に根が点在し、白い砂にヒーリング効果があるところ。しかし一面海藻が・・・・・。こんな風景初めてで、どうやら期間限定らしい。

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2008年02月21日

季節はずれ?の恋

今回の奄美で、キホシスズメダイの産卵、オトメベラやオウムブダイの求愛などを見ることができた。しかしキホシスズメダイは、低水温で産卵する種でもあるし、ベラ類やブダイ類も通年繁殖するので、特に珍しいことではない。

▽求愛するミナミギンポのオス(上)とメス

0001_ginpo.jpgところが、嘉鉄というポイントで撮影しているとき、ミナミギンポのオスが婚姻色になってメスに求愛していたのだ。

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2007年09月21日

奄美の写真

今回奄美で16DIVEしたうち、9DIVEがワイドレンズで撮影し、7DIVEは105mm&50mmのマクロレンズだった。今まで奄美ではマクロでの撮影が多かったので、ワイドは新鮮な感じがして今回は使用頻度が高かった。
嘉鉄という奄美南部の代表的なポイントは、今回海が荒れたことが多かったため、一度しか潜れなかった。大きな根の上にいるハマクマノミをワイドレンズで狙ってみた。たまたまヨスジフエダイがうしろにいたので、より鮮やかになった。

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2007年07月10日

期間限定の大物

ある時季になると、出現する大きな魚がいる。それも決まって同じ所に。その場所とは、奄美大島南部で最もよく知られている「嘉鉄」というポイント。そこは砂地に根が点在する環境で、「餌づけ根」「ケラマハナダイの根」など有名な根がある。
これが「ケラマハナダイの根」で、ここから50〜60m泳いだあたりの砂地に、その大物が休んでいることがあるのだ。

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2006年11月28日

ケラマハナダイ物語

写真1

ケラマハナダイは、その名の示すように、沖縄の慶良間諸島で発見された。1980年頃で、発見者は故益田一氏だ。
当初は新種の可能性が高い、ということで、標本を採集して精査する話が持ち上がった。

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2006年11月24日

奄美の作品集

01.ヒメゴンベ(嘉鉄)☆ 02.クマノミとホンソメワケベラ(嘉鉄)☆

「マリンステイション奄美」で行われていた「大方洋二写真塾」が無事終了した。参加してくださったみなさん、ありがとうございました。 今回撮影した写真でフォトコンテストがありますので、傑作をエントリーして投票結果を楽しみに待っていてください。

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2006年09月26日

ウミガメ増殖中!?

最近沖縄や奄美で潜ると、ウミガメによく出会う。しかものんびりしてて、昔みたいに猛スピードで逃げることはない。

【写真1枚目:海底で寝ていたアオウミガメ。沖縄・慶良間にて】


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プロフィール

大方洋二
大方洋二○1942年 東京生まれ
高校時代にスノーケリングを始め、21歳にときに東亜潜水機(株)でスクーバダイビングの講習を受ける。同時に発売されたばかりのニコノスを手に入れ、独学で水中撮影を始める。
以来、会社勤めをしながら趣味として続け、39歳で退社してフリーの水中写真家になり、現在に至る。NHKの動物番組のコーディネーターも時折務める。日本自然科学写真協会会員。

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