ダイビング歴50年水中写真家・大方洋二の魚って不思議!

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2012年04月14日

アンダマン海のクログチニザ

前回クログチニザを取り上げたが、実はインド洋東部のアンダマン海にも同じ生態の魚がいる。その名はインディアンミミックサージョンフィッシュだ。

▽成魚。もっと褐色の個体もいる

mimikku-001.jpgクログチニザと近縁で、プーケットやスミラン諸島などで見られる。成魚はこげ茶色でクログチニザに似ているものの、さらに地味だ。

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2012年01月21日

アツクチスズメダイ

スズメダイ類の多くは雑食性だが、サンゴのポリプや粘液を主食にしているものもいる。アツクチスズメダイだ。

▽枝状サンゴの中にいるアツクチスズメダイ

atu-001.jpgアツクチスズメダイは枝状サンゴの中に縄張りを持ち、同じ食性の魚が来ると追い払うほど気が強い。しかし警戒心も強く、接近しての撮影は難しい。

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2011年04月13日

意外なクリーナー(ハタタテダイの巻)

クリーニングをする魚といえば、ホンソメワケベラが有名。そのほかにもソメワケベラやムスメベラ、コガシラベラなども知られているが、あまり知られていない意外なクリーナーもいる。

▽クリーニングを行うこともあるハタタテダイの幼魚

cre-9.jpgハタタテダイも幼魚期にクリーニングを行う。周辺の魚もそれを知っているので、まとわりつく場合もある。

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2011年02月20日

ツキチョウの分布

現在発売中の『月刊ダイバー』3月号で、葉山の海を紹介したページがあった。古見きゅう氏の「葉山見聞録」だ。その中にツキチョウチョウウオの成魚の写真も載っていて、「葉山では初。国内では珍しい」とのコメントが。

▽ツキチョウチョウウオ。'92年10月柏島で撮影

tuki-007.jpg確かにそうなのだが、おそらく葉山は北限になるので、もっと大きく扱って欲しかったと思うのだ。

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2010年11月14日

幻(?)のオニイトマキエイ

ダイバーに絶大な人気のマンタ。そのほとんどはオニイトマキエイだ。オニイトマキエイはManta属で、1属1種。ところが、昨年12月に2種に分類されるという研究論文が公表された。

▽ダイバーに人気のマンタ

man_1349.jpgこのことに関しては9月19日の「コモド諸島撮影記(5)」でも触れたが、見分け方が定かではなかったため、記述しなかった。

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2010年01月11日

フォトコンテスト

フォトコンテストの話題が二つ入ってきたので、「年末・年始の慶良間諸島」を一旦中断してお伝えしたい。水中写真を対象にしたフォトコンテストは、現在かなり増えている。特にダイビングエリアあるいはダイビングサービス主催のフォトコンが多くなっている。

▽We賞の田中ふみ代さんの作品「お昼ごはん♪」

fumiyo_tanaka_01%5B1%5D.jpgそのひとつが、タイのタオ島とカオラックにダイビングサービスがある「ビッグブルー」さん主催の「ジンベエフォトコンテスト」。タイで潜るときにいつもお世話になっているサービスで、ジンベエザメだけを対象にしたフォトコンは、世界広しといえどもここだけだと思う。

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2009年11月26日

アンダマン海クルーズ撮影記(最終回)

今回のアンダマン海クルーズでは、最終日を除いて毎日4本潜り、毎回充実した撮影ができた。ただ、船上の写真が少なかった。

▽エントリー直前の外国人チーム

P1040401.jpgというのも、ひょんなことからナイトロックスの講習を受けることになったからで、休憩時間はテキストを読んだり、講義を受けたりしていることが多かったからだ。

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2009年11月25日

アンダマン海クルーズ撮影記(3)

今回のダイブクルーズでは、生態的なシーンも数多く見ることができた。回遊魚が小魚を襲う場面がもっとも多かったが、何しろ一瞬で終ってしまうので、画像には残っていない。

▽回遊魚がクラゲを囲んでいた

DSC_0818.jpgリチェリューロックで潜っているとき、回遊魚がクラゲをつついている所に遭遇した。

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2009年11月23日

アンダマン海クルーズ撮影記(2)

どこの海に行っても気になるのがクマノミ類。アンダマン海にはクマノミ、カクレクマノミなどを含めて6種が分布しているといわれている。

▽卵を世話するクマノミ

DSC_0786.jpg今回はスパインチークアネモネフィッシュを除く5種を見ることができた。

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2009年11月21日

アンダマン海クルーズ撮影記(1)

クルーズを終えて20日に帰国した。クルーズは最初にシミラン諸島に行ってダイビングしたのだが、とにかくソフトコーラルがきれいで、あたかも竜宮城のようだった。

▽アンダマン海のシミラン諸島

P1040379.jpgクルーズ船は大きくて快適。ゲストは日本人7名、外国人13名。それにダイビングスタッフも6〜7名のうち日本人2名なので、国際色豊か。いくつかのグループに分かれてダイビングを行った。

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2009年11月12日

楽しみ!アンダマン海クルーズ

前回ちょっと触れたが、アンダマン海に行く。タイのタオ島とカオラックにダイビングサービスがある、ビッグブルーさんのご好意で、14日からアンダマン海ダイブクルーズに乗ることになっている。

▽クルーズ船PAWANA号(ビッグブルーHPより転写)

pawara%5B1%5D.jpgクルーズ船は今月から就航したばかりのPAWARA号。カオラックからシミラン諸島〜リチェリーロックを巡って19日に帰港する。

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2009年11月10日

山吹色のスズメダイ

ヤマブキスズメダイを見ると、ついレンズを向けてしまう。色がきれいでヒレを広げたときの形に魅せられるのだが、長年通っている沖縄・慶良間諸島には少ないので、反動なのかもしれない。

▽ヒレを広げると魅力が倍増のヤマブキスズメダイ(奄美)

DSC_0150_1.jpg生息場所はドロップオフの壁付近で、近くにヤギ類、イソバナ類、ウミカラマツ類などソフトコーラルがあることが条件になる。というのも、繁殖のときはそれらを利用するからで、場合によっては隠れ家にもなるからだ。

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2009年02月04日

ダツについて

昨夜テレビのニュース番組の中で「殺人魚VS漁師」という特集があった。穏やかではない魚とはいったい何なのかと思っていたら…ダツだった。

▽小魚をエサにするダツ(沖縄・伊江島)

datu1.jpg確かに鋭い口先なので危険な魚かもしれないが、習性さえ知っていればそれほど恐ろしい魚ではない。

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2007年10月02日

アカオビハナダイの分布

アカオビハナダイは、高知県の柏島と鹿児島県の錦江湾で出会った。オスは体側に赤くて短い帯のような斑紋がある。メスの体側には斑紋がなく、全体がピンク色。尾ビレの先に小さな赤い点があり、カシワハナダイやケラマハナダイに似ている。
アカオビハナダイの生息数が多いのは、何といっても錦江湾だ。まるでキンギョハナダイのように群れている。
(メスが群がる中に誇示するために飛び込んできたオス。錦江湾で撮影)

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2007年09月10日

続・地域変異の不思議

前回、タテジマキンチャクダイの地域変異について書いたが、ワヌケヤッコも海域によって背ビレのうしろのとがり具合が異なる。ワヌケヤッコの分布は、沖縄以南の西部太平洋、東部インド洋、そしてアフリカ東岸およびマダカスカルとされているが、沖縄で見たという話は聞いたことがない。
それはさておき、太平洋側に生息するワヌケヤッコの背ビレのうしろは、とがっているものの糸状には伸びない。
タイタオ島で撮影(タオ島は太平洋側のシャム湾にある)。

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2007年07月15日

キハッソクの素顔

魚の和名の由来を調べるのも楽しい。なかには「ウソだろう!」と思うものもある。
ハタ科(ヌノサラシ科とする学者もいる)のキハッソクは、漢字で木八束と書く。その由来は、とても煮えにくいので、薪を八束燃やしたからとのこと。
ちなみに味はよくないらしい。また、皮膚には粘液毒があって、危険を察知すると泡のような毒を分泌して難を逃れるという。このことから本種やヌノサラシ、アゴハタなど同じ習性の魚は英名でソープフィッシュと言われている。
写真は、ワモンダコとにらみ合うキハッソク。沖縄・水納島。

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2006年12月09日

ツキチョウが多い海

ツキチョウチョウウオという魚がいる。日本にも分布しているのだが、生息数がとても少なくてめったに見られない。国内で見た場所を挙げてみると、四国の柏島、沖縄の水納島、八丈島、奄美大島だけで、いずれも単独だった。
ところが、これほど希少なチョウチョウウオがタイのタオ島では、1DIVEで3ペアは必ず見られるほど多い。だからだろうか、ダイバーは誰も見向きもしない。普通のチョウチョウウオと見間違えてるのかもしれないが・・・・。

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2006年12月05日

タイ・タオ島の写真

写真1センジュイソギンチャクとハナビラクマノミ
9月にタイ・タオ島に潜りに行った。まだこのブログを始める前で、写真を整理したらいつか取り上げるつもりでいて、ようやくその日がきた。

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2006年09月27日

サメより怖いゴマモン

南の海によく行くダイバーなら、ゴマモンガラの怖さを知ってるはずだ。もちろん、卵を守ってるときの話である。
【写真1:歯をむき出して突進してくる。沖縄・慶良間にて】

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プロフィール

大方洋二
大方洋二○1942年 東京生まれ
高校時代にスノーケリングを始め、21歳にときに東亜潜水機(株)でスクーバダイビングの講習を受ける。同時に発売されたばかりのニコノスを手に入れ、独学で水中撮影を始める。
以来、会社勤めをしながら趣味として続け、39歳で退社してフリーの水中写真家になり、現在に至る。NHKの動物番組のコーディネーターも時折務める。日本自然科学写真協会会員。

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