ダイビング歴50年水中写真家・大方洋二の魚って不思議!

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2012年05月05日

ゴールデンと付く魚

ゴールデンウィーク(GW)もあと1日。沖縄や奄美が梅雨入りしたり、地域によっては記録的な豪雨だったり、山の遭難も相次いだり、GW中いろいろあった。

▽英名ゴールデン・モレイのヒメウツボ

gw-001.jpgGWという言葉は、昔映画業界が作ったそうだ。したがって、NHKではGWではなく、大型連休と言っている。それはともかく、GWにちなんで英名にゴールデンが付き、日本に分布している魚を集めてみた。

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2012年05月01日

奄美・リサーチダイビング(最終回)

奄美では、伊豆周辺が主な生息場所と思われる魚、いわゆる温帯域に生息する魚がたまに見られる。

▽水深6~7mにいたイシガキフグ

ontai-001.jpg今回も安全停止中に、イシガキフグを見つけた。伊豆諸島に多いフグで、奄美ではめったに見られない。

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2012年04月29日

奄美・リサーチダイビング(3)

今回は砂底を移動することが多かったため、写真も砂地に生息する生物がほとんど。前回のオキスズメダイもそうだった。

▽ジュズダマイソギンチャクに住むクマノミ

suna-001.jpgジュズダマイソギンチャクも砂地に生息するという特徴がある。そこに住むクマノミは大抵幼魚だが、なぜか1尾は成魚だった。

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2012年04月25日

奄美・リサーチダイビング(1)

久々に奄美へ行った。目的はリサーチ。毎年初夏になると砂地に円形の模様ができる。それを我々はミステリーサークルと呼んでいるが、誰がつくっているのかは謎。少しずつ解明してきているが…

▽ハイビスカス

sa-001.JPGミステリーサークルは、これまで5月は確認しているが、4月はうわさだけで実際には見ていない。ということでリサーチしたのだ。

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2012年04月14日

アンダマン海のクログチニザ

前回クログチニザを取り上げたが、実はインド洋東部のアンダマン海にも同じ生態の魚がいる。その名はインディアンミミックサージョンフィッシュだ。

▽成魚。もっと褐色の個体もいる

mimikku-001.jpgクログチニザと近縁で、プーケットやスミラン諸島などで見られる。成魚はこげ茶色でクログチニザに似ているものの、さらに地味だ。

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2012年04月10日

多様・クログチニザの幼魚

ニザダイ科のクログチニザ。地味なせいか、注目を浴びることはない。ぼくはあることがきっかっけになって、興味を抱くようになった。

▽クログチニザの成魚

niza-01.jpg 約30年前、慶良間諸島で遇然幼魚を撮影したのだ。といっても、当時はクログチニザとはわからなかったが…

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2012年04月01日

ナンヨウツバメウオの謎

古い写真を整理していたら、ナンヨウツバメウオのポジフィルムが出てきた。6×6判で、1980年ごろローライマリンで撮影したものだ。撮影場所は沖縄・慶良間諸島。

▽ナンヨウツバメウオ。日本でこれだけの群れは珍しい

nantu-001.jpg人工漁礁のポイントで、驚いたことにナンヨウツバメウオが群れている。といっても当時は謎のツバメウオだった。

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2012年03月28日

おとなしいサメ・ネムリブカ

春の訪れが近づくと、思い浮かぶのがネムリブカ。昔何かで読んだのだが、早春になるとトカラ列島にネムリブカがたくさん現れるという。たぶん繁殖のためだろうが、なぜかほとんどがオスとのこと。

▽サンゴの下で休むネムリブカ(慶良間諸島)

nemuri-001.jpgそこで漁が行われるのだが、その方法が変わっている。素潜りでネムリブカの尾をロープでしばり、船に引き上げるらしい。この伝統的な漁をぜひ見てみたいと思っていたが、未だに実現していない。

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2012年03月25日

マルクチヒメジの生態

先日の写真展「海で逢いたい」に、コモド諸島で撮影したマルクチヒメジの写真を出品した。タイトルは「マルクチ・ヒマワリ」。

▽写真展に出品した写真

maruhime-001.jpgキャプションは「エサを獲るためカスミアジと一緒に行動していたマルクチヒメジの集団。突如離れてフトヤギ(?)を囲んで口を突っ込んだら、海底にヒマワリが咲いた」と書いた。

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2012年02月07日

ハタとウツボ

キハッソクとタコの関係を前回取り上げたが、ハタ類とウツボ類も不思議な関係といえる。

▽ヒレオビウツボに触れるニジハタ

utuhata-0001.jpg互いに意識しているにもかかわらず、接近しても大抵は何も起こらずに終ることが多い。しかしごく稀に体を触れ合ったり、共に行動することもある。

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2012年01月30日

キハッソクとタコの不思議な関係

タコが動くと魚たちが集まってくる。以前「タコに興味津々の魚たち」というタイトルで書いたことがあるが、その後もタコに群がる魚たちを観察・撮影している。特にキハッソクがおもしろい行動を見せてくれた。

▽タコを見つめるキハッソク

kihatako-001.jpg場所は沖縄の水納島。動き出そうとするタコ(ワモンダコ)を、食い入るように見つめるキハッソクがいた。

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2012年01月25日

黄色い魚たち

サンゴ礁域でよく目立つ魚は、フエヤッコダイやキイロハギ、ネッタイスズメダイ、ヘラルドコガネヤッコなど…。いずれも黄色をベースにしている魚で、海中では黄色がひときわ目立つのだ。

▽ヘラヤガラ。かなりよく見られる

kiiro-002.jpg本来は黄色がベースではない魚でも、黄色いタイプがいる場合がある。いわゆる黄化(黄変)個体だ。ヘラヤガラは最もよく見られる黄化個体(いずれも白枠内は本来の体色)。

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2012年01月21日

アツクチスズメダイ

スズメダイ類の多くは雑食性だが、サンゴのポリプや粘液を主食にしているものもいる。アツクチスズメダイだ。

▽枝状サンゴの中にいるアツクチスズメダイ

atu-001.jpgアツクチスズメダイは枝状サンゴの中に縄張りを持ち、同じ食性の魚が来ると追い払うほど気が強い。しかし警戒心も強く、接近しての撮影は難しい。

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2012年01月16日

ホワイトボンネットアネモネフィッシュ

「ラジャアンパットの海と魚」の8回目で取り上げたホワイトボンネットアネモネフィッシュ。パプアニューギニア(PNG)からソロモン諸島に分布している。

▽ラジャアンパットのホワイトボンネット

white-0001.jpg以前は独立した種として扱われていたが、最近は雑種ということになっている。ラジャアンパットではセジロクマノミと同じイソギンチャクに住んでいた。

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2012年01月12日

並はスゴイ!

並とは普通とか、良くも悪くもないということだが、魚ではナミスズメダイ、ナミハタ、ナミウツボ、ナミフエダイなどがナミと付く。ナミスズメダイ以外はさほど普通ではない。

▽内湾のサンゴ礁で多く見られる(奄美大島)

nami-001.jpgナミスズメダイは、サンゴ礁域ではどこでも見られるほど生息数が多い。特に流れがなく穏やかな海域でよく見られる。

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2012年01月05日

アマダレドクハタ

2〜3年前、コモド諸島でハタの仲間を撮影した。日本では見られないハタで、スジアラ属の一種だ。

▽アマダレドクハタ(コモド諸島)

amadare-001.jpgところが昨年10月にコモドへ行った際、現地のガイドさんがそのハタをアマダレドクハタと言っていた。日本にも生息が確認され、和名が付いたのだろうか? しかし生息が確認されたという話は聞いていない。

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2012年01月02日

辰年にちなんで

明けましておめでとうございます。辰年ということで、タツがつく魚を集めてみた。

▽ハナタツ

tatu-001.jpgまずはタツノオトシゴの仲間ハナタツ。西伊豆の土肥で撮影。

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2011年12月31日

2011年を振り返って

今年もいろいろな魚の行動を観察・撮影した。振り返ってみて、印象深かったものを取り上げてみたい。

▽黒くなって求愛するギンガメアジ。2ペアになった

usa-0001.jpgインドネシアのコモド諸島で、ギンガメアジの求愛を観察した。真っ黒な婚姻色になったオスがメスを追いかけ、意気投合すると併泳する。これまでも撮影していたが、今回は2ペアになったところが撮れた。

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2011年12月23日

ラジャアンパットの海と魚(最終回)

ラジャアンパットダイブクルーズでは、いろいろな魚や生物を見て撮影した。珍しい生態も見ることができた。

▽列をなして移動するヨスジフエダイ

raj-111145.jpgヨスジフエダイは珍しくはないが、夕方に潜ったときに小さな群れがあちこちでかたまっていた。寝床を探しているのだろうか、落ち着きなく移動した。

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2011年12月17日

ラジャアンパットの海と魚(8)

不思議なことがあるものだ…。ガーデンイールは警戒心が強いので、近寄ると体を巣穴に引っ込めてしまうのだが…

▽変なふうに体を曲げるガーデンイール

raj-111139.jpgスパゲッティガーデンイールがなぜか1尾だけ引っ込まなかった。近寄って撮っても変わらず。体を変なふうに曲げていたので、病気なのだろうか?

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2011年12月14日

ラジャアンパットの海と魚(7)

ダイブクルーズ中、繁殖に関する生態も数多く見ることができた。

▽産卵準備をするクラカオスズメダイ

raj-111133.jpgクラカオスズメダイが死んだムチカラマツをつついていた。表面をきれいにして産卵するためだ。通常はオスだけで行うが、待ちきれないのかメスもそばにいた。

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2011年12月12日

ラジャアンパットの海と魚(6)

ラジャアンパットに本格的な調査が入ったのは10数年前。造礁サンゴだけでも450種以上が確認され、魚類も稀種や未記載種が数多く生息していることが明らかになった。

▽浅瀬に広がるイキイキとしたサンゴ礁

raj-111128.jpg確かに造礁サンゴは多いと感じたし、しかも健全に発育しているものがほとんどだった。

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2011年12月11日

ラジャアンパットの海と魚(5)

ラジャアンパットを代表するポイントに「パッセージ」がある。島と島の間の川のようになったところだ。岸は切り立っていてジャングルが迫っている。

▽ジャングルからの木漏れ日とイソバナ類

raj-111123.jpgところどころに洞窟があり、ケーブダイビングの楽しさも味わえる。特筆すべき点は、水深1〜2mでイソバナ類やウミトサカ類が見られることだ。

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2011年12月10日

ラジャアンパットの海と魚(4)

マンタのポイントにも何度か潜った。クリーニングステーションになっているところだ。運が良いと8尾くらいのマンタが現れるが、たった1尾のときもあった。

▽マンタが落ち着いてからジリジリ寄る

raj-111117.jpgマンタを観察・撮影する際は驚かさないことが大切で、クリーニングを始めてマンタが落ち着いてからジリジリと接近する。

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2011年12月09日

うみまーるカレンダー

ラジャアンパットはまだまだ続くが、一旦中断してカレンダーの話題。先日、座間味島を拠点に活動されている「うみまーる企画」よりカレンダーが送られてきた。

▽うみまーるカレンダー4種

umikare-001.JPGカレンダーは大小4種類で、タイトルは「海と空の出会う場所」「ゆかいな海のなかまたち」「Let's Dive!」「ちゅら海」。丁寧にサインまで入れてくれていた。

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2011年12月08日

ラジャアンパットの海と魚(3)

海外で魚を撮影するとき、その海域の固有種や日本に分布していないものを優先するようにしている。

▽ヒメフエダイ。群れで行動することもよくある

raj-111112.jpg日本に分布していても警戒心が強く、近寄れない魚も多い。海外ではそうでもない場合もあるので、狙うことにしている。ヒメフエダイも日本では警戒心が強くて近寄れない。

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2011年12月07日

ラジャアンパットの海と魚(2)

ラジャアンパットはサンゴ礁の海だが、いろいろな環境が揃っている。したがって多種多様の魚類が見られる。

▽クラカケチョウチョウウオ

raj-1111007.jpg色彩豊かなチョウチョウウオ類も多く、我々ダイバーの目を楽しませてくれる。

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2011年12月05日

ラジャアンパットの海と魚(1)

インドネシア・ラジャアンパットクルーズを満喫してきた。今回のクルーズ船は、大型帆船の「シーサファリ8」。帆船は狭いという印象だったが、そんなことはなかった。

▽シーサファリ8。ちなみに帆は撮影用

raj-1111001.jpg部屋ごとにトイレとシャワーが設置されていて、なおかつスペースがあり、快適に過ごすことができた。

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2011年11月18日

ラジャアンパット再び

インドネシアの東に位置するラジャアンパット諸島。'07年に『ナショナルジオグラフィック』で取り上げられてから注目のダイビングエリアになった。

▽ナショナルジオグラフィックの記事

raj-0001.JPG2年前に一度訪れていて、生物相が豊かですっかり気に入り、またいつか行きたいと思い続けていた。それがようやく実現することに…

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2011年11月16日

ハコフグについて

半月ほど前、上野のスーパーでフグの有毒な部分を取り除かないで販売していたとして、ニュースになった。都条例では、フグの調理免許を持つ人が調理したものでなければ販売してはならないという。

▽ニュースではハコフグの肝臓は猛毒と

hako-0001.JPGところが、フグはフグでもハコフグとのこと。ハコフグは皮膚は有毒だが、肉や内臓は無毒と図鑑には書かれているうえ、有毒魚図鑑にも載っていない。長崎県ではハコフグの内臓と味噌を混ぜて焼く郷土料理もあるくらいだ。

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2011年11月04日

晩夏の奄美(5)

奄美の海の中は、まだ夏の賑わいがあった。海中に射し込む光も、力強さが感じられた。

▽根の上に群れるキンメモドキ

ama-111024.jpg根にはキンメモドキやスカシテンジクダイなどが群れていた。

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2011年11月02日

晩夏の奄美(4)

オニヒトデの食害で打撃を受けた奄美のサンゴだが、今は復活しつつある。

▽復活しつつあるサンゴ

ama-111019.jpg特に浅くて潮当たりがよいところはかなり生育している。

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2011年10月30日

晩夏の奄美(3)

幼魚も多く見られた。幼魚は体色や斑紋が派手で、成魚とは同種と思えぬほど異なる場合がよくある。

▽カンムリベラの幼魚

ama-111014.jpg派手なので目立ってしまうのではと思うが、大切な目を惑わすような模様になっていることが多いので、大丈夫なのだろう。

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2011年10月29日

晩夏の奄美(2)

今回の奄美は風もなく、穏やかな日が続いた。水温は26℃台で、5mmのワンピースでも寒さは感じられなかった。

▽波打ち際から見た「マリンステイション奄美」

ama-111007.jpg最も穏やかなときに、外洋のポイントにも行った。

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2011年10月27日

晩夏の奄美(1)

20日から26日まで奄美に行っていた。まだ暑く、晩夏という言葉がふさわしい気候。

▽ホテルから加計呂麻島を望む。今回は連日晴れ

ama-111001.jpg1年前の10月20日は豪雨に見舞われた日。名瀬で足止めをくい、目的地に行けずに東京へ引き返した苦い思い出がある。くしくも同じ日に奄美に渡るとは…

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2011年10月17日

豊饒の海・コモド(最終回)

暗いうちに北へ向かって航行。起きると北エリアに着いていた。とうとうダイビング最終日。

▽岩に穴が開いた島。流れを避けて周りで潜る

komo-119291.jpg1本目のポイントは、岩に穴が開いている有名な島。その周りで潜る。海峡の真ん中にあるため、常に流れがある。

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2011年10月16日

豊饒の海・コモド(9)

エンジンの音で目が覚めたが、夜明け前だったのでまた眠りについた。6時に起床。リンチャ島の南に停泊していた。

▽ウミトサカ類が群生しているところも

komo-119281.jpg1本目は南エリアを代表する隠れ根のポイント。流れがなかったために魚群は少なかったが、ホヤ類、カイメン類、ヤギ類などの付着生物が多いので、それらも見どころだ。

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2011年10月15日

豊饒の海・コモド(8)

27日。6時少し前に起きると、ちょうど朝日が出ていた。今日も良い天気で穏やかだ。

▽6時前に昇る朝日

komo-119271.jpg今は北エリアに停泊しているが、1本潜ったら南へ向かう予定になっている。

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2011年10月13日

豊饒の海・コモド(7)

25日からのクルーズのゲストは12名。バリを7時出発予定の飛行機がかなり遅れ、ラブハンバジョーの空港に到着したのは16時45分。空港でゲストと合流してクルーズ船へ移動。

▽出航するときれいな夕日が

komo-119251.jpg結局この日は時間がなくなってしまい、潜ることはできなかった。出港したころは、日がだいぶ傾いていた。

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2011年10月08日

豊饒の海・コモド(5)

あっという間にダイビング最終日。明日は飛行機に乗るため、今日は2本でおしまい。朝食前の1本目は、島と島の間、つまりチャネル。初めて潜るポイントだ。

▽根の風景を撮影していたらマンタが来た

komo-119221.jpg今回で9クルーズ目にもかかわらず、まだ潜っていなかったポイントがあったとは…コモドは奥が深い。ブリーフィングではオニイトマキエイ(通称マンタ)が現れることもある、と言っていたが、潜ってすぐにやって来た。

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2011年10月06日

豊饒の海・コモド(4)

夜の間航行し、早朝に北エリアに到着。停泊した周辺は、北エリアを代表する人気ポイントが集中している。

▽人気ポイント周辺に停泊中のクルーズ船

komo-119211.jpgフローレス島のラブハンバジョーから日帰りできる距離のため、たくさんのダイビングボートを見かける。とはいえ、朝が早いとデイトリップのボートはまだで、クルーズ船のみだ。

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2011年10月04日

豊饒の海・コモド(3)

ダイビング3日目は、南エリアのマンタポイントに潜った。エントリーしてしばらくしてもマンタの姿は見えない。

▽途中出会ったヨスジフエダイ

komo-119201.jpgブリーフィングで、いなかった場合のコース取りを聞いていたので、ゆっくり移動。途中でヨスジフエダイに会った。

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2011年10月03日

豊饒の海・コモド(2)

夜の間に船は移動。目が覚めたときには南エリアにいた。南エリアの島々は北エリアと違い、わりあい緑が多い。

▽コモド島のコモドドラゴン。朝海岸に現れる

komo-119191.JPG朝はコモドドラゴンが必ず海岸に現れる。それを母船から小型ボートに乗り換え、近くまで見に行くことができる。

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2011年10月02日

豊饒の海・コモド(1)

インドネシアのコモド諸島ダイブクルーズを満喫してきた。今回は9月18日からと9月25日からの2クルーズ乗船した。

▽コモド諸島の光景

komo-119181.jpg18日からのゲストは7名。連休なのでバリまでの航空券が取れず、乗船できなかった人もいたようだ。人数が少なくても静かではない。倍くらい乗っていると錯覚するくらいの賑やかさだった。

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2011年09月15日

コモドクルーズ(4)

コモド諸島では定番のイエローリボンスイートリップス。今回はなぜか少ない。いても2〜3尾だ。

▽深場にいたイエローリボンスィートリップス

saka-001.jpg水温は昨年より約2℃低いが、そのせいかどうかは定かではない。あるポイントにかたまっていたので撮った。水深は32mだった。

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2011年09月13日

コモドクルーズ(3)

北エリアを代表するポイントの一つに入った。前半はいつもより魚が少なく、太陽を入れて風景を撮ったり、みんながピグミーシーホースを見ているのを撮影していた。

▽ハタタテダイとニシキヤッコ

cry-001.jpg根をぐるりと回ると、少しずつ魚が増えてきた。ハタタテダイがヤギについてじっとしていたので、数カット撮った。

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2011年09月12日

コモドクルーズ(2)

今回はオニイトマキエイ(通称マンタ)によく遭遇した。マンタポイントでは当然としても、これまであまり見ないポイントにも出現した。これはパラダイスリーフに現れたマンタ。

▽パラダイスリーフにもよく現れる

man_001.jpgこの付近は通り道のようで、前にも何度か出会っている。このポイント名は以前は違っていたが、今回行ったらパラダイスリーフに変わっていた。

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2011年09月10日

コモドクルーズ(1)

コモド諸島から帰ってきた。今回はシニアダイバーズクラブ(SDC)14名のメンバーと同行させていただいた。

▽コモドクルーズの「サザンスター号」

komo-11932.jpg3日午前11時フライト予定のガルーダインドネシア航空881便は、とんでもないことに…

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2011年09月02日

コモド月間

'08年9月に、初めてコモド諸島ダイブクルーズ・サザンスター号に乗船した。生物や魚が豊富なので、すっかりコモドの海が気に入ってしまい、毎年9月はコモドクルーズが恒例になった。

▽赤茶の岩山のコモド諸島とサザンスター号

sath-001.jpg今年も9月4日からのクルーズに乗船する。今回は1クルーズして一旦帰国し、18日からのクルーズ、その翌週のクルーズを続けて乗る予定になっている。今月はコモドの海にいるほうが多いので、コモド月間といったところか。

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2011年08月19日

あの日あの時(10)〜生きもの地球紀行放映〜

15年前の今日は、NHKの「生きもの地球紀行〜サンゴの海に生命の輝きを見た〜」が放映された日。番組は、トウアカクマノミとコブシメの繁殖をテーマに、ぼくがコーディネーターとして参加・出演したもの。

▽生きもの地球紀行の放映画面

nhkikimo-001.JPGロケ地は慶良間諸島の座間味島で、2回にわたって行った。コブシメとトウアカクマノミの産卵期が異なるからで、4月に3週間と、6月下旬から1ヵ月間のロケだった。

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2011年08月17日

残暑お見舞い!第二弾

まだまだ暑い日が続いているので、残暑お見舞いの第二弾。今回も涼しく感じるブルーを基調にした写真を集めた。

▽砂地にコブヒトデ。マレーシア・ポンポン島

natu-001.jpg波打ち際の砂地にコブヒトデがあったので、ポイントに入れた。


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2011年08月13日

あの日あの時(9)〜ジンベエ初遭遇〜

22年前の今日は、座間味島でジンベエザメに初めて遭遇した記念すべき日。当初は混雑する時季なので、家にいるつもりだった。ところが『ジュニアスキンダイビングマニュアル』(ベースボールマガジン社刊)という本の表紙と口絵の撮影を依頼されたのだ。

▽『ジュニアスキンダイビングマニュアル』の表紙と裏表紙

jin-0001.jpg著者の一人でもあるインストラクターKさんが、子供たちのスノーケリングツアーを10~13日で行うので、同行して撮影することになった。2日間行動を共にし、かなりハードな撮影は終了した。

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2011年08月12日

残暑お見舞い!

暑い日が続いていますが、みなさんお元気でしょうか? 写真を見て少しでも涼しくなっていただきたいと思い、そのような写真を集めてみました。

▽小魚を狙うハナミノカサゴ(柏島)

zans-001.jpg涼しげなのは、やはり清涼感のあるブルーを基調にした写真ではないだろうか。

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2011年08月05日

あの日あの時(8)〜新種発見!!〜

28年前の今日は、新種(後のミノアンコウ)を発見した日。当時は夏の間、沖縄の座間味島に滞在していた。ダイビングサービスの手伝いをさせてもらいながら写真を撮っていたのだ。

▽クラゲに顔がある「お化け魚!?」

mino-0001.jpgその日もビギナーを連れ、水深7m付近を潜って行くと、ガイドをしていたオーナーが懸命に何かを指差している。見るとクラゲが浮かんでいた。クラゲなんかで何で?と思いながら、もう一度見ると顔があったのだ。

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2011年08月01日

磯遊びに潜む危険

今日から8月。磯遊びに絶好の季節がやってきた。潮溜まり(タイドプール)にはハゼやカニ、アメフラシなどたくさんの生物がいる。

▽磯遊びするときは有害生物に気をつけよう

kiken-001.jpg警戒心が強いものや保護色の魚も多く、見つけたときの喜びは大きい。潮溜まりはまるで宝箱のようだ。

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2011年07月28日

カンムリブダイの素顔

先日「ダーウィンが来た!」でカンムリブダイを取り上げていた。撮影地はパラオ。ある時期群れが大集合し、オスが顔を白くする婚姻色など、初めて見るシーンが多かった。

▽ダーウィンが来た!の画面。勝手に産卵場面を合成

kanmuri-0001.jpgまた、メスを誘う求愛や産卵するシーンも圧巻だった。その他にもカンムリブダイの意外な面も紹介していた。

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2011年07月04日

続・台風の奄美へ

今回の奄美は台風の影響もあり、8本しか潜れなかった。しかも全部ミステリーサークル目的だったため、他の写真はほとんど撮れなかった。

▽すっかり穏やかに(6月28日午後1時)

ama-1166.jpg減圧や安全停止のとき、良い被写体が見つかったらシャッターを押したという程度だ。

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2011年06月23日

梅雨明けの奄美へ

明日から奄美に行く。先月に行ったときは梅雨の真っ盛りで、おまけに台風までやってきた。

▽大島海峡の夕焼け

DSC_00001.jpg今回は梅雨明けしているので、好天が期待できる。前に宣言したとおり、最大の目的は…

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2011年06月20日

あの日あの時(4)〜しぜんとあそぼ〜

6年前の今日は、NHK教育テレビの番組「しぜんとあそぼ」のロケをスタートした日。ロケ地は座間味島で、カクレクマノミの生態の撮影が目的。NHKのスタッフ3名とともに、ぼくはコーディネーターとして参加した。

▽ロケをした座間味島の海

nhksize-0001.JPGコーディネーターの役割は、ロケ地を選んだり、被写体の様子を勘案して撮影を円滑に進めること。このロケの話は、以前コーディネートした「生きもの地球紀行」のスタッフの紹介だった。

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2011年06月14日

奄美・魅惑の魚たち(最終回)

今回遭遇した台風4号は、風は強かったわりには波はそれほど高くならなかった。通常台風が去ったあとは珍しい魚が出現するものだが、波が高くならなかったせいか見られなかった。

▽サンゴとタテジマキンチャクダイの若魚

ama-110535.jpg台風は予報よりもだいぶ速く通り過ぎたので、すぐに天候は回復した。だが潜ってみると、濁りという置き土産があった。浅い海域に砂地が多いせいもあるようだ。

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2011年06月12日

奄美・魅惑の魚たち(6)

この時季はナミスズメダイやクラカオスズメダイなどが卵を守っているはずだが、水温が低かったせいか、あまり見られなかった。

▽産卵中のクラカオスズメダイ

ama-110529.jpgそんな折に出会ったのが、クラカオスズメダイの産卵だ。今なら水温が少し上がっているので、産卵や卵を守っている場面があちこちで見られることだろう。

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2011年06月11日

奄美・魅惑の魚たち(5)

流れが強くなるが、興味深い魚が多い黒崎西というポイントに行く。水深25mにピグミーシーホースがいるという。そこへ行く前に、昔から観察・撮影していたイソバナを見た。だいぶ大きくなって一安心。

▽現在のリュウキュウイソバナ('11年5月)

ama-110524.jpgというのは、10数年前から観察しているが、一時期ダイバー(おそらく)や船のアンカーなどで折られて小さくなったからだ。

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2011年06月08日

奄美・魅惑の魚たち(4)

ハチマキダテハゼのオスと思われる個体が、体色を少し変えて巣穴から離れたところにいた。その先には別の個体がいて、何かコミュニケーションを取っている。

▽ハチマキダテハゼのペア。右がオス

ama-110518.jpgしばらくすると巣穴に戻ったが、そこにはメスと思われる個体が待っていた。離れたところにいたのは、おそらく繁殖相手がいないメスだったのだろう。

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2011年06月06日

奄美・魅惑の魚たち(3)

奄美で出会えるクマノミ類は5種。そのうちクマノミは通年産卵している。今回も卵を世話している場面を何度も観察できた。

▽決まった所に産卵し、世話をするクマノミ

ama-110512.jpgこのポイントのクマノミは、いつも同じ場所に卵を産み付ける。そのうえ産卵回数も多いようで、大抵卵を見ることができる。

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2011年06月05日

奄美・魅惑の魚たち(2)

メスとオスの中間の色合いをしているスミレナガハナダイ。以前も取り上げたことがあるが、今回も観察してみた。前も単独だったが、いまだここには同種はいない。

▽ひと月前と変わっていないスミレナガハナダイ

ama-11057.jpg1ヶ月ぶりの対面だったが、体色も性格も変わっていなかった。相変わらず警戒心が強く、すぐに岩陰に隠れてしまう。いつまでこのままでいるのだろうか。

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2011年06月03日

奄美・魅惑の魚たち(1)

奄美で撮影してきた。今回は梅雨の最中、台風2号までもが襲来。天候的にはイマイチだったが、波はさほど高くならなかった。

▽台風2号が接近中。サーファーが集う

ama-11051.jpg水温は23℃台で、例年とほぼ同じ。24℃を超えると魚類の繁殖行動が最盛期を迎えるのだが、その手前という状況だった。

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2011年05月23日

奄美・ベストショットキャンペーン

14日より「マリンステイション奄美」で開催中のベストショットキャンペーン。期間中にフォトクリニックを行うため、27日に出発する予定でいた。しかし諸事情により、明日24日出発して6月2日まで滞在ということになった。

▽キャンペーン用チラシ

best-0001.jpgこれがキャンペーンのチラシだが、手違いでずいぶん若いときの顔写真が使用された。サギと思われても困るので、現在の写真を加えたのが左!

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2011年05月07日

ユニセックスな魚たち

スミレナガハナダイの主な生息場所は、外洋のドロップオフ。オスが数尾のメスを従えるハレムを形成する。オスの体色は赤紫で、ピンクの四角い模様がある。メスは全体が明るいオレンジ色。オスが姿を消すとメスが性転換する。

▽中間的な色合いのスミレナガハナダイ

ama_11041.jpg今回奄美のあるポイントで、体色がオスとメスの中間の個体がいた。周辺には同種はいない。なだらかな地形で、なおかつライバルのオスがいない場合、しばしばこのような体色の個体が出現する。

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2011年05月04日

始まっていた繁殖期

今回は先述したように、コブシメの繁殖を撮影したいと思って奄美に行った。コブシメは見ることができたものの、産卵は残念ながら見ることができなかった。

▽コブシメのオス。メスと一緒にいたが、離れて見回りする

DSC_54431.jpg水温は約21℃だったが、水温がかかわっているのだろうか。コブシメはダメだったが、魚では求愛や産卵を行っているものもいて、すでに繁殖期は始まっていた。

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2011年05月02日

トサとヤイトの不思議な関係

奄美南部でトサヤッコとヤイトヤッコが同時に見られるポイントがある。外洋に近いので荒れやすく、潮流も強くなるところなので必ず潜れるわけではないのが難点でもある。今回は2回潜れた。

▽トサヤッコのオス(写真はすべて'11年4月撮影)

DSC_11045501.jpg1996年からこのポイントに潜るたび、トサヤッコとヤイトヤッコの社会構成を記録し始めた。両種の特徴は、それぞれのオスが数尾のメスを従えるハレムを構成し、また、メスがオスに性転換する。互いに縄張りがあり、侵入することはまずない。

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2011年04月29日

なぜか惹かれる魚群

今回の奄美は、コブシメの繁殖が撮影の目的だったが、まだ早かったようだ。産卵は始まっていたものの、滞在中は見られなかった。

▽ムレハタタテダイの群れ

DSC_3928.jpg自然相手なので、このようなことはしばしば。素早く切換えることが肝心だ。外洋のポインで潜り、安全停止をしているときにムレハタタテダイが現れた。5〜6mを維持しての撮影は、何とももどかしい。

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2011年04月18日

意外なクリーナー(マナベベラの巻)

ベラ科のマナベベラも幼魚期はクリーニングを行う。多くのベラ類は幼魚期にはクリーニングする習性があるので、意外とはいえないかもしれないが、知られているわりには気づきにくいので登場させることにした。

▽マナベベラの成魚(オス)。枠内が幼魚(慶良間)

ma-01.jpgマナベベラの幼魚は白と黒の縞模様で、成長すると縞が消えてこげ茶色になる。クリーニングを行うのは全長3cmくらいまでで、それ以上になるとしなくなる。ちなみに成魚はサンゴのポリプを主食にしている

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2011年04月16日

意外なクリーナー(ノコギリヨウジの巻)

ヨウジウオ科のノコギリヨウジもクリーニングをする。ただし、そんなに熱心ではないので、必ずというわけではない。

▽ノコギリヨウジ。'10年、奄美大島

you_1202.jpgノコギリヨウジはヒバシヨウジと混同されていたが、'75年にヒバシヨウジの亜種として記載された。だが6年後に別種であることがわかり、Doryrhamphus japonicusという学名が付けられた、という経緯がある。当時は日本固有種だったが、現在は台湾でも生息が確認されている。

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2011年04月13日

意外なクリーナー(ハタタテダイの巻)

クリーニングをする魚といえば、ホンソメワケベラが有名。そのほかにもソメワケベラやムスメベラ、コガシラベラなども知られているが、あまり知られていない意外なクリーナーもいる。

▽クリーニングを行うこともあるハタタテダイの幼魚

cre-9.jpgハタタテダイも幼魚期にクリーニングを行う。周辺の魚もそれを知っているので、まとわりつく場合もある。

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2011年04月03日

座間味の魚、青山で食する!

昨日、座間味の魚を青山で食べた。どういうことかというと、座間味島のダイビングサービス「ザマミセーリング」の新春パーティーが青山のレストランで行われたのだ。

▽挨拶するオーナー

part-001.JPGパーティーは、この度の大震災で犠牲になった方々に対して哀悼の意を表し、黙祷から始まった。

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2011年03月17日

春告魚・メバルの生態

この冬は寒さが厳しかったせいか、春の訪れをこんなに待ち遠しく感じたことはない。春を告げる花といえば梅。鳥はウグイスと決まっている。では春を告げる魚は? 

▽砂地で休むメバル(撮影地・佐渡)

haru-005.jpg春告魚はニシン、メバル、イカナゴ、サワラなどいろいろある。地域によって異なるようで、関東ではメバルが春告魚として認知されている。

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2011年03月10日

奄美で水中撮影(最終回)

今回は南東の風が強いときがあったものの、天気はおおむね良かったので毎日ダイビングできた。

▽すっかりこのポイントの顔になったモヨウフグ

ama_3717.jpgあるポイントに行くと、必ず大きなモヨウフグが見られる。砂地に着底していることが多いが、中層に浮かんでいるときもある。

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2011年03月07日

奄美で水中撮影(5)

この時季、魚類の繁殖生態に関してはあまり期待できないが、クリーニングは季節に関係なく見られる。

▽ノコギリハギのオスをクリーニングするホンソメワケベラ

ama_1102764.jpgホンソメワケベラやソリハシコモンエビなどのクリーナーは、それぞれのクリーニングステーションで大活躍?していた。

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2011年03月05日

奄美で水中撮影(4)

今回、ノコギリハギをけっこう見かけた。それも複数で。シマキンチャクフグに擬態することで知られるノコギリハギだけに、本当にそっくりだ。

▽イソバナのそばが好きなノコギリハギ

ama_1102605.jpgリュウキュウイソバナのそばには、必ずといってよいほどノコギリハギがいる。エサがあるのだろう。今回は6尾もいた。

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2011年03月02日

奄美で水中撮影(2)

レアな魚に出会うのも、ダイビングの楽しみ。今回ヒットだったのがアデウツボ。奄美では確か二度目。他の海では高知県・柏島で出会ったのみ。

▽超レアなアデウツボ

ama_1102727.jpgアデウツボは顔の辺りが紫色がかっていて、細かな白い斑点がある。そして最大の特徴が口…

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2011年02月28日

奄美で水中撮影(1)

奄美で1週間過ごしてきた。目的はもちろん水中撮影。前回豪雨に見舞われ、引き返すハメになったが、今回はまぁまぁの天気で毎日ダイビングできた。

▽部屋からの眺め。2月23日午前9時撮影

ama_11025.jpgとはいえ、変わりやすいのが奄美の天気。快晴に大喜びしていても、急に厚い雲に覆われるということもしばしば。またその逆もあり、奄美の天気はなかなか読めない。

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2011年02月20日

ツキチョウの分布

現在発売中の『月刊ダイバー』3月号で、葉山の海を紹介したページがあった。古見きゅう氏の「葉山見聞録」だ。その中にツキチョウチョウウオの成魚の写真も載っていて、「葉山では初。国内では珍しい」とのコメントが。

▽ツキチョウチョウウオ。'92年10月柏島で撮影

tuki-007.jpg確かにそうなのだが、おそらく葉山は北限になるので、もっと大きく扱って欲しかったと思うのだ。

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2011年01月19日

座間味 年末ダイビング(最終回)

クマノミ類が共生しているイソギンチャクは、日本では約10種。その中できれいに丸くなるのはセンジュイソギンチャクだけ。

▽丸まったセンジュイソギンチャクとハナビラクマノミ

zama_3444.jpg丸まる理由はよくわからないが…センジュイソギンチャクに住めるのは日本ではハナビラクマノミとカクレクマノミの2種のみ。

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2011年01月16日

座間味 年越しダイビング(6)

魚に出会ったとき、正面からもアップで撮影しようと思っている。とはいっても正面は、種によってはけっこう難しい。警戒して逃げられてしまうこともしばしば。

▽表情豊かなイシガキカエルウオ

zama_4412.jpg今回も狙ってみて、まぁまぁというのがあったので取り上げてみたい。まずはイシガキカエルウオ。とぼけた感じの顔はダイバーに人気がある。

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2011年01月14日

座間味 年越しダイビング(5)

群れにも遭遇した。デバスズメダイは夏というイメージがあるが、冬でも枝状サンゴがあるところではよく見られた。

▽一斉にサンゴから出るデバスズメダイ

zama_3201.jpg隠れる隙間が多い枝状のミドリイシには、たくさんのデバスズメダイが隠れ家として利用している。危険が迫ると隙間に隠れるが、静かに待っていると一斉に出てくる。

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2011年01月13日

座間味 年越しダイビング(4)

今回も幼魚がたくさん見られた。冬ではそれほど多くないと思っていたので、意外だった。

▽毒々しいほどの色合いをしたツユベラの幼魚

zama_4551.jpg幼魚はなぜか派手な模様をしていることが多い。天敵に狙われやすいのではと心配になってしまう。しかし、ツユベラのように派手だと、毒々しいと思われて敬遠されるようだ。

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2011年01月07日

座間味 年越しダイビング(2)

慶良間といえばアザハタという印象がある。ダイビング雑誌でもよく取り上げられるので、特に有名になっているハタだ。

▽超有名なアザハタ

zama_110110.jpg水深25mの砂地にある小さな根に、そのアザハタが2尾住んでいる。ダイバーがよく訪れるためかかなり慣れていて、触れるくらいまで近寄ってくる。

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2011年01月06日

座間味 年越しダイビング(1)

年末・年始を沖縄・慶良間諸島の座間味島で過ごしてきた。今回は全国的な寒波の襲来で、とても沖縄とは思えない寒さだった。

▽阿嘉島にある奇岩のサクバル(29日)

zama-10013.jpg北風が強く、波浪の影響で濁りも生じて潜れない日も1日あった。それでも今回は「ザマミセーリング」で5本、「ハートランド」で15本の計20本潜らせていただいた。

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2010年12月25日

今年を振り返って(下半期)

下半期は座間味、奄美、コモド諸島クルーズ、バリ、マレーシア・ポンポン島、錦江湾などでダイビングした。

▽ナカモトイロワケハゼ

saigo_1007657.jpg特に印象に残ったものを取り上げると、座間味では初めてナカモトイロワケハゼを見た。石垣などでは深い所にいるらしいが、座間味では比較的浅い所にいた。


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2010年12月22日

今年を振り返って(上半期)

今年も残り少なくなった。年末・年始は沖縄の座間味島で過ごすことが恒例になっているが…その前に今年もいろいろな海に行ったので、振り返ってみることに。

▽性転換したてのヒレナガヤッコのオス

kera_1300.jpg上半期は座間味、奄美、ニューカレドニアなどでダイビングしたが、奄美には3回行った。では、これらの海で出会った印象深かった出来事を取り上げることにしよう。まずは座間味で撮影したヒレナガヤッコのオス。よく見たら、まだ完全ではない。オスになりたてだった。

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2010年12月20日

オオフエヤッコダイを探せ!

奄美や慶良間でフエヤッコダイに出会うと、必ずチェックする。吻の長さと、頬のあたりだ。なぜかというと、フエヤッコダイと近縁でレアなオオフエヤッコダイではないかと思うから…

▽フエヤッコダイ(慶良間諸島)

hue-2.jpgフエヤッコダイも吻は長いが、オオフエヤッコダイはさらに長いので、見るとすぐにわかる。

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2010年12月13日

下町のスナックにマンタ出現!?

昨年コモド諸島ダイブクルーズで一緒になったKさん。下町でスナックを経営されている。今年のコモドクルーズで、Kさんのお知り合いと一緒になった際、店に水中写真を飾りたいと言っていると話してくれた。

▽江東区にあるスナック緑

mido-1050729.JPG帰国してしばらくしてからKさんのお店に行って下見をした。

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2010年12月06日

錦江湾潜水紀行(最終回)

錦江湾で多いと感じた生物はムチカラマツ、エントウキサンゴ、シコロサンゴ、ガンガゼ、コブヒトデモドキ、サンゴイソギンチャクなどだ。

▽幻想的なムチカラマツの林

kin_2857.jpgヒモ状のムチカラマツは長さが約2m。ポイントによってはそれが群生していて、幻想的で独特の景観を作り出している。

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2010年12月03日

錦江湾潜水紀行(4)

今回お世話になったダイビングサービス海案内の出羽慎一氏は、学生時代に魚類の行動生態学を専攻していたため、とにかく魚には詳しい。

▽出航準備中の海案内のボート「ゆうな」

kin-1050709.jpg出羽氏は、学生時代に座間味のダイビングサービスの手伝いをしながら研究をしていた。そのころ出会っていて、一緒に潜ったこともある。

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2010年12月02日

錦江湾潜水紀行(3)

桜島周辺はドン深で、あっという間に30,40m行ってしまう。しかも深場には魅惑の魚がたくさんいるため、どうしてもDECOが出てしまう。

▽ハナミノカサゴの向こうに予備のタンクが見える

kin_3025.jpgそこで安全対策として予備のタンクと酸素のタンクが用意されている。ダイビング中に酸素を吸うと、減圧症のリスクを軽減できるそうだ。

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2010年11月30日

錦江湾潜水紀行(2)

ネジリンボウが少なくなっている代わりに、ウミトサカが増えていた。ウミトサカは元々あったのだが、'93年の水害によって土砂が海底に流れ込んでだいぶ減少し、さらに'98年のエルニーニョで壊滅状態に。

▽ウミトサカの前を通過するイラ

kin_2753.jpgしたがって'01年に行ったときにはウミトサカはまったく見られなかったのだ。

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2010年11月29日

錦江湾潜水紀行(1)

ハウジングメーカー「アンティス」の古澤社長から鹿児島に誘われた。また潜りたいと思っていたので二つ返事でOKしたのだった。前回鹿児島で潜ったのは2001年10月なので9年ぶりだ。

▽噴煙を上げる桜島

kin1050721.jpg24日鹿児島空港で古澤氏と合流し、氏が懇意にしているダイビングサービス海案内へ向かう。オーナーは出羽慎一氏で、魚類研究者でもある。

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2010年11月12日

ポンポン島でダイビング(最終回)

ポンポン島のダイビングツアーは、1日ボートダイビング3本+無制限ビーチが組み込まれている。無制限ビーチとは、ガイドなしのセルフダイブのこと。時間的な制約(17時30分からはオプション)があるので、無制限といってもそんなには潜れない。

▽左が桟橋の先端で、メインのポイント

pom1050624.jpgしかし、遠浅で深い所までかなり距離があるため、有難いことにボートを出してくれる。そればかりか、待っていてくれるので、ビーチというよりボートダイビングだ。

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2010年11月11日

ポンポン島でダイビング(4)

ポンポン島の近くの島に、カーディナル・ヘブンというダイビングポイントがある。テンジクダイ科魚類を英語でカーディナルフィッシュというので、その手の魚が多いというのは容易に想像できる。

▽大きな湾で、ずっと左奥がポイント

pom1050620.jpg気になるポイントなので、ダイビング最終日に連れていってもらった。大きな湾になっていて、流れはなく、水はやや濁っている。よそのリゾートのそばで、潜る前に許可をもらっていた。

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2010年11月09日

ポンポン島でダイビング(3)

ポンポン島のダイビングガイドは外国人で、我々5名を2名のガイドが担当してくれた。日本人をガイドするのは慣れてるようで、きめ細かにいろいろ探してくれた。

▽サンゴ礁に群れるキンセンフエダイ

pom_2674.jpgしかし、ほとんどは5cm以下のエビ、カニ、ウミウシで、魚は共生ハゼくらい。だからできるだけ離れたり、目を合わさないようにしていた。

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2010年11月08日

ポンポン島でダイビング(2)

ポンポン島のダイビングポイントは、ハウスリーフと近くの島々の周辺。サンゴ礁、砂地、ガレ場、内湾のサンゴ&砂泥底と環境はさまざま。

▽ダイビングの合間は美しいビーチで休憩

pom_2455.jpgしたがって、それぞれの環境に適応した魚や生物が見られる。

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2010年11月06日

ポンポン島でダイビング(1)

ダイビング仲間とマレーシアのポンポン島に行った。ポンポン島はボルネオ島の北東にマブールと同じ海域にあるリゾートで、7~8年前にオープンした。今回ご一緒したF夫妻はその当時から行っていて、7回も通われているという。

▽国旗と州旗が飾られたポンポン島の桟橋

Pom-1050628.JPG超常連とご一緒したお陰で、たくさん恩恵に授かることができた。写真はいろいろ撮ったが、まずはいちばん関心があるクマノミ類から…

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2010年10月29日

マレーシアへ

明日からマレーシアに行くので、マレーシアの写真を…。最後に行ったのは'03年だから7年ぶりになる。このときは、マブール周辺のフィッシュウォッチングという自主企画を旅行社・ジスコさんのご協力で長期取材させていただいた。

▽マブールの水上コテージの夜景

mab-7.jpgマブールに8日、シパダンに3日滞在し、マブール、シパダン、カパライなどで撮影したのだが、諸々の事情で雑誌の掲載がボツになった苦い思い出がある。


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2010年10月24日

桜島の海中

21日夜、ほうほうのていで奄美大島からフェリーに乗船。翌朝鹿児島の錦江湾に入り、しばらくすると桜島が見え始めた。

▽現在の桜島。'10年10月22日撮影

kin-10.JPG桜島の周辺で水中撮影したことがあり、懐かしさのあまりそのときの海の様子が蘇ってきた。

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2010年10月19日

インドネシア水中撮影記(バリ編B)

ダイビング最終日はシークレットベイに行った。入江になっているため、とても穏やか。ビーチエントリーだが、静かなのでカメラ2台持っても楽に入れる。

▽シークレットベイの波打ち際

bali_102269.jpg水の濁りはあるものの、レアな魚がたくさんいることで、マニアックなダイバーに絶大な人気があるポイントだ。

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2010年10月18日

インドネシア水中撮影記(バリ編A)

ヌサ・ペニダで2日間潜り、次に向かったのは北西に位置するムンジャガン。リゾートに宿泊し、ムンジャガン島でダイビング。

▽リゾートからボートで約30分のムンジャガン島

bali1050482.jpgムンジャガン島の周辺はドロップオフで、壁面にはイソバナ類やヤギ類、ウミカラマツ類、カイメン類などの無脊椎動物が無数に付着している。

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2010年10月17日

インドネシア水中撮影記(バリ編1)

生命みなぎるコモド諸島でパワーをもらったあと、フローレス島からジェット機でバリ島に移動。サヌールのホテルにチェックインした。あと1週間、バリでダイブサファリするためだ。

▽砂浜がクリスタルベイ。マンボウ目的のボートがたくさん

bali1050466.jpgバリの南部にある小島ヌサ・ペニダでは、この時期マンボウが出現することで有名になっている。しかし今年は水温が異常に高く、見られる確率がとても低いとのこと。

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2010年10月16日

インドネシア水中撮影記(コモド編5)

南エリアに沈船ポイントがある。以前にも書いたことがあるが、木造船んなのでずいぶん朽ち果てている。

▽コモド島の岩山とサンゴ礁

komo_1009672.jpgここは大きな入江になっていて、穏やかで流れもない。浅瀬にはサンゴが群生しているので、決まって半水面の撮影をする。

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2010年10月15日

インドネシア水中撮影記(コモド編C)

南エリアは、栄養分豊富な冷たい海流が南方から来ているため、見慣れない生物が多数生息している。

▽大きさが25cmくらいあるイチゴボヤの仲間

komo_1009607.jpgただ今年は水温はそれほど低くはなく、約25℃だった。例年は21〜23℃なので、やはり異常気象なのだろうか。

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2010年10月13日

インドネシア水中撮影記(コモド編B)

南エリアで人気があるのは、マンタポイントだ。潮の流れでエサが多く集まるほか、クリーニングステーションもあるので、たくさんのマンタが現れる。

▽あまり注目されないカラフルな生物

komo_1009684.jpgしかし、タイミングが合わない場合もあり、グループによってはぜんぜん見られないこともある。まぁ、マンタ以外にもカラフルなサンゴ類や珍しい魚が生息しているので、被写体には困らないが…
 

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2010年10月11日

インドネシア水中撮影記(コモド編2)

コモド諸島北エリアの代表的なポイントは、沖合いにあるシーマウント。いわゆる隠れ根。トップの水深が4〜5mで、山の裾野のように外側に向かって深くなっている。

▽捕食シーンを待つ。手前はウロコマツカサ

komo_10104.jpgここではタカサゴ類、ロウニンアジ、ギンガメアジ、ネムリブカ、ヨスジフエダイ、ウロコマツカサなどが常時見られる。流れがないときは、みんなのんびりとしていて平和そのものなのだが、流れが出るとどの魚も緊張感を漂わせる。

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2010年10月09日

インドネシア水中撮影記(コモド編1)

インドネシアでダイビング三昧の日々を過ごしてきた。今回はコモド諸島とバリでダイビングした。先月25日にバリへ向かい、翌日フローレス島に渡ってコモドクルーズのサザンスター号に乗り込んだ。

▽空から見たコモド諸島

komo_10103521.jpg昼過ぎに世界遺産・コモド諸島に向け出航。1本目はチェックダイブということで、穏やかなポイントでのんびりダイビング。だが、2本目はとんでもないことに。これまで何度もコモドクルーズに乗船しているが、一二を争う激流に見舞わされた。

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2010年09月24日

コモド諸島撮影記(最終回)

最終回は、気に入っている写真なのだが、掲載からはずれてしまったものをまとめてみた。

▽上陸用ピンクビーチの海底

komo_0641.jpgピンクビーチでスノーケリングしたときの写真。実際はピンク色なのは波打ち際までで、海の中の砂は白い。だが少しは赤い砂があるのか、なんとなくピンクっぽく見える。実は、上陸用のピンクビーチとダイビングポイントのピンクビーチは、離れている。

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2010年09月23日

コモド諸島撮影記(7)

北エリアと南エリアの中間にもポイントがある。代表的なのはピンクビーチ。その名のとおり、ピンク色をした海岸なのだ。

▽その名のとおりのピンクビーチ

komo_1009653.jpgピンクになる理由は、オルガンパイプコーラルという赤い骨格のサンゴが死滅すると、永い年月の間に波や流れで細かく砕ける。そして白い砂と交じってピンクに見えるという。

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2010年09月21日

コモド諸島撮影記(6)

南エリアには、沈船ポイントもある。沈船といってもインドネシアの木造船なので、かなり朽ち果てているが…

▽沈船に生息するカクレクマノミ

komo_1009276.jpg
それでも魚にとっては良い漁礁になっていて、たくさんの魚たちが住みついている。カクレクマノミが住みかにしているセンジュイソギンチャクが、沈船の一部の木の板に付いていた。

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2010年09月19日

コモド諸島撮影記(5)

南エリアには、マンタポイントもある。人気のあるポイントだけに早朝到着するように向かうのだが、大抵は数隻のクルーズ船が先に来ている。

▽左にある岩の島周辺にマンタが集まる

komo-1008365.jpgなぜこのポイントにたくさんのマンタが現れるのかは、エサ場になっていること、そしてクリーニングステーションもあるからだ。

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2010年09月16日

コモド諸島撮影記(4)

南エリアはインド洋との境に当たり、南氷洋の方面から冷たくて栄養分豊富な海水が流れ込んで来る。そのため魚類が多く集る。

▽鮮やかなイボヤギとキンギョはナダイ

komo_1009530.jpg海底には色鮮やかなホヤ類、カイメン類、ナマコ類、ヤギ類などの底生生物がたくさん見られ、特異な環境となっている。普通は暗い所にいるイボヤギも、ここでは浅くて明るい所で触手を伸ばしている。

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2010年09月14日

コモド諸島撮影記(3)

北エリアで撮影した写真は、今回でひとまず終えることに…。コモド諸島はどのポイントもサンゴ以外にもトサカ類、イソバナ類、ウミシダ類などの底生生物が多い。

▽根にはカラフルなトサカ類や小魚が見られる

komo_1008382.jpgこのような生物が多いというのは、プランクトンが豊富で流れがあることを物語っている。

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2010年09月13日

コモド諸島撮影記(2)

北エリアは水温が高いので、ストレスなく潜れる。ただ流れが強いことが多いので、それが悩みのタネともいえるが、流れに合わせて現れたり行動を起こす魚がいるのも確か。

▽入江でスノーケリング

komo_109143.jpg停泊するのは入江などの静かな海域。ダイビングの合間の休憩時間は読書や昼寝をする人が多いが、スノーケリングも楽しい。

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2010年09月11日

コモド諸島撮影記(1)

一昨年、昨年に続いて今年もコモド諸島へ行ってきた。世界的な異常気象がコモドにも影響があるようで、乾季にもかかわらず、雲が多くてにわか雨もよく降った。

▽空から見たコモド諸島

komo_10093157.jpgしかし海の中はそのような影響はなく、相変わらず活気に満ちていた。

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2010年08月28日

8月の奄美(番外編)

トサヤッコとヤイトヤッコが生息する三角岩というポイントに、ようやく潜れたのはダイビング最終日の1日前だった。

▽トサヤッコのオス

ama_100213.jpg外洋に面しているので荒れやすく、潮流も強くなることが多いので、機会は少ない。

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2010年08月27日

8月の奄美(生態編)

8月は繁殖期でもあるので、求愛や産卵など繁殖に関する行動も観察・撮影できた。

▽赤っぽい個体も後から泳いできた

ama_1008212.jpgある魚を撮っているとき、黒いオオモンカエルアンコウが泳いできて、目の前の岩に着底した。泳ぐんだ、と思っていたら、今度は赤っぽい個体が追いかけてきた。

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2010年08月25日

8月の奄美(幼魚編)

今回の奄美も幼魚はよく見られた。特に目に付いたのはヒレナガスズメダイの幼魚、ヘラルドコガネヤッコの幼魚などだった。奄美で繁殖したものもいるだろうが、もっと南の海から仔魚が流されてきたものもいるに違いない。

▽デバスズメダイに交じるナンヨウハギの幼魚

ama_10082278.jpgデバスズメダイの住むサンゴに、ナンヨウハギの幼魚が1尾だけいた。異なる種の中にいるのはどんな気持ちなのだろう。

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2010年08月23日

8月の奄美(風景編)

真夏なので、海はベタナギかと期待していたのだが、いつも風があって波静かな日は少なかった。水面に写るサンゴ礁も撮りたいと思っていたが、ついに撮れなかった。

▽比較的波静かなときに撮った半水面

ama_1008115.jpg半水面の撮影ももっとやりたかったのだが、チャンスは一度しかなかった。

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2010年08月13日

偉大なニセモノ!?

ホンソメワケベラの擬態で知られるニセクロスジギンポ。習性なども興味深いので、見つけると必ず撮影するようにしている。

▽珍しく背ビレを開いたニセクロスジギンポ(沖縄)

nise-002.jpgホンソメワケベラとの違いは口の位置や背ビレの大きさだが、背ビレはめったに立てないので区別するのは難しい。ただ慣れてくると泳ぐ雰囲気が異なるので、わかるようになる。

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2010年08月10日

ショッキングな事故

6日朝のテレビニュースで、ショッキングな事故が報じられた。沖縄・名護市の海岸でスクーバダイビングの講習中、「オコゼ」に刺されて死亡したという。

▽背ビレのトゲに猛毒があるオニダルマオコゼ

kike-005.jpg沖縄で「オコゼ」というのは、ヒメオニオコゼかオニダルマオコゼだ。大きさや毒性からすると、後者の可能性が高い。

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2010年07月23日

真夏の座間味(最終回)

最終回は番外編として、載せ切れなかった画像、そして昔懐かしい写真とエピソードで締めくくりたい。1回目にも書いたとおり、今回は全般的に幼魚がたくさん見られた。

▽最もきれいなころのコクテンサザナミハギ

zama_1007442.jpg時期的には当然なのだが、例年より多いような気がした。コクテンサザナミハギの幼魚は、3~4cmのころが一番きれいな体色になる。

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2010年07月22日

真夏の座間味(6)

6日目(14日)は最終日。再び「ハートランド」で潜ることに。ダイビングボートは、お客さんが大勢のときは大型の「セティウス」だが、今日は少人数なので、最近導入した中型の「ゆきぼーと」。

▽最も深い所にある根。小魚が群れていた

zama_1007467.jpg座間味在住の「キンドン」と「アースー」(うみまーる企画)のお二人が来てくれ、3本一緒に潜ることができた。1本目はニシハマ北というポイントで、砂地の斜面が広がっていて、水深約28mの所に小さな根がいくつかある。

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2010年07月21日

真夏の座間味(5)

5日目(13日)も「ザマミセーリング」のティンガーラで出発。1本目はウミガメとの遭遇率が高い「ギナ」というポイントに向かった。

▽複数のウミガメを同時に見ることも

zama-100715.jpg潜り始めて5分くらいで1匹目が現れた。それを撮影している間に休んでいるウミガメを発見したり、泳いでいるものもいたりで、撮るのも大忙し。

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2010年07月20日

真夏の座間味(4)

座間味でプライベートのダイビングは「ハートランド」さんにお願いしているが、12~13日の2日間は以前から誘っていただいていた「ザマミセーリング」さんでお世話になった。

▽カタマランのティンガーラ

zama_1007451.jpgダイビングボートはカタマラン(双胴船)の「ティンガーラ」で、昔何度か乗せていただいたことがあり、今回は約20年ぶりだ。

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2010年07月19日

真夏の座間味(3)

3日目(11日)は快晴。ようやく真夏らしい青空が広がった。1本目は嘉比島の北側で、ガヒ前とかガヒ北と呼んでいるポイント。砂底にはヤシャハゼが生息していることで有名。

▽広くて気持ちいい「海底砂漠」

zama_100763.jpg沖は海底砂漠というポイントになっていて、見渡す限り砂地が広がっている。この辺りの砂地にはベラギンポの仲間が多く生息しているが、今回は中層を群れで移動していた。移動は珍しいので追ってみる。

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2010年07月17日

真夏の座間味(2)

2日目(10日)の1本目は、座間味港を出てすぐの所で、ウルノサチというポイント。砂地にユビエダハマサンゴの群落や根があり、どちらかというと癒し系のポイントだ。

▽本場のケラマハナダイを眺めるアオウミガメ

zama_100716.jpgウミガメに遭遇することがよくあり、ここのウミガメはダイバーを見てもあまり逃げないという特徴がある。今回も2個体出会った。

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2010年07月16日

真夏の座間味(1)

沖縄の座間味島に行ってきた。安定した時期なのでベタナギを期待していたのだが、ずっと南風が吹き続けているようで、水面は波立っていた。

▽浅瀬にはサンゴが復活しているチシ

zama_1007091.jpg9日の午後島に到着して、すぐにダイビングに出かけた。1本目は北側のポイントのチシ。昔は素晴らしいサンゴ礁だったが、オニヒトデや白化で壊滅状態。それから10数年。水面下には小さな枝状サンゴがびっしりと生えていてた。

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2010年07月05日

6月の奄美の海(最終回)

奄美の最終回は、これまでのテーマからはずれてしまった画像を載せてみたい。

▽ハナミノカサゴとダイバー

ama_10064646.jpgまずはハナミノカサゴ。あまり逃げないことや大きさ的にも誰からも好まれる被写体。ワイドレンズで遠近感を強調してみた。

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2010年06月30日

6月の奄美の海(6)

卵を守っている魚の姿もたくさん見られた。クマノミ類など、海底のどこかに産卵するスズメダイ科が多かったが、当然かもしれない。

▽根に住むクマノミ。産卵はいつも同じ場所

ama_10064686.jpg根に住むクマノミの所に真っ赤な卵があった。このクマノミはいつも同じ所に産卵する。もっと守りやすい所があると思うのだが、なぜか一番外側の出っ張りに産む。一昨日はなかったので、昨日か今日産んだようだ。

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2010年06月28日

6月の奄美の海(5)

産卵中の魚も数種観察できたが、やはりスズメダイ類がほとんど。特にミツボシクロスズメダイはあちこちで産んでいて、繁殖力の強さを見せつけられた。

▽目玉模様があるニセネッタイスズメダイの成魚

ama_1006781.jpg内湾のポイントに、成魚にもかかわらず、背ビレに目玉模様があるニセネッタイスズメダイがいた。通常目玉模様があるのは幼魚のみで、成魚にはない。このことは、ニューカレドニアの回でも書いている。


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2010年06月26日

6月の奄美の海(4)

6月の奄美は魚類の繁殖期に当たるため、ペアを多く見かけたり、求愛、産卵などの繁殖行動もずいぶん観察できた。

▽ニシキフウライウオのメスと右隣にいるオス

ama_1006243.jpgウミカラマツにニシキフウライウオがいた。大きさは約12cmでメスだ。撮影していたら、小さくて黒っぽい個体が画面に入ってきて、メスに寄り添った。気づかなかったが、ペアだったのだ。

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2010年06月24日

6月の奄美の海(3)

奄美大島の魚類相は実におもしろい。レンテンヤッコやハコフグ、タカノハダイなど温帯域の魚が生息しているかと思えば、日本ではめったに見られないヤスジチョウチョウウオが数多くいたりする。

▽ヤスジチョウチョウウオの未成魚

ama_1006888.jpgまた、ネオンテンジクダイやクロリボンスズメダイなどのように、日本では八重山諸島以外あまり見られない魚も多く生息しているのだ。

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2010年06月22日

6月の奄美の海(2)

今回の奄美では、幼魚の姿がたくさん目についた。この海域で卵からふ化したのか、それとももっと南から流されてきたのか定かでないが、いずれにしてもここで成長していくに違いない。

▽初夏の風物詩のキンメモドキ

DSC_0592.jpg根を覆うように群れるキンメモドキも、まだ幼魚というサイズだ。これから少しずつ大きくなっていくが、天敵によって数は減ってくる。

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2010年06月21日

6月の奄美の海(1)

奄美は予想どおり梅雨空だった。一日中雨というのはなかったものの、降ったりやんだりが多く、ごくまれに日が差すこともあった。強風の日も多かったが、そこは内湾がある奄美南部。静かなポイントを探して毎日潜ることができた。

▽尾ビレの模様が美しいヤノダテハゼ

ama_1006901.jpg海の中は求愛&産卵ラッシュで、さまざまな生態が観察・撮影できた。まだ画像の整理が途中なので、とりあえず今回は共生ハゼ。まずはヤノダテハゼ。きれいな尾ビレが特長。

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2010年06月10日

キャンペーン奄美

明日奄美に出発する。今月1日から開催されている「マリンステイション奄美」主催の「得するダイビングキャンペーン」一環のため。

▽部屋からの眺め。対岸は加計呂麻島

ama-10040917.jpg今は梅雨の真っ只中なので、好天は期待薄だが、この時期は魚類の繁殖期でもあるので、おもしろい生態が見られそうだ。

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2010年06月07日

ニューカレドニア紀行(5)

「所変われば品変わる」のことわざどおり、日本にもいる魚と習性がちょっと違うものも見受けられた。

▽整然と群れるフタスジタマガシラ

new_0474.jpgフタスジタマガシラがそれで、日本では単独か少数の群がり(といってもバラバラ)なのだが、ここニューカレドニアでは群れ、それも密集していて異様な感じだった。もっと大きな群れになることもあるらしい。

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2010年06月04日

ニューカレドニア紀行(4)

ニューカレドニアは、オーストラリアのグレートバリアリーフとわりあい近いせいか、魚類相が似ている。また、タヒチやフィジーの影響も多少あるようだ。ニューカレドニア固有というのは少ないが、メラネシア特有の魚はけっこう見られる。今回はそんな魚を取り上げてみる。

▽人懐っこいホワイトレイズサージェント

new_0291.jpgホワイトレイズサージェントは体験ダイビングのポイントでたくさん見られた。警戒心がなく、レンズのすぐ前までやってくる。体色はよく変化させ、黒っぽくなることが多い。

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2010年06月02日

ニューカレドニア紀行(3)

ダイビング雑誌でニューカレドニア特集があると、必ずブラックマンタが誌面を飾る。ブラックマンタは、ニューカレドニアの象徴的な魚といっても過言ではない。

▽なぜかニューカレドニアはブラックマンタが多い

new_0392.jpgということで、ブラックマンタもリクエストしてみた。この時期は、潮さえ合えば複数のマンタに会えるというので、期待してアウトリーフに向かった。

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2010年05月22日

10年ぶり ニューカレドニアへ

10年ぶりにニューカレドニアへ行くことになった。これで4回目の訪問になる。最初に訪れたのは1974年なので36年前になる。テレビのセミドキュメンタリー番組の水中撮影担当で、当時はビデオがまだなかったために16mmフィルムでの撮影だった。

▽36年前のヌーメアのヨットハーバー。'74年5月

new-7452.jpgこのときは直行便がまだなかったが、それから1年後くらいに就航したと記憶している。


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2010年05月18日

お気に入りの海・コモド

最近のお気に入りの海は、海外ではインドネシアのコモド諸島だ。'08年と'09年にコモド諸島ダイブクルーズに2航海ずつ乗船したが、いくら撮影しても撮りきれないほど、魅力的な被写体がたくさんある。

▽コモド諸島とクルーズ船サザンスター

%83u%83%8D%83O%81E%89%82%94%FC1.jpgというわけで、今年も乗船することになった。日程は8月29日からのクルーズで、2週連続。

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2010年05月15日

晩春の奄美(最終回)

ダイビング最終日に、水産高校の生徒がやってきた。練習船で古仁屋まで来て、1日だけシーカヤックやダイビングを「マリンステイション奄美」で行うとか。本当は2日間だったが、前日は船酔いでダウンしたらしい。

▽水産高校の生徒半数がダイビングに出発

ama1040905.jpg生徒は20数名で、半分に分かれて午前と午後交代して行うので、全員がシーカヤックとダイビングが楽しめる。

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2010年05月12日

晩春の奄美(4)

ある日朝食を終え、部屋で出発の準備をしながらふと窓の外を見ると、さっきまで晴れていたのに視界が悪くなっている。霧が発生というか、加計呂間島のほうからどんどん流れてきて、あっという間に対岸が見えなくなてしまった。

▽加計呂間島方面から霧に包まれたホテルを望む

amaan_0005.jpg年に何度かこのようなことがあると思うが、ずいぶん奄美に通っているけども濃霧を目にしたのはこれで二度目。1本目を潜るときにもまだおさまってなかった。

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2010年05月10日

晩春の奄美(3)

今回はおおむね天気は良かったのだが、風が強い日もあったので、毎日が穏やかということではなかった。そんな中、わりと穏やかな日に、ゲストのリクエストもあって外洋のポイントに行った。

▽イルカ出現! ボートの前で競うように進む

ama1040891.jpg途中、クジラでも見れればいいかな、なんていっていたら、イルカが現れた。それもたくさん。

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2010年05月07日

晩春の奄美(2)

今回の撮影目的はコブシメだが、産卵ポイントに毎回出現するわけではない。時間帯や潮も関係ないようで、コブシメに関してはさっぱり理由がわからない。気まぐれというしかない。

▽真っ赤な卵とクマノミ。気が弱くて逃げてしまう

ama_104740.jpgそんなわけで、現れないときは別のものを撮影した。前回書いたように、水温が低かったので繁殖に関してはさほど期待していなかった。だが、クロホシイシモチやキンセンイシモチはは早くもペアになって今にも産卵、という感じになっていた。

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2010年04月16日

サンゴの白化とテングカワハギ

前々回に『みどりいし』に掲載されていた「サンゴをかじる魚」について書いたが、今回も興味深い報告について書いてみようと思う。福井県立大学 海洋生物資源学部の小北智之氏が書かれた「造礁サンゴの白化とサンゴ食魚類の未来」。

▽『みどりいし』表紙と本文

hakka14.JPGサンゴは生物なので、多くの魚がエサとして利用している。実際にサンゴの粘液は栄養価が高いことが知られていて、魚たちは粘液やポリプをエサにしている。しかし大部分の魚はエサの一部としているもので、それを専門に食べている魚はそう多くない。

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2010年04月08日

サンゴをかじる魚

阿嘉島臨海研究所発行の機関誌『みどりいし』21号が送られてきた。この機関誌は、主に海洋生物の調査・研究などの報告が掲載されているもので、年1回の発行。

▽『みどりいし』の表紙と本文

kajiru15.JPG毎号興味深い記事が載っているが、今号もいくつかあった。「サンゴをかじる魚」と「造礁サンゴの白化とサンゴ食魚類の未来」だ。今回は「サンゴをかじる魚」を取り上げてみたい。

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2010年03月13日

50日ぶりの奄美(最終回)

ダイビング最終日は、いちばん好きなポイントに入った。流れが強くなることが多かったり、南風が吹くと荒れるので今回初めて。

▽20数m付近の光景。15m付近にトサヤッコがいる

ama_096-1.jpgエントリーしたとたん、クジラの鳴き声が聞こえてきた。潜っている間はずっと聞こえていたが、それほど近くではない。寄り道をしてからトサヤッコのいる場所に移動したら、なんとヤイトヤッコも一緒にいる!

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2010年03月11日

50日ぶりの奄美(4)

今回の奄美の水温は約21℃。昔はこの時期に20℃を切ったこともあると思うが、最近は概ねこの水温だ。そして1年で最も低い時期といえる。

▽いつも近くにいるオグロベラのオス(左)とメス

ama_3056.jpg水温が低いと魚類の繁殖はさほど活発ではないが、一部のベラ類やブダイ類は求愛している姿が見られた。

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2010年03月08日

50日ぶりの奄美(3)

2月末日の3本目に潜ったポイントは奄美を代表する所。砂地にある根にはハタンポやヨスジフエダイ、クマノミ、オトメベラ、ユカタハタなどおなじみの魚が見られる。

▽根に住み着いてるヨスジフエダイの若魚

ama_102-006.jpg安全停止を終えてボートに戻る途中、漂うゴミのような魚を見つけた。3cmくらいで細長い。撮影したが、揺れるのでピントが合わない。もしかしたらと、手づかみしたら捕えることができた。

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2010年03月06日

50日ぶりの奄美(2)

大島海峡の奥にあるポイントにも行った。いわゆる内海で、独特の生態系が見られる。やや濁っているものの、流れもなく穏やかなので、ストレスを感じることなく撮影に集中できる。

▽サンゴがひしめく内湾のポイント

ama_103-001.jpgサンゴの群落もあり、シリキルリスズメダイやキイロサンゴハゼ、ネオンテンジクダイなど内湾性の魚が多く生息している。

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2010年03月04日

50日ぶりの奄美(1)

奄美に行っていた。特に何を撮ろうという目的はなかったが、魚たちはいつも予期せぬドラマを見せてくれる。

▽左奥にメスが住むイソギンチャクが('09年12月)

ama_1688.jpg昨年12月にクマノミのオスとメスが1尾ずつになったイソギンチャクがあった。その距離はたったの4m。どうしても意識してしまう近さだ。

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2010年02月21日

ユニークなジンベエザメの個体識別

先日、国立科学博物館に行ったとき、売店である雑誌を見つけた。それは、この博物館が発行している『milsil』。ミルシルといい、隔月刊の自然と科学の情報誌だ。

▽表紙(左)と中の記事

%83u%83%8D%83O%97p9.JPGジンベエザメの写真が表紙になっていたので中を見たら、興味ある記事が載っていた。「ジンベエザメの個体識別を保護活動に生かす」というのがそれだ。

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2010年02月15日

クマノミ、29番目の新種!?

ナショナルジオグラフィック日本版 '10年1月号に「クマノミ 人気者の宿命」という記事が掲載された。その中で、センセーショナルなことが…

▽ナショナルジオグラフィックの記事

P1040671.JPGオーストラリアの魚類学者ジェラルド・アレン博士らが、'08年7月 フィジーに生息するクマノミを新種と断定した、との記述があったのだ。しかし写真はなく、一体どんなクマノミなのか気にはなっていた。

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2010年02月11日

展示会「ハゼの世界とその多様性」

皇太子時代からハゼの研究者として知られる天皇陛下。御即位二十年記念展示として、国立科学博物館で「ハゼの世界とその多様性」が開催されている。

▽展示会会場の国立科学博物館入口

haze1040633.JPG入ってみると、かなりの人で混雑していた。ハゼもずいぶん人気が出たものだと思ったら、別の展示「大哺乳類展」のほうだった。

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2010年02月05日

アネモネフィッシュ

アネモネフィッシュといえばクマノミ類のこと。イソギンチャクの英名がシーアネモネなので、それを住みかにするクマノミ類の英名がごく自然に「アネモネフィッシュ」となった。

▽アネモネフィッシュの代表のクマノミ

ke_0907551.jpgクマノミ類は日本に6種分布しているが、クマノミ類以外でもイソギンチャクに依存している魚が知られている。広い意味で、それもアネモネフィッシュという。

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2010年01月21日

年末・年始の慶良間諸島(最終回)

慶良間でのダイビング最終日は1月4日。座間味島に渡って10日になるが、いちばん天気が良く、海もベタなぎだった。

▽光芒の中、ガイドのMOMOちゃんに入ってもらった

kemo_0406.jpgお客も極端に少なくなったので、3本とも好きなポイントに連れていってもらい、のんびりと潜ることができた。

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2010年01月19日

年末・年始の慶良間諸島(5)

元旦は晴れて穏やかだった。1本目は砂地が広がるポイント。海の中から朝日を撮影。水深27mからでもはっきりと太陽が写った。

▽水深27mからの初日の出

kita_1867.JPG根の上にキンメモドキが群れていたが、今の季節は数が少なくてちょっぴり淋しい。

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2010年01月17日

年末・年始の慶良間諸島(4)

慶良間諸島の代表的なポイントのニシハマにも二度入った。潮の流れが速くなることもあるうえ、ボートの数が制限されるため、いつでも潜れるというわけではない。滞在中に二度入れればラッキーといえる。砂地に根が散在する環境で、水深25mには2尾のアザハタが住む根がある。

▽人気のアザハタ。色をよく変化させる

keaza_0520.jpgアザハタは人に慣れていて撮影しやすいが、2尾一緒にいい感じで撮るのはわりと難しい。どちらかがクリーニングされるため、根の隙間に入ってしまうこともあるからだ。

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2010年01月14日

年末・年始の慶良間諸島(3)

地味に見えるけれども、写真に撮ってみるとけっこうきれいという魚もいる。ストロボに照らされて、ふだん目立たない模様が浮かび上がるからだ。

▽落ち着いた美しさがあるヒレナガハギ

kerahi_1021.jpgそのような魚に、ヒレナガハギも挙げることができる。特にヒレを広げたときには、点状の模様がきれいなパターンになっているのがわかる。

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2010年01月09日

年末・年始の慶良間諸島(2)

慶良間諸島の島々を見ると、岩は黒いのに砂は真っ白だ。海中もサンゴ礁と根以外は白い砂地が大半を占めている。だから深く潜っても海中は明るく感じる。

▽水深15m付近にできた砂紋

gah_2765.JPG砂地は波浪や潮流の影響で砂紋ができる。そのときによって形やパターンが違っていて、同じことはない。波は自然のアーチストだ。

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2010年01月07日

年末・年始の慶良間諸島(1)

年末・年始は沖縄・慶良間諸島の座間味島で過ごした。全国的な寒波襲来で沖縄とは思えないほど寒い日があったり、Tシャツでも平気なくらい暖かい日もあり、めまぐるしく変わった。

▽前半はガラガラな状態だった

kera-091226.JPGまた、風が強い日が多かったが、それでも毎日ダイビングできた。他の海では中止になるはずだが、島々に囲まれた慶良間の良いところだ。トータルすると、29本も潜ったことになる。

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2009年12月24日

'09年を振り返って

今年もあとわずか。年末・年始は座間味でダイビングしながら過ごす予定だが、その前に今年を振り返ってみた。例年に比べて海外が多かった。インドネシア・ラジャアンパット、紅海、インドネシア・コモド諸島、タイ・アンダマン海、そしてダイビングではないが、ケアンズ〜ラバウル〜横浜まで「ピースボート」の船旅をした。

▽アオウミガメをつつくセナスジベラ

zamami-022.jpgでは今年撮影した印象深い写真を……。最初は慶良間のウミガメ。セナスジベラがカメの首をつついたら、カメが気持ち良さそうな表情をした。このベラがクリーニングするのは初めて見たので、強烈な印象だった。

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奄美の海中(最終回)

最終回は黒崎東というポイントで締めくくりたい。ブイの下は水深5〜6mで、沖に向かって斜面になっている。水深20m付近で緩やかな砂地に変わる。

▽ところどころに鮮やかなヤギ類が見られる

kuro_1727.JPG砂地にはハゼ類やジョーフィッシュが生息し、小さな根には色鮮やかなヤギ類、ウミカラマツなどが付着している。

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2009年12月23日

奄美の海中(5)

今回は呑ノ浦というポイント。大島海峡の中にあり、古仁屋の街の対岸に位置している。内湾なので水はいつも濁り気味ではある。

▽水面に向かって伸びるスギノキミドリイシ

DSC_1758.JPGサンゴの形状を見れば、海の状況がある程度わかる。波浪も流れもなく穏やかな海では、サンゴは枝状になって水面に向かって伸びることができるのだ。

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2009年12月21日

奄美の海中(4)

13日は特別天気が良かったので、外海に行った。加計呂間島の反対側にある、奄美ホ−ルというポイントだ。地形の変化が楽しめるほか、場合によっては大物が現れる。

▽水面から出ている岩がポイントの頂上

P1040526.JPGまた、深い所にはアケボノハゼ、ピグミーシーホースなど珍しい魚が生息している。ゆっくりと移動しながら観察したら、トサヤッコ、ヒレナガヤッコ、スミレナガハナダイなどが見られた。

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2009年12月19日

奄美の海中(3)

安脚場(あんきゃば)も奄美南部を代表するポイント。流れがほとんどないので、撮影しやすい。ブイの下は砂地が広がっている。

▽ヒレを広げて威嚇するヒメオニオコゼ

DSC_1764.JPG何の変哲もない砂地なのだが、過去にはミナミウシノシタ、コンゴウフグ、ヒレナガネジリンボウ、オオウミウマなど珍しい魚が出現した。今回はヒメオニオコゼがいた。

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2009年12月18日

奄美の海中(2)

前回は「嘉鉄」を話題にしたので、今回は「赤崎」というポイントで。このポイントは1年前くらいからよく行くようになった。浅瀬から沖に向かって斜面になり、水深20mくらいで砂地に代わる。

▽見事なリュウキュウイソバナ

DSC_2560.JPG砂地には珍しいハゼ類が多く生息するが、この時期はあまり姿を見せない。斜面にはところどころにリュウキュウイソバナが見られ、今回はヘコアユが潜んでいた。

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2009年12月16日

奄美の海中(1)

昨夜、奄美大島から帰ってきた。12月にしては天気も良くて暖かく、海も穏やかだった。

▽部屋からの眺め。大島海峡の向こうは加計呂間島

DSC_1737.jpgこの時期はダイビングのお客さんは少ないので、希望どおりのポイントに潜らせてもらった。

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2009年11月26日

アンダマン海クルーズ撮影記(最終回)

今回のアンダマン海クルーズでは、最終日を除いて毎日4本潜り、毎回充実した撮影ができた。ただ、船上の写真が少なかった。

▽エントリー直前の外国人チーム

P1040401.jpgというのも、ひょんなことからナイトロックスの講習を受けることになったからで、休憩時間はテキストを読んだり、講義を受けたりしていることが多かったからだ。

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2009年11月25日

アンダマン海クルーズ撮影記(3)

今回のダイブクルーズでは、生態的なシーンも数多く見ることができた。回遊魚が小魚を襲う場面がもっとも多かったが、何しろ一瞬で終ってしまうので、画像には残っていない。

▽回遊魚がクラゲを囲んでいた

DSC_0818.jpgリチェリューロックで潜っているとき、回遊魚がクラゲをつついている所に遭遇した。

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2009年11月23日

アンダマン海クルーズ撮影記(2)

どこの海に行っても気になるのがクマノミ類。アンダマン海にはクマノミ、カクレクマノミなどを含めて6種が分布しているといわれている。

▽卵を世話するクマノミ

DSC_0786.jpg今回はスパインチークアネモネフィッシュを除く5種を見ることができた。

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2009年11月21日

アンダマン海クルーズ撮影記(1)

クルーズを終えて20日に帰国した。クルーズは最初にシミラン諸島に行ってダイビングしたのだが、とにかくソフトコーラルがきれいで、あたかも竜宮城のようだった。

▽アンダマン海のシミラン諸島

P1040379.jpgクルーズ船は大きくて快適。ゲストは日本人7名、外国人13名。それにダイビングスタッフも6〜7名のうち日本人2名なので、国際色豊か。いくつかのグループに分かれてダイビングを行った。

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2009年11月12日

楽しみ!アンダマン海クルーズ

前回ちょっと触れたが、アンダマン海に行く。タイのタオ島とカオラックにダイビングサービスがある、ビッグブルーさんのご好意で、14日からアンダマン海ダイブクルーズに乗ることになっている。

▽クルーズ船PAWANA号(ビッグブルーHPより転写)

pawara%5B1%5D.jpgクルーズ船は今月から就航したばかりのPAWARA号。カオラックからシミラン諸島〜リチェリーロックを巡って19日に帰港する。

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2009年11月10日

山吹色のスズメダイ

ヤマブキスズメダイを見ると、ついレンズを向けてしまう。色がきれいでヒレを広げたときの形に魅せられるのだが、長年通っている沖縄・慶良間諸島には少ないので、反動なのかもしれない。

▽ヒレを広げると魅力が倍増のヤマブキスズメダイ(奄美)

DSC_0150_1.jpg生息場所はドロップオフの壁付近で、近くにヤギ類、イソバナ類、ウミカラマツ類などソフトコーラルがあることが条件になる。というのも、繁殖のときはそれらを利用するからで、場合によっては隠れ家にもなるからだ。

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2009年10月23日

奄美フィッシュウォッチングの旅(最終回)

沖縄など他の海域では稀種といわれる魚でも、奄美ではよく見られるというのがけっこうある。ヤスジチョウチョウウオのような内湾性の魚は別にして、それ以外でも沖縄などと比べるとなぜか生息数が多いという魚が存在する。

▽きれいな色合いのセナキルリスズメダイ

DSC_0260.jpgまず筆頭に挙げることができるのは、セナキルリスズメダイだろう。鮮やかなブルーと黄色のコントラストが美しいスズメダイだ。

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2009年10月22日

奄美フィッシュウォッチングの旅(4)

奄美大島と加計呂間島の間の大島海峡は、複雑な海岸線のため大きな入江がたくさんある。穏やかなことはもちろん、独特の生態系が見られておもしろい。

▽ニュウドウダテハゼ。全長18cmにもなる大型種

irie_0514.jpg場所によっては軟泥の海底の所もあり、透明度は良くないものの、そうした環境に適応した魚類がたくさん生息している。とりわけ多いのはハゼ類で、その中でもこのニュウドウダテハゼは代表的な種。

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2009年10月20日

奄美フィッシュウォッチングの旅(3)

今回の奄美では幼魚も多く見られた。大部分の魚は夏に繁殖するので、ちょうど幼魚が出現して目につく時期なのだろう。

▽人気抜群のミナミハコフグの幼魚

DSC_0353.jpg一般的に幼魚はダイバーに人気があるものだが、中でも誰もが可愛いと認めるのがこのミナミハコフグだ。口元や泳ぎ方が可愛らしいので、惹かれるらしい。

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2009年10月17日

奄美フィッシュウォッチングの旅(2)

今回奄美の水温は約27℃。まだ魚類の繁殖期は終っていない。その証に,ベラ類やブダイ類の求愛や産卵が観察できた。海中に卵を産みっ放しにするこれらの魚の撮影は困難だが、海底のどこかに産み付けるタイプの魚なら、観察も撮影もしやすい。

▽産卵1〜2日後の卵を世話するハナビラクマノミ

amami_0325.jpgそのような観点では、スズメダイ科が最もポピュラーで手ごろな魚だ。その代表がクマノミ類。わりあい卵が大きいのでわかりやすい。

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2009年10月15日

奄美フィッシュウォッチングの旅(1)

台風18号が上陸した8日、奄美大島に行った。てっきり欠航かと覚悟を決めていたが、90分遅れただけで無事奄美に。ラッキーだった。

▽穏やかな大島海峡

P1040315.jpg台風が近くを通ったということさえわからないほど奄美は快晴で、海も穏やか。水が多少濁っていたことと、大きな砂紋が18号の置き土産だ。今回もいろいろ撮影できた。

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2009年10月07日

オヤビッチャの近似種に名前

非常に強い台風18号が近づいている。8日から奄美大島に行くので心配だ。それはともかく、昨年だったか、オヤビッチャの近似種にシリテンスズメダイという和名が付いた。

▽礁縁に群れるシリテンスズメダイ

kera027.jpgオヤビッチャと混同されていたこのスズメダイは、10年くらい前に慶良間で見て、「オヤビッチャと違う」と気になっていた。

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2009年10月03日

世界遺産・コモド諸島ダイブクルーズ(最終回)

コモド諸島ダイブクルーズでは、さまざまな生物と出会い、撮影した。特に印象深いのは丸まったセンジュイソギンチャク、ロウニンアジ、キヘリキンチャクダイ、シーアップル、イエローリボンスイートリップス、ウロコマツカサなどなど…。

▽コモド諸島の海

DSC_2232.jpgとにかく魚や生物が多く、目移りして困るほど。コモド諸島をひと言で言うならば、「豊饒の海」だ。

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2009年09月29日

世界遺産・コモド諸島ダイブクルーズ(5)

ダイブクルーズでは、1本目のダイビングは朝食前。午前7時ブリーフィング開始で、およそ20分後にエントリーという場合が多いが、潮回りなどを考慮して30分早いことも。これとは別に、さらに早い時間にスタッフがリサーチすることもある。

▽朝焼けに浮かぶ三日月(5:18am.撮影)

DSC_02700.jpg7時20分エントリーだと海中では特に変わったことはないが、それより30分以上早く潜ると、魚のいろいろな行動が観察できることが今回わかった。


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2009年09月27日

世界遺産・コモド諸島ダイブクルーズ(4)

コモド諸島クルーズでは北エリアと南エリアを巡るが、それぞれ特徴があってどちらもおもしろい。今回、2航海目の後半は北エリアの代表的なポイントを集中して潜った。

▽代表的なポイントにいるウロコマツカサ

DSC_2125.jpgというのは、この時期にイレズミフエダイの群れが高確率で見られるというからだ。


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2009年09月23日

世界遺産・コモド諸島ダイブクルーズ(3)

今回、ネズッポ科の魚の産卵を狙って、何度か夕方にダイビングした。コモド諸島ではニシキテグリ、ピクチャードラゴネット、ミヤケテグリなどが見られる。

▽背ビレを広げて求愛するミヤケテグリ

nezu_001.jpg前2種は簡単に識別できるが、ミヤケテグリは難しい。オスの第1背ビレの模様が決め手になると思うが、背ビレを広げた写真がどこにも載ってない。しかし、図鑑に「オスの第1背ビレに目玉模様が連なってある」と記してあったのでミヤケテグリと判断したが、もしかしたら別種かもしれない。

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2009年09月20日

世界遺産・コモド諸島ダイブクルーズ(1)

コモド諸島に行ってきた。昨年に続いて二度目なので、そんなに撮影するものはないと思っていたのだが、とんでもない。手持ちのSDカードが不足し、後から来る人に買ってきてもらう始末。

▽空から見るコモド諸島

komodo-001.jpgコモド諸島は、緑が少ない岩山ばかり。生物とは無縁のような環境だが、海の中はまったく逆。サンゴやソフトコーラル、魚などがひしめき合い、そのギャップに驚かされる。

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2009年09月04日

柏島撮影記(最終回)

小さな根に小魚が群れていた。透明感があるので、キンメモドキかスカシテンジクダイだと思った。ところが、画像を見ると尾ビレのつけ根に黒点がある。

▽ハナミノカサゴが狙っている

DSC_0887.jpgということは違う種…。どうやらクロホシイシモチの幼魚のようだ。根にはハナミノカサゴが5〜6尾いて、浮かんで追いかけたり、岩陰で待ち伏せしていた。

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2009年09月03日

柏島撮影記(3)

柏島で採集され、新種として世に出た魚は、実にたくさんある。高知大学や近隣の大学の魚類学者や研究者が、柏島をフィールドにしていることが多いからだろう。

▽キツネメネジリンボウ。’09年5月撮影

DSC_1637.jpgハゼ科ネジリンボウ属のキツネメネジリンボウもその一種。今年5月のときは水温が低かったために巣穴からあまり出ていなかったし、出てもすぐに引っ込んでしまった。

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2009年09月02日

柏島撮影記(2)

柏島はクマノミの生息数が多く、どのポイントでもよく見られる。クマノミが住めるイソギンチャクは、気づいただけでもサンゴイソギンチャク、オオサンゴイソギンチャク、イボハタゴイソギンチャク、チクビイソギンチャクの4種あった。

▽クマノミの生息密度が高い

DSC_01587.jpgイソギンチャクはあちこちにあり、それぞれにクマノミが住んでいる。イソギンチャク同士の距離が近いので、クマノミが行き来することもよくあるようだ

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2009年09月01日

柏島撮影記(1)

柏島で水中撮影してきた。前回の5月より水温が高かったので、だいぶ快適にダイビングできた。改めて柏島で潜ってみると、魚ではクマノミとイラがけっこう多い気がした。というわけで、まずはイラを取り上げる。

▽撮影してると現れるイラ

DSC_0804.jpgイラは、特別生息数が多いわけではないと思うが、撮影してると必ずカメラの前に現れる。ダイバーがフィンで石などを蹴ることが多いので、エサにありつけるからだろう。


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2009年08月25日

柏島に再び

明日より柏島に行く。前回は5月に訪れたから3ヶ月ぶりだ。水温がだいぶ上がっていて、ずいぶん楽にダイビングできるのでは、と期待している。

▽夕焼けの柏島

P1020848.jpg前回もいろいろな魚が繁殖していたが、情報によるとまだ繁殖が続いているらしい。どんなシーンが撮れるか楽しみだ。

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2009年08月20日

慶良間の魚(総集編)

今回の慶良間では、前にも述べたように外海でのダイビングが多かった。

▽水面で待ってるとボートが来る

DSC_0477.jpg外海ではドリフトダイビングになるケースがほとんどのため、安全停止を終えたらみんな一斉に浮上し、ひとかたまりになってボートが来るのを待つ。

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2009年08月15日

慶良間の魚(珍魚編)

今回は海況がよかったこともあり、外海のポイントでダイビングする機会がたくさんあった。

▽ダイナミックで浮遊感が楽しめる外海

DSC_0468.jpg外海はダイナミックな地形や大物との出会いが楽しみだが、流れがないと大物が現れないことも多い。というわけで、大物はそれほど期待していないが、外海ならではの魚もいるので、それを発見するという楽しみもある。

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2009年08月12日

慶良間の魚(擬態編)

当然の理由があって捕食者から避けられる魚がいる。代表的なのは、有毒のシマキンチャクフグや天敵がいないホンソメワケベラだ。

▽独特の雰囲気をもつニセクロスジギンポ

DSC_0714.jpgしかし、当然の理由がないにもかかわらず、これらとそっくりな魚もいる。いわゆる擬態種だ。捕食者から避けられるほうをモデルといい、真似するほうを擬態種という。今回はニセクロスジギンポがよく見られた。


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2009年08月11日

慶良間の魚(魚群編)

魚の群れに出会うと、なぜか興奮する。特に群れ全体が同じ方向を向いていると、どうしても写真に収めたくたくなる。

▽いつも群れているヨスジフエダイ

DSC_1331.jpg同じ模様の繰り返しになるので、、リズムが生じる。だから心地よく感じるのだろう。

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2009年08月06日

慶良間の魚(繁殖編)

7〜8月は繁殖の最盛期なので、求愛や産卵、卵保護などの場面に何度も遭遇した。

▽ラブラブのユカタハタ

DSC_1555.jpg小さな根に4尾くらいいるユカタハタ。最も大きな個体がオスのようで、小型の個体に近寄っていっては体をすり寄せる行為を頻繁に行っていた。

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2009年08月05日

慶良間の魚(クマノミ編)

慶良間諸島でダイビングして、またまた魚に関するおもしろい行動や珍しい習性などが観察できた。まずはクマノミから。

▽サンゴ礁域のクマノミのオス(左)の尾ビレ

DSC_0848.jpgクマノミ類はいずれもオスよりメスのほうが体が大きい。オスからメスに性転換するという、生理的理由があるからだ。クマノミだけは尾ビレの色でも雌雄の区別がつく。オスの尾ビレには黄色が入っていて、メスには入ってない。


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2009年07月27日

紅海でのダイビング(最終回)

紅海最終回は生態もので。とはいえ、ドリフトダイビングが主だったので、じっくり生態を観察・撮影する機会はそう多くなかった。

▽卵の世話をするホワイトベリィダムゼル

DSC_1110.jpgそれでもよく見られたのが、ホワイトベリィダムゼルの卵保護。死サンゴやサンゴの裏側に産み付けた卵をオスが世話をするというもの。これは珍しくムチカラマツに産み付けてあった。

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2009年07月26日

紅海でのダイビング(4)

日本(太平洋)で見られる魚と同じかと思いきや、別種というのも見られた。今回はそっくりでも違う種というのを集めてみた。

▽レッドシーコーラルコッド

DSC_1305.jpgスジアラに似ているが、レッドシーコーラルコッドという紅海固有種。スジアラは全長60cmくらいまでしかならないが、これは110cmに達する大型種。

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2009年07月25日

紅海でのダイビング(3)

紅海に固有種が多いことは前述したが、もちろん太平洋との共通種も見られる。しかし注意深く見てみると、少し異なるところがある。いわゆる地域変異なのだが、間違い探しのようにゲーム感覚で観察すると楽しくなる。

▽色鮮やかなキンギョハナダイ

DSC_1162.jpg最も一般的な地域変異として知られるのはキンギョハナダイ。日本のものよりメスは赤みが強く、オスは体側が黄色がかっている。

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2009年07月23日

紅海でのダイビング(2)

シャルムエルシェイクに着いたのは、14日の午前9時半ごろ。飛行機の整備不良で出発が2時間も遅れての到着。当初の予定では、午前に出るダイビングボートに乗れるかもしれない、という状況だった。

▽マアナビーチのヒルトンハウスリーフ

DSC_1069.jpg結局間に合わなかったので、1本目はダイビングサービス前のナアマビーチに。いくつかのリゾートの海水浴場だ。紅海は2度きているが、潜ったことはない。たいして期待しないでエントリーした。


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2009年07月11日

17年ぶりの紅海(2)

二度目の紅海は’92年6月。エジプト大使館の協力を得ての取材だった。事前に撮影機材のリストを大使館に提出していたため、ほとんどノーチェックで入国できた。今回は’92年の写真で。

▽シナイ半島先端のラスモハメッド

red-6.jpg紅海を囲む陸地は、緑がない岩山と砂漠。だが、水面下には生命が満ち溢れていて、そのギャップに驚かされる。

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2009年07月10日

17年ぶりの紅海

来週の初めに紅海へ行く。ダイビングが目的なので、エジプトのカイロ経由でシナイ半島南部にあるリゾートのシャルムエルシェイクに滞在する。

▽浅瀬のサンゴ礁。波立っている

red-1.jpg過去に二度行ったことがあり、最初は’85年10月で、二度目は’92年6月。なんと17年ぶりになる。ということで、今回は’85年の写真を。

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2009年07月05日

海の調教師

奄美のダイビングサービス「マリンステイション奄美」のメインガイドTは、ウミウシに詳しく写真も上手だが、生きものを手なづけることも得意だ。

▽ガイドのTが何かをしていた

DSC_0605.jpg先月もあるポイントの斜面で潜っているとき、下のほうでTが何かをしていた。お客さんはカメラを構えていたので、気になって近づいた。すると…

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2009年07月02日

奄美のクマノミたち

繁殖期ということもあり、今回も卵を世話しているクマノミ類が多かった。まずはクマノミ。

▽根を覆うキンメモドキ

DSC_0668.jpg砂地にポツンとある根は、キンメモドキの群れが覆っていて、何もかも隠している。確かこのあたりにクマノミがいたはず、と魚群を払いのける。


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2009年06月19日

奄美のダイビングフェスタ(その2)

今回の奄美は、天気はイマイチだったが、水はきれいだった。どこを潜っても、いつもより遠くまで見通せて気持ち良かった。

▽出発前に参加者のみなさんと

difes-1.JPG6月のダイビングフェスタとしては参加者が少なかったけれど、アットホームな感じでのんびり潜れたのではないだろうか。

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2009年06月18日

奄美のダイビングフェスタ(その1)

マリンステイション奄美恒例のダイビングフェスタが、先週開催された。それに先立ち、10日に奄美入りして6ダイブ撮影した。現在の海の状況や生物の情報を参加者のみなさんにお見せするためと、期間中に行われるフォトコンの参考にしていただければ、という意味合いからだ。

▽マリンステイション奄美の敷地内の浜

P1020932.JPG梅雨時のために晴れ間はわずかで、あとは小雨が降ったりやんだりだった。また常連のお客さんが少なかったこともあり、ちょっぴり淋しい感はあったものの、それでもみなさんは奄美の海を大いに満喫していた。

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2009年05月30日

柏島の海と魚(6)

生物相が豊かな柏島。特に魚種が多く、どんな魚でもいる、という感じだ。やはり黒潮の恩恵なのだろう。今回良い写真は撮れなかったが、ホムラハゼやキツネメネジリンボウ、クジャクベラなどレアな魚が普通に見られるから驚く。

▽保護色で身を守るヒラメ

DSC_0550.jpgゴロタ石の間の砂地に、大きなヒラメがいるのをガイドさんが教えてくれた。ワンカット撮ったあと、もう少し接近して撮りなおそうとした瞬間……

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2009年05月25日

柏島の海と魚(5)

柏島の主なダイビングポイントは,北側の後浜(うしろはま)。以前はサンゴの群生が見られたが、今はあまりない。6年前の台風で壊滅したとか。でも小さなサンゴが育って復活しているようだ。

▽柏島はオレンジ色のオドリカラマツが多い

DSC_0546.jpgヤギ類やトサカ類、ウミカラマツ類も見られるが、なぜかカイメン類は見かけない。伊豆ではとても多いのに不思議だ。

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2009年05月20日

柏島の海と魚(4)

同種同士の争いもいくつか見られた。1尾のダテハゼが大きな口を開けて興奮している。少し離れたところにもダテハゼがいて、どうやら縄張りを巡って威嚇しているようだ。

▽口を開けて威嚇するダテハゼ

DSC_3805.jpg威嚇しているダテハゼが少しずつ近寄り、相手に向かっていっそう大きな口を開けた。威嚇されたほうは意外と冷静を装っている。

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2009年05月18日

柏島の海と魚(3)

今回の柏島は天気は良かったものの、水温は思っていたより低く、透視度も良いとはいえなかった。水温は毎日、時間によっても異なり、17から21℃の間。平均すると19.1℃だった。

▽産卵中のセスジサンカクハゼ

DSC_1441.jpgこんな低水温にもかかわらず、魚たちは繁殖に勤しんでいた。ガイドさんが指す岩の隙間にハゼの顔が二つ。天井には卵があった。なんで2尾? そう思っていると片方が逆さになったので、産卵中だということがわかった。

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2009年05月06日

16年ぶり柏島へ

大型連休がようやく終り、どこも静けさを取り戻すころ。いよいよ我々の出番、といわけで、7日から高知県の柏島へ水中撮影に行くことに。

▽橋でつながっている柏島

kasiwa-6.jpg柏島は’91年から’93年にかけて4〜5回行ったことがある。いろいろな生物が見られるのはもちろん、レアな魚も多いため、全国のダイバー注目の海なのだ。

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2009年03月19日

ラジャアンパットクルーズ(最終回)

ラジャアンパットの数多いダイビングポイントのひとつに、飛行機が沈んでいる所がある。米軍のもので、通称サンダーボルト。墜落ではなく、不時着だったので、さほど損傷していないという。

▽海中のサンダーボルト。手前はプロペラ

DSC_0069.jpg海底の斜面に、浅いほうに向かって横たわっていた。衝撃がほとんどなく沈んだとしても、60数年の時は機体のあちこちを蝕み、朽ちてしまっている部分もある。早朝で薄暗かったことや、水が濁っていたことなどで全体像を写すことはできなかった。


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2009年03月17日

ラジャアンパットクルーズ(5)

ラジャアンパットでダイビングして思ったのは、海の感じがメナドやパプアニューギニアと似ているということ。距離的に近いから当然ではあるが…。同じ「サザンスター」でダイブクルーズしたコモド諸島と比べると、インド洋に近いエリアが違うだけで、それ以外は似ているような気がした。

▽丸くなったイソギンチャクとカクレクマノミ

DSC_3672.jpg魚類相でいえば、以前にも書いたがメギスの仲間が多い。反対にキンギョハナダイやクマノミ類は少なかった。このカクレクマノミが住むセンジュイソギンチャクは、初めは丸まっていなかったが、帰りに立ち寄ったらこうなっていた。

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2009年03月07日

ラジャアンパットクルーズ(3)

ラジャアンパットの海域の大半は海洋保護区に指定されている。保護区では調査や保護対策が講じられており、その一環としてそのエリアでダイビングする場合は、入境料(500000ルピア)なるものを支払わなければならない。

▽メタルの表と裏

DSC_3748.jpg支払うと領収証とメタルが頂け、メタルをBCなどに付けて潜ることになる。メタルには番号と有効期限が書かれている。ちなみに有効期限は毎年1月31日で、何月に入境しても有効期限は同じらしい。


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2009年03月03日

ラジャアンパットクルーズ(1)

ラジャアンパットダイブクルーズに行ってきた。クルーズ船「サザンスター」はソロン港(ニューギニア島の西端)から出航するため、ジャカルタからマカッサルを経由してソロンまで行くのだが、実に遠い。

▽ソロン港に停泊中のサザンスター

RIMG0298.JPG乗り継ぎ便の欠航などもあり、日本からソロンまで丸二日かかった。港で待機している「サザンスター」が見えたとたん、オーバーな言い方うをすると、ウルウル状態になってしまったのだ。

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2009年02月17日

なぜオスだけで…

テンジクダイ科のキンセンイシモチは、岩陰やサンゴなどのそばに小さな群れでいることが多い。外見では、オスとメスの見分けはつかないほどよく似ている。

▽群れるキンセンイシモチ(慶良間)

kin-01.jpgしかし繁殖期になるとわかるようになる。沖縄では6月くらいからだが、メスは卵で腹部が膨れるからだ。

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2009年02月04日

ダツについて

昨夜テレビのニュース番組の中で「殺人魚VS漁師」という特集があった。穏やかではない魚とはいったい何なのかと思っていたら…ダツだった。

▽小魚をエサにするダツ(沖縄・伊江島)

datu1.jpg確かに鋭い口先なので危険な魚かもしれないが、習性さえ知っていればそれほど恐ろしい魚ではない。

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2009年01月28日

秘境ラジャアンパット

『マリンダイビング』と『ダイバー』の1月号で、インドネシアのラジャアンパットのグラフが掲載されていた。

▽『ダイバー』(左)と『マリンダイビング』

P1020583.JPGニューギニア島の西側に位置するラジャアンパット諸島が、手つかずの海として注目を浴びつつある。

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2009年01月24日

天国にいちばん近い島

昨年7月、ニューカレドニアのラグーンが世界遺産に登録された。自然美や生物の多様性などが登録理由だ。ニューカレドニアには3回訪れているが、かなり関わり合いが強いことを感じている。

▽よく見られるアカヒメジの群れ

new-6.jpg最初に行ったのは35年前。まだ直行便はなかった。情報もあまりなかったので、「天国にいちばん近い島」(森村桂著)を読んで行った。

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2009年01月16日

いちばん小さなウツボ

今回の慶良間で、ヒメウツボを撮影した。以前も何度か撮影しているのでそれほど珍しくはないが、今回のは茶色いタイプだった。これまではほとんど黄色いタイプだったので、新鮮だった。

▽茶色いタイプ(’09年1月、慶良間)

hime-1.jpgヒメウツボのことを詳しく知りたいと思って『日本の海水魚』(山と渓谷社)を見たら載ってない! まぁ、この図鑑が発刊された’97年には、本種はまだ日本に分布していないことになっていたからだ。ではなぜ「ヒメウツボ」とう和名が浸透しているのだろう…。

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2009年01月12日

年末・年始の慶良間(3)

今回の慶良間では、希少種も見ることができた。

▽慶良間で初撮影のホタテツノハゼ

DSC_0314.jpgダイビングの最終日に、お花畑というポイントに潜った。そこで撮影したのがホタテツノハゼ。奄美や柏島では撮影しているが、慶良間では二度ほど「お花畑」見ていたものの、撮影できなかった、いわくつきのハゼ。このときは3個体確認できた。

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2009年01月10日

年末・年始の慶良間(2)

幼魚も数多く見られた。というわけで、今回は幼魚を取り上げることにしよう。

▽約6cmのイロブダイ

DSC_1193.jpgまずはイロブダイ。成魚(特にオス)はめったに見られないのに、幼魚はわりとよく出会う。成長するにつれて顔の赤色は薄くなり、可愛さが半減してくる。

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2009年01月07日

年末・年始の慶良間(1)

今回は、全国的な寒波襲来の影響で、沖縄・慶良間諸島もかなり寒かった。とはいえ、海水温は約23℃もあったので、快適にダイビングできた。

▽カスミチョウチョウウオ

DSC_3375.jpg今回よく目についたのは群れだ。いろいろな魚の群れが目の前に現れ、興奮気味にシャッターを切ったのだった。

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2008年12月25日

下半期の感動シーン

今年も残りわずか。というわけで、下半期感動シーンを選ぶことにする。ちなみに上半期はアナダコの共食いが1位、ミヤケベラのメスがマナベベラに求愛が2位、シマハギの求愛行動が3位だった。

▽タヒチではホエールウオッチングを

DSC_1590.JPG下半期は石垣、タヒチ・ルルツ、コモド諸島クルーズ、座間味、そして奄美のみ2回行っている。

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2008年12月23日

ウツボVSリーフフィッシュ

前回取り上げた「モビング」という行動は、カムフラージュが得意な肉食魚に対し、複数の小魚が追い払うというものだった。今回は似ているが少し違う行動をご紹介しよう。

▽ニセゴイシウツボとタテキン幼魚(伊平屋島)

utu-5.jpg主にウツボに対しての行動で、小さな魚がウツボに対抗するのだ。

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2008年12月10日

おめでたいエビ

縁起物として重宝されるのはイセエビだが、見た目も名前もめでたいエビがいる。ハゼ類と共生するコトブキテッポウエビだ。

▽キツネメネジリンボウと(柏島)

kotobu-2.jpgコトブキテッポウエビの体色は紅白で、とてもきれい。ヤシャハゼやヒレナガネジリンボウなどのネジリンボウ属やホタテツノハゼ属のハゼと共生する。

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2008年12月03日

丸まるイソギンチャクのナゾ

クマノミ類が住むイソギンチャク類は、日本に約13種。約としたのは、イソギンチャクの分類が遅れているためだ。それはともかく、イソギンチャクが丸くなっていることがたまにある。

▽丸くなったイソギンチャク(奄美大島)

DSC_1085.jpg昔は、丸まっているイソギンチャクを見るのはパラオやモルディブ、インドネシアなど南の海が多かったため、水温が高いのが原因では、と思っていた。

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2008年11月26日

マグロの漁獲枠削減について

マグロの漁獲枠が削減される、というニュースが昨日報じられた。大西洋のクロマグロ(ホンマグロ)が乱獲で急減しているとして「大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT)」の会合がモロッコで開催された。

▽イケスの中のクロマグロ(中谷水産)

magu-2.jpgその結果、東大西洋と地中海でのクロマグロの漁獲枠を段階的に削減し、2011年には19550トン(現行の約35%減)にすることで合意した、とある。

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2008年11月24日

続・魚の正面顔

魚の正面顔を撮り始めたのは、マクロレンズを手に入れてからだから20年前のことになる。アカハタ、オキゴンベ、モンガラカワハギ、ヒトスジギンポなどが対象になった。

▽派手な顔のモンツキカエルウオ(慶良間)

DSC_12370546.JPGその後も機会あるごとに撮ったのだが、写真集や写真展で発表したものが多いため、前回と今回はデジタルカメラに換えてからの写真にした。これは浅瀬に生息するモンツキカエルウオ。

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2008年11月21日

魚の正面顔

魚を撮影するときにまず横から狙うが、余裕があれば正面からも撮るようにしている。正面から見ると表情がよくわかるし、思わぬ模様が写る場合があるからだ。

▽ムスジコショウダイ(モルディブ)

DSC_1997.jpgしかし、横から撮るときよりも正面は表面積が狭くなるため、さらに近寄らなければ迫力に欠けてしまう。

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2008年11月17日

ホンソメの争い

ホンソメワケベラは、他の魚をクリーニングすることで有名。外見では雌雄の区別はつかないが、オスの方がやや大きい。オスは一定の範囲を縄張りにし、その中に2〜3尾のメスを従えたハレムをつくる。

▽コロダイとホンソメワケベラ

DSC_2806.jpg奄美のイベントのとき、嘉鉄というポイントでホンソメワケベラが争っている場面に出会った。

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2008年11月15日

奄美・レンズを向けた魚たち

今回の奄美でのイベントでもいろいろな魚に出会った。いつも出会うおなじみの魚もいれば、あまり見かけないものにも出会うことができた。

▽群れで行動するゴンズイ

DSC_3200.jpgゴンズイは、伊豆などの温帯域ほど生息数は多くないので、たまにしか見ない。白い砂地に生息しているせいか、温帯域のものよりかなり白っぽい。

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2008年11月13日

奄美のイベント無事終了

週末に開催されていたマリンステイション奄美のダイビングフェスティバルは、天候に恵まれて無事終了した。協賛してくださった各器材メーカーさん、ありがとうございました。

▽出発前に記念撮影

P1020444.JPG参加人数は思っていたより少なかったが、それでもフォトコンテストやビンゴ大会、器材のモニターなど盛りだくさんで、満足していただけたと思う。

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2008年11月04日

奄美の海(3)

7日から9日まで「マリンステイション奄美」で、ダイビングフェスティバルが開催される。それに伴い、明日奄美に出発することになった。

▽内湾のサンゴ

DSC_1218.jpgというわけで、先週撮影した画像での更新は今回で最終回。最後はクリーニングの画像で締めくくりたい。

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2008年11月01日

奄美の海(2)

よく潜る嘉鉄というポイントで、初めてのコースに行っらヨスジフエダイの群れが迎えてくれた。だが、ヨスジフエダイの群れの中に、顔つきが違う魚が数尾いるのに気がついた。

▽ヨスジフエダイの群れに…

DSC_1060.jpgヨスジフエダイの腹部は白いが、それは黄色だ。全体の黄色もヨスジフエダイより濃い。

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2008年10月30日

奄美の海(1)

今回の奄美もいろいろな生物に出会った。16年も通っているにもかかわらず、初めて出会う生物がいたり、初めて観察する行動があったりする。だからダイビングはやめられないのだろう。

▽丸まったセンジュイソギンチャク

DSC_1330.jpg今回はなぜかイソギンチャクがおかしかった。特にセンジュイソギンチャクは丸まっていることがよくあり、アラビアハタゴイソギンチャクなども縮んでいた。

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2008年10月22日

急遽奄美へ

明日から奄美にいくことになった。というのも、本当は今ごろ海外に行っているはずだったのだが、諸事情があって大幅に延期になった。

▽ヨスジフエダイの増減も気になる

amami_1707.jpg急にスケジュールが空いてしまったので、どこかの海へと思っていた矢先、たまたまダイビング仲間が奄美に行くというので、同行することに。11月7日からは「マリンステイション奄美」でダイビングフェスティバルが開催されるが、その下見?ということになる。

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2008年10月21日

魚名あれこれ

魚の名前は、その魚の体色や模様などの特徴を捉えたものが多い。しかし、中にはふに落ちないものもある。

▽黄色いのにアカヒメジ

Image-1.jpgまずはアカヒメジ。体色は黄色っぽいのになぜ「アカ」なのだろう。

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2008年10月13日

慶良間の海と魚(3)

幼魚の姿もよく見られた。サンゴ礁魚類の大部分は、5月ごろから繁殖期が始まるためにそのころ産まれた仔魚だろう。しかし、ほとんどは浮遊生活をするので、必ずしも慶良間で産まれたとは断言できない。

▽色鮮やかなナンヨウハギの幼魚

DSC_k2332.jpg八重山諸島あるいはフィリピンあたりから黒潮に乗ってやってきたのかもしれない。ナンヨウハギの幼魚は、1〜2尾だと警戒してサンゴから出てこないが、たくさんいると群集心理なのか争って出てくる。

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2008年10月12日

慶良間の海と魚(2)

慶良間諸島に通い始めて32年になる。そのお陰で、どのポイントにはどんな魚がいるかとか、どこにクリーニングステーションがあるかなどがわかるので、撮影計画が立てやすい。

▽シマタレクチベラとマルクチヒメジ

DSC_2246.jpgとはいえ、生態に関しては想定外のことも起こる。例えば別種の魚がピタリと寄り添って泳ぐ併泳だ。ベラ類とヒメジ類の組み合わせがよく見られるが、ヒメジ類がおこぼれを狙って寄り添うことが多い。

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2008年10月09日

慶良間の海と魚(1)

5月以来の慶良間。1週間滞在したが、天気はおおむね良かった。朝夕は涼しくなったものの、最高気温は30℃もあり、まだ夏真っ盛り。水温も約28℃で、潜っていても快適そのものだった。

▽慶良間諸島の安室島

P1020285.JPGこの時季はダイバーが少ないと思っていたが、お世話になった「ハートランド」さんにはダイビングショップのツアーが入っていて、わりあい混雑していた。

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2008年10月01日

コモド諸島の海(最終回)

コモド諸島で撮影した画像はまだたくさんあるが、キリがないのでひとまず今回で終了とする。で、最終回は生態的な行動を捉えたものを集めてみた。

▽ビッシリと産みつけられたオヤビッチャの卵

DSC_0167.jpgまずはオヤビッチャ。岩肌に産みつけた卵(紫色)をオスが世話をしながら守るのだが、縄張りが接近しているために隣のオスとよくもめる。

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2008年09月28日

コモド諸島の海(5)

今回は、日本にも分布しているものの、生息数が少なくてなかなか見られない魚…。そのような超稀種がコモドではわりあいよく見られる魚を取り上げてみよう。

▽ウロコマツカサ

DSC_1886.jpg前回も出したウロコマツカサだが、日本では奄美大島と柏島でしか見ていない。それも30mくらい深くないと見られないが、ここではもっと浅い所に生息している。

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2008年09月26日

コモド諸島の海(4)

コモド諸島の北部にある主要ポイントの一つ「キャステルロック」。前回も述べたようにシーマウント(隠れ根)で、ロウニンアジが近くで見られるばかりでなく、捕食も高確率で観察できる人気ポイントだ。

▽ロウニンアジに興奮するダイバー

DSC_0033.jpgしかし、見どころはロウニンアジばかりではない。別の視点で観察すると、さまざまなものが見えてくる。

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2008年09月24日

コモド諸島の海(3)

コモド諸島のダイビングポイントは、大部分が海峡にある。そのため潮の流れが強烈になることも多い。時には、こんな激流の中に入るの? と疑問さえ感じることがある。

▽川のように流れることもある

DSC_0713.jpgでもガイドさんたちは心得たもので、潮の陰になるところを安全に導いていてくれる。危ない思いをして潜る目的は、大物を見るためだ。

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2008年09月23日

コモド諸島の海(2)

インドネシア・コモド諸島は、太平洋とインド洋の境界付近に点在するため、インド洋に分布する魚もよく見られる。

▽ダイブクルーズ船・サザンスター号

DSC_0951.jpgダイブクルーズ船・サザンスター号" />フウライチョウチョウウオとインディアンバガボンドバタフライフィッシュが一緒に行動している、という光景は、さほど珍しいことではない。

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2008年09月21日

コモド諸島の海(1)

世界自然遺産のコモド諸島で潜ってきた。長年いろいろな海に行っているが、これほどまでに魚や海洋生物が豊富な海は見た覚えがない。どこを見てもカラフルで、どのように切り取ってよいか迷ってしまうほどなのだ。

▽ラブハンバジョーの港

RIMG0128.JPGダイブクルーズは、フローレス島のラブハンバジョーの港からスタートした。

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2008年09月01日

ナミスズメダイ繁栄の秘密

スズメダイ科クラカオスズメダイ属のナミスズメダイは、サンゴ礁域ではごく普通に見られる魚だ。あまりにも普通なので、関心を持つダイバーは少ない。

▽内湾に群がるナミスズメダイ。奄美にて

Image1.jpg波静かな所が好みらしく、内湾の枝状サンゴ付近にはたくさん生息している。同科の魚はあまり大きく移動しないこと、海底のどこかに産卵して親が卵を守ることなどから観察しやすい魚といえる。

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2008年08月26日

ウツボのペア

ウツボ類は常に口を開け、鋭い歯を見せているので怖いイメージがある。しかし意外かもしれないが、実際には憶病だ。大抵は単独でいるが、ごく稀に同じ隙間から2尾で顔を出していることもある。

▽仲良しのウツボ。顔も幸せそう。富戸にて

Image1-utu.jpg2尾でいるのは珍しいだけでなく、明らかに単独のときより優しい顔になっている。ウツボのペアを見たのは、おそらくこのときだけだろう。

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2008年08月05日

続・特異な生態のスズメダイ

前回は、インドネシア(メナド)とグレートバリアリーフのスパイニークロミスを取り上げ、地域による色彩変異があると書いた。次に訪れたのはパプアニューギニア(PNG)だが、国土が広いうえにダイビングエリアも多いため、4回取材している。

▽ダイビングエリアが多いパプアニューギニア

DSC_0485.JPG左の地図で、右下に突き出ているのがニューギニア島。白丸がついている所が訪れたダイビングエリアで、左上がマダン、右上がキンベ(ワリンディ)、左下がロロアタ、右下がアロタウだ。

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2008年08月02日

特異な生態のスズメダイ

全世界で300種以上知られているスズメダイ科の魚。そのほとんどは卵の保護はするものの、ふ化と同時に終了する。稚魚が浮遊生活するからだ。ところが、たった1種だけ例外がある。スパイニークロミスで、ふ化後も一定期間両親と一緒に暮らす。

▽スパイニークロミス(GBR)

Image1-sp.jpgフィリピンからグレートバリアリーフ(GBR)にかけての熱帯域に分布するこのスズメダイを知ったのは、約20年前に出版された『魚の子育てと社会』(桑村哲生著、海鳴社刊)。グレートバリアリーフで学者が観察した記録と、子供を守っているイラストが描かれていた。海水魚では親子でいる姿を見ることができないので、いつかはぜひ撮影したいと思っていた。

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2008年07月25日

メガネとナミダ

今回の石垣で、マンタがよく現れることで有名なポイント「マンタスクランブル」にも何度か潜った。ボートがたくさん来ていて、海中はダイバースクランブル状態。肝心のマンタはまったく姿を現さなかった。おそらく繁殖のためにどこかに行っていたのだろう。

▽マンタスクランブルに集まったボート

P1020150%281%29.JPGマンタは撮影できなかったが、その代わりに貴重なシーンを観察・撮影できた。

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2008年07月20日

続・石垣の海と魚

石垣の川平周辺では、前回にも述べたように、多くの幼魚が目についた。ガレ場ではアカハチハゼ、ハタタテハゼ、ヘラルドコガネヤッコ、モンツキハギなどなど。

▽全長約4cmのヘラルドコガネヤッコ

DSC_1397.JPG幼魚は、なぜか体色が派手で目立ちやすいものが多い。でも素早く隙間に隠れる術を身につけているので、心配は無用だ。

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2008年07月18日

石垣の海と魚

石垣島の川平に1週間滞在し、ダイビング三昧の日々を過ごした。いちばん印象に残ったのは、米原付近のサンゴが素晴らしかったこと。

▽見事なサンゴ礁

DSC_1490.JPGテーブル状サンゴや枝状サンゴがビッシリと海底を覆い、しかも色合いもさまざまで美しい。

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2008年07月09日

石垣リベンジ

明日から石垣島に行く。昨年11月に石垣で友人の結婚式があり、ついでにダイビングをしたのだが、季節風が強くて良いポイントには入れず、そのうえ季節はずれの台風で1日早く帰京するハメになったため、リベンジなのだ。というわけで、「イシガキ」の名が付いた魚を集めてみた。

▽イシガキカエルウオ

DSC_13580953.JPG代表的なのはイシガキカエルウオで、他にイシガキダイ、イシガキフグ、イシガキスズメダイ、ルリメイシガキスズメダイ、イシガキハタなどがいる。

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2008年07月06日

THE 101 20周年

西伊豆の土肥(とい)にある、THE 101が今年で20周年を迎えたという。当時のブリヂストンフローテック(現在はビーイズムに社名変更)がスイミングプールおよびダイビングプールを備えた日本最大級のダイビング施設「Skill up studio THE 101」を開設したのは、1988年。

▽広々としたダイビングプール

Image10-toi.jpgオープンして3年後に、スタッフからダイビングイベントを開催したいので、協力して欲しい、という話があった。日程は11月中旬から下旬の2週間で、写真展やスライドショーを行う予定とのこと。

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2008年07月03日

藻場が消える

先日NHKの「クローズアップ現代」で、藻場について取り上げていた。日本沿岸の藻場が消えつつあるため、その原因を探り、各地で行われている対策などのレポートだ。

▽健全な藻場。兵庫県竹野海中公園

Image6-mob.jpg藻場とは、ホンダワラやアマモ、コンブ、アラメ、カジメ、ワカメなどの海藻が繁茂する所で、魚などがよく集まる。また、海のゆりかごともいわれ、魚が育つ場所としてとても大切な海域だ。

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2008年06月29日

上半期の感動シーン

早いもので、今年も半分が終ろうとしている。この上半期は奄美に3回、座間味に2回、モルディブに1回行き、合計で潜った本数は97本。その中でいくつもの感動する場面に遭遇した。

▽奄美の三角岩という大好きなポイント

P1020085.JPG今回は、上半期に出会った生態的に珍しく、感動したシーン、ベスト3を挙げてみよう。

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2008年06月22日

奄美海報告・その3

ダイビングフェスティバル開催中に、フォトコンテストも行った。毎回自由部門とテーマ部門を設けているのだが、今回初の試みとして、テーマ部門を2枚の組み写真にした。2枚でストーリーのある画像ということで、考えながら撮る習慣がついたのではないだろうか。フォトコンの入賞作品は、マリンステイション奄美のホームページに掲載されているので、ご覧いただきたい。

▽コロダイとホンソメワケベラ

DSC_0252.JPGということで、開催中に撮った生態的な写真を集めてみた。まずはホンソメワケベラにクリーニングされるコロダイ。クリーニングを受けると体色を変える魚が多いが、コロダイはほとんど変わらない。

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2008年06月20日

奄美海報告・その2

奄美でのダイビング最終日の17日は、貝類など底生動物の一斉産卵があった。一緒に潜った人たちがブログに書かれていたので、ご存知の方も多いことだろう。本当は「その4」くらいに書くつもりでいたのだが、ネタが古くなってしまうので、急遽早めることにした。

▽体色をよく変えるホウセキキントキ

DSC_0783.JPGこの日の午後、赤碕というポイントに向かってボートが進んでいたが、清水(せいすい)にホウセキキントキが群れているのを思い出し、変更してもらった。これまでは数尾では見られたが、これだけの群れは珍しい。

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2008年06月19日

奄美海報告・その1

梅雨のはずの奄美はほとんど雨が降らず、意外に良い天気だった。イベントの2日前に行き、ご一緒したSさん、Hさん、Yさんとでたっぷり潜って撮影に励んだ。まずはイベント前の写真を…。

▽ホテル前に群生するグンバイヒルガオ

DSC_0771.JPG今回は18日までいてダイビングの本数は22本。しかもみなさんの潜水時間が長いので、つられてしまって1本の平均時間は75分だった。

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2008年06月05日

アマミスズメダイの生涯

来週奄美大島の「マリンステイション奄美」で、ダイビングのイベントがある。フォトセミナーとフィッシュウオッチングセミナーがメインのイベントだ。期間は12〜15日だが、2日前に行ってセミナーの参考になるような写真を撮ったり、ネタを探すつもりでいる。

▽群れるアマミスズメダイ

DSC_0636.JPGさて、奄美ということで、その名を冠したアマミスズメダイを取り上げることにしよう。このスズメダイは、ごく普通に見られるうえに体色も地味なので、注目されることはほとんどない。

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2008年05月28日

続・続・座間味でのダイビング

今回の座間味では、きれいな写真が撮りたかった。その中で生態的なものが撮影できたらいいかな、というくらいで出かけた。

▽リュウキュウイソバナとツノダシ

kera-0805.jpg座間味の海底には、イソバナ類やヤギ類などきれいな生物も多く、それらと魚を絡めて撮りたいと思っていた。しかし魚は海底の餌を食べながら移動することが多いため、都合のよい位置にはなかなか来てくれない。

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2008年05月26日

続・座間味でのダイビング

18日は、台風対策でボートを陸に上げたため、古座間味海岸でビーチダイビングした。少し波があったのので水の濁りを懸念したが、意外にきれいだった。

▽古座間味のビーチ

0001_huru.JPG特に波打ち際は、白い砂に波の模様が反射し、まるで海外のリゾートにいるような錯覚に陥ってしまうほどだった。

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2008年05月24日

座間味でのダイビング

座間味島に到着した16日は、沖縄に接近中の台風3号と、熱帯低気圧がフィリピンあたりにあり、ドキドキしていた。だが、3号はだいぶ南を通ったため、ほとんど影響がなく、16・17日は普通に潜れた。

▽アザハタとMちゃん

DSC_0562.JPG今回もお世話になったのは「ハートランド」さんだったが、メインガイドのK君は休暇中。また、台風の影響でお客のキャンセルがあり、そのお陰でボートは貸切で、美人ガイドのMちゃんを独り占めして座間味の海を堪能したのだった。

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2008年05月14日

5ヶ月ぶりの座間味

沖縄・慶良間諸島の座間味島に行くことになった。1月以来なので、5ヶ月ぶりということになる。ホームグランドは座間味島と奄美大島だが、このところ奄美ばかりなのでバランスを取るためなのだ。

▽キンギョハナダイ

DSC_1281.JPG今回の撮影の目的は特に決めてないが、きれいな写真が撮れればいいかな、と思っている。

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2008年05月12日

旗が2本のハタタテダイ

今回のモルディブで、変わったハタタテダイがいた。ハタタテダイは背ビレの一部が長く伸び、それを「旗」(のぼり)に見立てて和名になった。普通はそれが1本なのだが、2本あるのだ。

▽モルディブのハタタテダイ

DSC_2058.JPG2本ある個体はそれほど珍しくはないが、中には1本のそれが裂けて2本にという場合もある。モルディブで出会った個体は裂けているのではなく、同じものが2本前後に並んでいた。

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2008年05月04日

ドラキュラ VS 夜叉

モルディブでドラキュラシュリンプゴビーを撮影した、と前に書いた。このハゼはテッポウエビ類と暮らす、いわゆる共生ハゼで、1960年代にセイシェルで発見され、’77年に新属・新種として記載された。

▽ドラキュラシュリンプゴビー

DSC_0457.JPG学名はStonogobiops draculaで英名はドラキュラシュリンプゴビー。なぜドラキュラ(吸血鬼)と付けられたのかは、黒い帯が赤いタイプがいること、また若い個体は黒帯と黒帯の間に赤い細い線が入っているので、それを血と見立てたのではないだろうか。

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2008年05月01日

モルディブで見られる魚

インド洋にあるモルディブには、沖縄など太平洋にも分布している魚もいるが、太平洋では見られない魚もけっこう多い。今回はそのような魚を取り上げてみよう。

▽モルディブ アネモネフィッシュ

Image1anem.jpgまずは、モルディブの名を冠したクマノミで、モルディブ アネモネフィッシュ。腹ビレと尻ビレが黒いのが特徴で、センジュイソギンチャクに住む。モルディブとスリランカのみに分布する。

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2008年04月25日

モルディブでダイビング三昧

ダイビング仲間とモルディブ・ビヤドゥでダイビング&撮影をしてきた。7名で行ったのだが、マイバディーのYさんと全ダイビングがビーチエントリーだった。自由気ままに撮影したかったからだ。

▽パッセージ7から入るドイツ人の夫婦

DSC_0479.JPGビヤドゥのハウスリーフはパッセージ1〜7があり、そこを通ればビーチからドロップオフ(海底断崖)に行ける。15年前にも気に入ってよく通った隠れ根は、ダイビングサービスから少し遠いパッセージ1から入るのだが、今回も何度となく通った。

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2008年04月16日

15年ぶりのモルディブ

明日、インド洋のモルディブに行く。これまでモルディブには、ずいぶん前だが5回訪れていて、みんな違うリゾート。最後に行ったのが’93年だから、なんと15年前で、ビヤドゥアイランドリゾートだった。

▽白砂の浅瀬で戯れるコバンアジ

Image5kob.jpg今回も偶然ビヤドゥアイランドリゾート。ということで、15年前にビヤドゥで撮影した写真を・・・・。

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2008年04月13日

サンゴの破壊者

昔と比べると、健全なサンゴが減少している。異常発生したオニヒトデの食害によるもの、高水温による白化現象、台風などその原因はさまざま。サンゴを食べている魚もいるが、そのほとんどはサンゴのポリプや粘液で、サンゴそのものを食べる魚はごくわずかだ。

▽サンゴを壊すゴマモンガラ

Image1gom.jpgゴマモンガラはウニ類、カニ類、貝類などが好物。ところが、サンゴを壊している現場に遭遇した。どうやら、サンゴの隙間に住むカニを食べたかったようだ。モルディブで撮影。

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2008年04月04日

イベント目白押し

このところダイビングや水中写真関係のイベントが続いて忙しい。この状況は6日まで終らない。そのため告知できずにいたが、大崎のO美術館で開催されていた水中写真展「海で逢いたい」が、2日に無事終了した。

▽大崎O美術館の受付

P1010834.JPGこの写真展は、ダイビング仲間とのグループ展で、今年で12回目になる。終ってしまったので、ご覧になれなかった方に出品作品をご紹介しよう。

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2008年03月31日

ウニVS魚

ウニは寿司ネタになるくらいなので、美味しいし栄養もある。魚も嫌いなはずはない。しかし、魚にとってはトゲがやっかいで、そのうえ岩の隙間などに身を潜めているので、そう簡単には捕食できない。

▽大きなウニとゴマモンガラ

Image1-uni.jpgウニは夜行性で、暗くなって捕食者が眠りにつくころ隙間から出てくる。トゲで武装しているウニだが、弱点もある。

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2008年03月24日

さくらだい

桜の季節がやって来た。この時季、産卵を控えたマダイのメスは桜色に輝くため、桜鯛と呼ばれている。ふだんは50m以深に生息するマダイの成魚は、春になると繁殖のために群れになって浅瀬に来るらしい。

▽約30cmのマダイ

Image1-tai.jpg水深15m前後でも40cmほどのマダイに出会うことがあるが、若魚なのだ。成魚は1mくらいになる。「桜鯛」は、特定の時季のマダイのことだが、ダイバーなら別の魚を思い浮かべるに違いない。

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2008年03月18日

初づくしの奄美

奄美大島は16年前から通っていて、記録を調べたら今回がちょうど50回目だった。こんなにたくさん行っているにもかかわらず、3月は初めて。

▽草原と化した砂底

DSC_0004.JPG一年で水温がもっとも低い時季でもあるので、「初めて」ということがいくつかあった。代表的な嘉鉄(かてつ)というポイントは、砂底に根が点在し、白い砂にヒーリング効果があるところ。しかし一面海藻が・・・・・。こんな風景初めてで、どうやら期間限定らしい。

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2008年03月04日

懐かしのパラオ

先日、旅番組の「旅サラダ」でパラオを紹介していた。レポーターは、慶良間で何度か一緒にダイビングしたことがある田中律子さん。パラオも4回ダイビングで訪れたことがあるので、懐かしい思いで観ていた。

▽ラグーンが美しいパラオ

Image1-kuu.jpg特にパラオは、初めての海外旅行で、しかも海外での初ダイビングでもあったため、感慨深いものがあった。最初に行ったのは1973年だから、35年前のことになる。

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2008年02月29日

妖艶な居候

昔、真鶴でよく潜っていたころ、「高嶺の花」的な魚がいた。ハナハゼで、35年も前のことだ。ハナハゼは全長約15cmで、淡い水色をしている。砂底の1mくらい上を優雅に漂っているが、近づくと砂の中に消えてしまうのだ。

▽ハナハゼとダテハゼ

Image1-hana.jpg当時はキャリアも少ないうえ、水中カメラはニコノスが主流だったため、小型魚のアップを撮るのは物理的に無理だった。いつかきれいに撮ってみたい、とずっと思っていた。

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2008年02月25日

口を伸ばすギチベラ

博物学研究家で作家の荒俣宏氏が、昨年還暦を迎えてダイビングを始めた、と雑誌(ダイビングワールド2月号)にエッセイを書いていた。アクアリストでもあり、魚にとても詳しく「チョウチョウウオの地球」や「磯採集ガイドブック」などの著書もあるので、とっくにダイビングをしているものと思っていた。

▽ダイビング雑誌に載った荒俣氏のエッセイ

P1010769.JPGで、驚いたのは文章と一緒に載っていた荒俣宏氏撮影の写真だ。なんとギチベラが口を伸ばしている!

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2008年02月21日

季節はずれ?の恋

今回の奄美で、キホシスズメダイの産卵、オトメベラやオウムブダイの求愛などを見ることができた。しかしキホシスズメダイは、低水温で産卵する種でもあるし、ベラ類やブダイ類も通年繁殖するので、特に珍しいことではない。

▽求愛するミナミギンポのオス(上)とメス

0001_ginpo.jpgところが、嘉鉄というポイントで撮影しているとき、ミナミギンポのオスが婚姻色になってメスに求愛していたのだ。

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2008年02月19日

奄美の美麗な魚たち

今回の奄美は、全国的な寒波のために空気は冷たかったものの、日差しはまさに春。風も弱く、海はとても穏やかだった。

▽ニジハタとハタンポの群れ

0001-hata.jpg水温は20〜21℃で、この時季としては平年並み。70分くらい潜っても、それほど寒さを感じなかった。今回もいろいろな魚に出会った。特に印象に残ったきれいな魚は・・・。

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2008年02月06日

奄美でしか見てない魚

来週の15日から奄美大島南部の「マリンステイション奄美」でダイビングのイベントが開催される。その中でフォトセミナー&フォトコンも行うので、2日早めに行って作例用に写真を撮って、参考にしていただくつもりでいる。

▽奄美南部の大島海峡

Image1nan.jpgこのダイビングのイベントは29回目で、ほぼ毎回参加のほか、プライベートでも行っているので、ずいぶん潜っている。いろいろな魚にも出会っているが、奄美でしか見ていない魚も5種類くらいいる。その魚とは・・・・。

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2008年01月29日

お帰り!アデヤッコ

慶良間諸島の座間味島にあるダイビングサービス「ハートランド」のHPに、アデヤッコがいた、と書かれていた。もちろん写真も載っていた。やっとアデヤッコが帰ってきたのだ。というのは、約20年前に「ハートランド」のオーナーが撮影したのを見せてもらったことがある。当時の北限は八重山諸島だったので、ぜひ撮影したいと思っていたのだが、姿を消していた。

▽インドネシア・デラワンのアデヤッコ

Image1adeya.jpgそれ以降、アデヤッコの北限は慶良間と書き換えられたものの、目撃情報はなかった。今回久しぶりに復帰?したお祝いにアデヤッコを取り上げよう!

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2008年01月27日

続・シガテラ毒魚

「シガテラ」という言葉は、カリブ海の巻貝に由来する。食べると神経や胃腸の異常症状を示す中毒を起こすという。スペイン人がこの中毒を「シガテラ」と呼び、その後魚による類似の中毒にもこの名が用いられ、魚介類の中毒の総称になった。

▽別名ドクカマスのオニカマス

Image2onikama.jpg症状は、吐き気、頭痛、めまい、関節痛、口の渇きなど、これ以外にも書ききれないほどある。

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2008年01月25日

シガテラ毒魚

先日、夕方のニュース番組で「築地のGメン」という特集があった。築地魚市場には全国からだけでなく、海外からも魚介類が集まってくる。食品の衛生および安全を守るため、チェックする検査官の話だ。その中で、有毒魚が誤ってよく入ってくるという。

▽バラハタ

barahata0001.JPG名前を挙げていたのはバラフエダイ、バラハタ、ドクウツボ、オニカマス、サザナミハギなどダイビングでよく目にする魚だ。

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2008年01月22日

タヒチ・ランギロアの魚U

タヒチ・ランギロアを訪れるほとんどのダイバーは、大物狙いだ。したがって、ダイビングする海域も外洋が多く、中層やリーフエッジをゆっくり移動して出現を待つ、というパターン。小さい魚がいないわけではないので撮影したら、ボートに上がってからガイドが「撮影していた魚は何?」

▽シテンチョウチョウウオ

Image1-siten.jpgえ〜ッ、シテンチョウチョウウオ知らないの? 日本ではめったに見られないチョウチョウウオだということをガイドに伝えたのはいうまでもない。ガイドを含めて小さな魚には興味がないようだ。これは10年前の話なので、今は変わっているかもしれないが・・・。

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2008年01月19日

慶良間の人工漁礁

日本各地の海中には人工漁礁が数多く設置されている。人工漁礁とは、魚介類が好んで集まって住むように、コンクリートブロックや廃船などを使って海底に設置した人工の岩場のこと。平坦な海底に複雑な形のものを置くと、魚などが隠れ家にする、という習性を利用し、海洋生物資源を増やし育てるのを目的にしている。

▽サクバル漁礁とダイバー

gyo0001.JPG沖縄の慶良間諸島にもいくつかあり、そのうち3ヶ所がダイビングポイントになっている。阿嘉島の南にサクバル漁礁というのがあるが、水深30mの白い砂地にあるので深いわりには意外と明るい。

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2008年01月12日

慶良間・海報告V

今回の慶良間に持参した水中用のカメラは、ニコンD801台。ハウジングはアンティス社製のネクサスD70の改造タイプ。レンズは10〜17mmワイドズーム、50mmマクロ、105mmマクロの3本だった。

▽整然としたキンセンイシモチ

Image1-kinsen.jpg一番多く使ったレンズは50mmマクロで、次がワイドズーム、105mmマクロは1DIVEしか使わなかった。50mmマクロの使用が多かった理由は、水中では汎用性があることと、魚などの生態を撮影するのに適しているからだ。

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2008年01月10日

慶良間・海報告U

慶良間諸島ではここ数年、年末・年始に訪れるダイバーは減少しているように思う。もちろんダイビングサービスによって増減があるだろうが・・・。通常の旅行では、ジェット燃料の高騰もあり、海外から沖縄などの国内に変更した人が多い、というニュースもあった。

▽ヨスジフエダイの群れ

yusuji%200001.JPGそんなこともあったためか、今年は去年とほぼ同じくらいと感じた。今回お世話になったサービスは、昨年より若干多かった。海の中もいろんな魚で賑わっていた。

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2008年01月08日

慶良間・海報告

慶良間諸島の座間味島から7日に帰ってきた。延べ12日間沖縄に滞在したが、天気はそれほど悪くなかったものの、暑い日、寒い日の繰り返しだった。とくに大晦日から三が日にかけては、沖縄とは思えないほど極端に寒かった。それでもほとんど毎日3本潜った。

▽クリーニングを受けるゴマモンガラ

1goma.jpg水温は約23℃で陸と比べるとまぁまぁの温かさ。魚もたくさんいて被写体には困らなかった。その年によってなぜか多い種があるが、今年というか今シーズンはゴマモンガラがやけに目についた。

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2007年12月27日

婚姻色・スズメダイ編

スズメダイ類は婚姻色になる種は多いものの、あまり派手ではない。しかもすぐに元の色に戻ってしまうので、気づかない場合が少なくない。

▽さわやかな色のデバスズメダイ

Image1_deba.jpgその中でもデバスズメダイは、劇的に変化する。初めて見たときは、別の種類かと思ったほどだ。撮影地は慶良間諸島。

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2007年12月25日

婚姻色・ベラ編

ベラ類は種類が多いわりには、際立った婚姻色になるものは意外に少ない。泳ぐのが素早かったり、行動範囲が広いため、例え婚姻色になっていても気づかないのかもしれない。

▽カミナリベラのオス

Image1kami.jpg伊豆などの温帯域で普通に見られるカミナリベラ。緑がかった色で、模様もわりあいきれいなベラだ。これはオスで、メスはまったく異なる体色・斑紋をしている。撮影地は西伊豆・大瀬崎。

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2007年12月22日

婚姻色・ハナダイ編

魚はよく体色を変化させる。種によってもその度合いは異なるが、周囲の色に溶け込む保護色になったり、怒りを表わす警戒色になったりする。主にオスがメスを誘うときに体色を変えることもある。いわゆる婚姻色だが、今回はハナダイ類の中で著しく変化する種をご紹介しよう。

▽色鮮やかなスミレナガハナダイのオス

Image1_sumi.jpgまずはスミレナガハナダイ。このハナダイは、サンゴ礁外縁のわりと深い所(水深約25m以深)に生息し、1尾のオスが複数のメスを支配するハレムを形成する。体側に淡いピンクの四角い模様があるのがオスの特徴だ。メスは全体が明るいオレンジ色で、際立った模様はない。撮影地は沖縄・慶良間諸島。

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2007年12月17日

特異な生態・アナハゼ(その2)

アナハゼは、浅い岩場に生息する。大瀬崎でいえば、湾内の石垣のあたりの水深6〜7m付近で見られる。したがって粘ることもできるが、土、日などの休日は混雑するので撮影にならない。何度か休日に撮影したこともあるが、上からダイバーが落ちてきたことがあった。

▽ホヤに鼻先を近づけると、産卵管が突出

Image6-sei.jpgそれに懲りてからは、平日ばかり通うようになった。まずは産卵の瞬間を狙うため、腹部が膨れたメスを探してずっとマークしたのだが・・・・。

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2007年12月15日

特異な生態・アナハゼ(その1)

サンゴ礁域の魚の繁殖期は、初夏の場合が多い。水温が上がり始めると、繁殖へのスイッチが入るらしい。一方、冷水を好む魚の繁殖期は、なぜか冬だ。冷たくても卵が発生してふ化するのだから、不思議でしかたがない。この季節になると、アナハゼを思い出す。「ハゼ」とついているが、ハゼ科ではない。カジカ科なので、どちらかというとカサゴに近い。

▽大きめの交接器を持つアナハゼのオス

Image1-osu.jpg20年くらい前の話だが、アナハゼの特異な生態に魅了され、冬季にもかかわらず西伊豆の大瀬崎に通ったことがある。特異な生態とは・・・・

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2007年11月30日

石垣・レンズを向けた魚たち

今回の石垣は水温が約25℃で、まだまだ魚類の繁殖期が続いているようだった。産卵が観察できたのはスジブダイとオビブダイだが、前者の産卵のときにはストリーキングという行動が見られた。ストリーキングというのは、オスとメスがペア産卵のために寄り添って急上昇したときに、劣位のオスがそのペアに急接近して同時に受精させる、という行動だ。

▽卵の世話をするクマノミ 大崎

DSC_kumano.jpgクマノミも卵を守っている個体がいた。ジュズダマイソギンチャクに住むクマノミは幼魚の場合がほとんどだが、ここでは、なぜか成魚のペアだった。

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2007年11月28日

石垣で復活!嵐を呼ぶ・・・

以前、「嵐を呼ぶカメラマン」と言われたことがあった。人よりも海に行く回数が多いため、台風に遭遇する確率も高くなるのは確かだが、あまり海に行けない友人が悔し紛れに言った言葉だと解釈していた。ところが、今回の石垣島では正に嵐を呼んでしまった。

▽静かなポイントでダイビング 22日

P101osaki.jpg11月下旬にもかかわらず、台風が二つも発生し、しかも一旦中国方面に行ったかと思いきや、八重山方面に舞い戻ってきたのだ。しかたなく予定を1日早め、逃げるように帰ってきたのだった。とはいえ、前半は風は強かったものの、静かなポイントを探してダイビングを楽しんだ。

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2007年11月21日

久々の石垣

きょうの午後から石垣島に出発する。なんと13年ぶりだ。石垣は、返還前に行ったことがあり、しかも初沖縄だった。それほど思い出深いにもかかわらず、これまで5〜6回しか行っていない。

▽卵を守るクラカオスズメダイ

Image9.kuraka.jpgしたがって写真もそう多くないが、その中から印象的なものを取り上げてみよう。まずは、ソフトコーラルのそばにいたクラカオスズメダイ。

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2007年11月18日

続・魚の喧嘩

前回はタカサゴスズメダイ、オウゴンニジギンポ、アオバスズメダイ、シマキンチャクフグ、ハゲブダイなどの喧嘩でにらみ合っているのを集めたが、今回はその続き。ただしアオバスズメダイはその後進展がないこと、また、シマキンチャクフグは別の機会に取り上げる予定なので、今回は3種のみ。

▽噛み合うタカサゴスズメダイ 慶良間

Image1.suzume.jpgタカサゴスズメダイはオスが産卵場所を確保しているところに別のオスが奪いに来ることで喧嘩が始まる。互いににらみ合って機をみて突進するが、すぐにまたにらみ合う。

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2007年11月16日

魚の喧嘩

魚の喧嘩を見ることがある。ほとんどは同種同士だ。原因は、「縄張り」「メス」「餌」をめぐっての場合が多い。魚には手足がないので、殴ったり蹴ったりはできない。したがって、口で噛み付くことが相手にいちばんダメージを与える。

▽にらみ合うタカサゴスズメダイ 慶良間

Image1.takasago.jpgしかし、いきなり噛み付くことはあまりしない。その前ににらみ合うのがだいたいのパターンになる。にらみ合ったあとは魚種によっても、そのときの状況、個体の性格によってさまざま。

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2007年11月08日

集合!奄美ツーショットの魚

今回の奄美も1週間滞在したので、魚の写真もずいぶん撮った。改めて見てみると、ツーショットの写真がけっこうあったので、集めてみた。

▽クマノミのペア。左がオス

0001.JPGまずはクマノミ。奄美に到着した日は好天に恵まれ、とても気持ちよく潜れた。クマノミもリラックスしているようだった。クマノミの雌雄がわかるように撮るのはけっこう難しい。

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2007年10月29日

あさってから奄美

あさってから奄美に行く。今回は来月2日〜4日まで「アクアート」があり、それに合わせてマリンステイション奄美でイベントを開催する。「アクアート」とは、海中に作品を展示する展覧会。

▽アクアートのポスター

aquart-thumb.jpg関西で活動する若手造形作家たちが、ダイビングの経験を活かして感性のおもむくままに制作するオブジェ群。それらを奄美南部の蘇刈の海の中に展示。潮の流れや浮力を計算して作られる作品が、文字どおり「水を得た魚のよう」になるに違いない。

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2007年10月24日

続・八丈島の海

八丈島屈指のダイビングポイントの「ナズマド」には、初日の3本目と最終日の計2本しか入れなかった。波が高かったからでしかたがないのだが・・・。初日は曇っていて時間的にも遅かったこともあって、暗くなってしまったのは残念だった。

▽ナズマドから八丈小島を望む

P1010194.JPGナズマドでそろそろ上がろうというときに、ユウゼンが10尾くらいの群れで移動しているのに出会った。小競り合いをしながら岩肌の餌をつついては移動している。

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2007年10月23日

八丈島の海

八丈島で潜ってきた。風が多少あったため、潜れるポイントは限られたが、後半は天気が良くなり、水温も約26℃だったので、楽しく潜ることができた。

▽悠々と泳ぐウミガメ

DSC_0063.JPG今回はとにかくカメが多かった。1ダイブで平均5個体は見たように思える。しかも急いで逃げるということはなかった。

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2007年10月17日

スズメダイに化けるバラフエダイ

肉食性でバラフエダイという魚がいる。全長約1mにもなり、生態系の頂点のほうに入る。サンゴ礁域の礁縁付近に生息し、モルディブや紅海などでは大群を作ることがある。

▽バラフエダイの成魚 モルディブ

Image2.bara.jpgしかし日本では少ないうえ、警戒心が強くて撮影しずらい。このバラフエダイがスズメダイに化ける、と言ったらビックリするのではないだろうか。


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2007年10月14日

タコに興味津々の魚たち

岩の隙間からタコが出てくる場面に遭遇することがある。沖縄や奄美で見るのは、たいていワモンダコだ。ロートの近くに暗色の丸い模様があるのでこの名がある。

▽ワモンダコとキハッソク 沖縄・水納島

Image3.kihassoku.jpgタコが隙間から出掛かると、必ず興味津々の魚が集まってくる。よく目にするのはベラ類、ヒメジ類、ハタ類などだが、一度だけキハッソクが来たことがある。

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2007年10月09日

へコアユの活動場所

へコアユは、サンゴ礁域の浅い所に群れで生息している。常に頭を下にして、枝状サンゴやガンガゼのそばにいることが多い。
(ガンガゼのそばにいるへコアユ。沖縄・慶良間諸島で撮影)

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2007年10月05日

ナンヨウツバメウオの謎

日本でツバメウオの仲間はツバメウオ、アカククリ、ナンヨウツバメウオ、ミカヅキツバメウオの4種が分布している。最も生息数が多くてよく見られるのは、ツバメウオだ。

▽ナンヨウツバメウオの幼魚 高知県・柏島

Image3kashiwa.jpgしかし幼魚となると、枯葉にそっくりなナンヨウツバメウオの方が断然よく見られる。以前はツバメウオと思われていたが、たしか10数前にナンヨウツバメウオに同定された。
(ナンヨウツバメウオの幼魚。高知県・柏島で撮影)

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2007年10月03日

佐渡のクリーナー

ホンソメワケベラやアカシマシラヒゲエビなどのクリーニングシーンは、フィッシュウオッチングの醍醐味だ。クリーニングを受ける魚の表情も見逃せない。しかし、これらのクリーナーが分布していない海ではどうしているのだろう。
日本海に浮かぶ佐渡には、ホンソメワケベラやアカシマシラヒゲエビは見られない。だがよく観察してみると、代わりのクリーナーがいる。

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2007年10月02日

アカオビハナダイの分布

アカオビハナダイは、高知県の柏島と鹿児島県の錦江湾で出会った。オスは体側に赤くて短い帯のような斑紋がある。メスの体側には斑紋がなく、全体がピンク色。尾ビレの先に小さな赤い点があり、カシワハナダイやケラマハナダイに似ている。
アカオビハナダイの生息数が多いのは、何といっても錦江湾だ。まるでキンギョハナダイのように群れている。
(メスが群がる中に誇示するために飛び込んできたオス。錦江湾で撮影)

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2007年09月28日

ジンベエザメよもやま話

現在ジンベエザメを飼育・展示しているのは美ら海水族館で3尾、海遊館1尾、かごしま水族館1尾の計5尾。いずれもオスとのこと。飼育技術の向上により、魚類最大のジンベエザメも水槽で見せられるようになったものの、繁殖生態を解明するまでには至っていない。
そんな折、今年の6月下旬、沖縄の読谷(よみたん)沖の定置網に5.2mのジンベエザメのメスが入ったのだ。

美ら海水族館入口にあるジンベエザメのモニュメント。

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2007年09月26日

サモアの海

先日、テレビ番組「あいのり」を観ていたら、南太平洋のサモアを旅していた。何年か前に行ったなぁ、と懐かしく思いながら眺めていた。すると見覚えのある海岸が・・・。しかもスノーケリングをしている。
サモアへは、5年前に「第36回ピースボート地球一周の船旅」で寄港した。
朝焼けの中、サモアのアピアに入港。

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2007年09月21日

奄美の写真

今回奄美で16DIVEしたうち、9DIVEがワイドレンズで撮影し、7DIVEは105mm&50mmのマクロレンズだった。今まで奄美ではマクロでの撮影が多かったので、ワイドは新鮮な感じがして今回は使用頻度が高かった。
嘉鉄という奄美南部の代表的なポイントは、今回海が荒れたことが多かったため、一度しか潜れなかった。大きな根の上にいるハマクマノミをワイドレンズで狙ってみた。たまたまヨスジフエダイがうしろにいたので、より鮮やかになった。

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2007年09月12日

和名先行の魚たち

フィッシュウオッチングなどで、我々が魚の名前を言ったりするのは標準和名だ。これはとってもしっかりしていて、国内だけなら学名に匹敵するほど。哺乳類や鳥類はワオキツネザル、ゴクラクチョウなどのように、日本にいなくても和名がある。それに対し、魚は日本に生息している(していた)ものしか和名がない。いったいどうしてだろうか。
哺乳類などは、動物園で展示するのに学名や英名ではわかりづらいからではないだろうか。魚にはそういうことがない、と書いたが、例外もある。カニハゼがそうだ。

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2007年09月10日

続・地域変異の不思議

前回、タテジマキンチャクダイの地域変異について書いたが、ワヌケヤッコも海域によって背ビレのうしろのとがり具合が異なる。ワヌケヤッコの分布は、沖縄以南の西部太平洋、東部インド洋、そしてアフリカ東岸およびマダカスカルとされているが、沖縄で見たという話は聞いたことがない。
それはさておき、太平洋側に生息するワヌケヤッコの背ビレのうしろは、とがっているものの糸状には伸びない。
タイタオ島で撮影(タオ島は太平洋側のシャム湾にある)。

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2007年09月08日

地域変異の不思議

同じ種でも生息する海域によって、体色や模様が違う場合がある。いわゆる地域変異だが、異なるのはたいてい体色や模様だ。ところが、模様は同じでも形が異なる種も少なからずいる。タテジマキンチャクダイとワヌケヤッコだ。
タテジマキンチャクダイの背ビレのうしろは、とがって糸状に伸びるが、このようになるのは太平洋に生息するタイプだ。
沖縄・慶良間諸島で撮影。

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2007年09月04日

コブダイの遊び?

今年は伊豆半島や伊豆諸島で、コブダイの幼魚がよく見られたらしい。伊豆半島では珍しいことではないが、八丈島でも、と聞いて驚いている。コブダイは温帯性で、八丈には成魚はいないはずなので、幼魚はいったいどこから来たのだろうか。
コブダイといえば佐渡、と結びつくほど有名になっている。北小浦という港の沖合いに隠れ根(赤岩)があり、そのポイントには数尾のコブダイがいて、ダイバーが行くと寄って来る。餌付けで慣れているのだ。ここでは、幼魚から成魚まで見られる。
全長約3cmのコブダイの幼魚。

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2007年08月28日

ジンベエザメの天敵は・・・

先日、かごしま水族館で飼育していたジンベエザメが大きくなりすぎたため、海に放流する、というテレビ番組があった。過去にも放流をしていて、その都度発信機を装着しているので、行動範囲が徐々にわかってきたという。

▽'02年7月沖縄・慶良間諸島で撮影

ジンベエザメは外洋を回遊していると言われるが、餌のプランクトンが必要なので本当の外洋ではなく、沿岸の少し沖あたりを行動しているのだろう。

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2007年08月26日

四つ葉のクローバー的魚

奄美や沖縄のサンゴ礁で、ごく普通に見られるミスジリュウキュウスズメダイ。その名のとおり黒い筋(帯のほうがふさわしい)が3本ある。ごく近い仲間に、筋が1本多いヨスジリュウキュウスズメダイという種もいる(写真)。
琉球列島以南の西部太平洋に分布しているが、日本ではきわめて少ない。これまで、沖縄・慶良間諸島で5〜6回しか見ていない。どちらかというと内湾性なので、岸の近くの浅いところにいる可能性が高い。
沖縄・慶良間諸島で撮影。

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2007年08月23日

サザナミヤッコ幼魚の行方

奄美や沖縄などのサンゴ礁にはカラフルな魚がよく見られる。チョウチョウウオの仲間やキンチャクダイの仲間がその代表と言えよう。キンチャクダイ科にはキンチャクダイ属やサザナミヤッコ属、タテジマヤッコ属など7つが属しているが、最も人気があるのはサザナミヤッコ属ではないだろうか。
その理由として、タテジマキンチャクダイやサザナミヤッコ、アデヤッコなど大型で優雅に泳ぐ種が多いからだと思う。同属の共通の特徴として、幼魚と成魚の体色・斑紋が著しく異なるというのがある。しかもいずれの幼魚も、濃紺の地に白の横縞というパターンなのだ。
写真・上はサザナミヤッコで下がタテジマキンチャクダイ。沖縄・慶良間諸島。

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2007年08月20日

オオフエヤッコダイの色違い

細長い口が特徴のフエヤッコダイ。その近縁種にオオフエヤッコダイがいる。フエヤッコダイより体がやや大きいこと、さらに口が長いこと、頬のあたりに褐色の細かな斑点があることなどが相違点だ。
モルディブやグレートバリアリーフ、ミクロネシア、インドネシアなどでは普通に見られるが、日本では八重山諸島でしか見られないといわれている。これはモルディブで撮影したもので、口の長さがよくわかる。

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2007年08月12日

メガネウオの素顔

ミシマオコゼ科にメガネウオという魚がいる。夜行性で、昼間は砂の中に潜っていて顔だけ出している。その顔が眼鏡をかけているように見えることから、この和名になったようだ。
メガネウオの体色は基本的には茶色だが、砂の色に合わせて変えられる。したがって、沖縄など砂が白い所では白っぽくなる。
インドネシア・レンベで撮影

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2007年08月03日

光が気になる

先日の座間味での撮影では、マクロレンズを使用したのはたった1本(タンクの本数)。あとの18本は全部ワイドレンズだった。まぁ天気もよかったので、ワイドでも十分楽しめた。
波も穏やかでどこでも潜れそうだが、潮流が強くなることもあるので、干満の時間でポイントを選ぶことになる。これは嘉比島(がひじま)。

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2007年08月01日

セミナー開催

突然ですが、明日セミナーを開催します。詳細は下記のとおり。

ネイチャー&サイエンスカフェVol.10
講師 大方洋二氏
日時  2007年8月2日(木)18:30〜20:30(18:00開場)
場所 モンベルクラブ渋谷店5Fサロン(03−5784−4005)
東京都渋谷区宇田川町11番5号モンベル渋谷ビル

参加費 1500円(1ドリンク付)/モンベルクラブ会員1200円(1ドリンク付)
お申込み nito5@a.toshima.ne.jp または09047493330へ
主催 伊藤企画・伊藤信子

内容は、サンゴの海の魚たちの暮らしぶりをスノーケリング&スクーバダイビングで、楽しく観察するコツなどをたくさんのスライドを映写しながらお伝えします。

○会場地図:モンベルクラブ渋谷店 住所>>東京都渋谷区宇田川町11-5

東京都渋谷区宇田川町11-5

2007年07月19日

ヒレナガネジリンボウストーリー

ハゼ科ネジリンボウ属は日本に4種分布している。ネジリンボウ、ヒレナガネジリンボウ、ヤシャハゼ、キツネメネジリンボウだ。
ヒレナガネジリンボウ(写真)は、1982年にフィリピン産の標本を基に新種として記載された。日本で生息が確認されたのは、それから5年後。見つかった所は沖縄。慶良間諸島の座間味島の水深30mだ。
(この写真は2001年奄美大島で撮影)

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2007年07月15日

キハッソクの素顔

魚の和名の由来を調べるのも楽しい。なかには「ウソだろう!」と思うものもある。
ハタ科(ヌノサラシ科とする学者もいる)のキハッソクは、漢字で木八束と書く。その由来は、とても煮えにくいので、薪を八束燃やしたからとのこと。
ちなみに味はよくないらしい。また、皮膚には粘液毒があって、危険を察知すると泡のような毒を分泌して難を逃れるという。このことから本種やヌノサラシ、アゴハタなど同じ習性の魚は英名でソープフィッシュと言われている。
写真は、ワモンダコとにらみ合うキハッソク。沖縄・水納島。

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2007年07月10日

期間限定の大物

ある時季になると、出現する大きな魚がいる。それも決まって同じ所に。その場所とは、奄美大島南部で最もよく知られている「嘉鉄」というポイント。そこは砂地に根が点在する環境で、「餌づけ根」「ケラマハナダイの根」など有名な根がある。
これが「ケラマハナダイの根」で、ここから50〜60m泳いだあたりの砂地に、その大物が休んでいることがあるのだ。

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2007年07月02日

繁殖にいそしむ生きものたち

大瀬崎の海の中は、多くの生きものたちが繁殖にいそしんでいた。以前、アオリイカのことを書いたが、沈めてある木の枝には卵を産んでなくて、ホンダワラの根元に卵があった。
この写真のアオリイカの卵は、産卵から数週間経過している感じだが、中にはもうふ化してしまったかのような、つぶれている卵も目についた。

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2007年06月30日

西伊豆で生態ウオッチング

ダイビング業界のKさんに誘われて、西伊豆の大瀬崎に行った。伊豆は4〜5年ぶりだったので、会う人会う人に「珍しいですね」と言われてしまった。
早めに着いたので、まだ空いてる海に入ることができた。海の中は繁殖期を迎えた魚がたくさんいて、ホンベラやキュウセン、キタマクラなどの求愛が見られた。

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2007年06月27日

スクの季節到来!

「スク」をご存知だろうか。沖縄に行ったことがある人なら、見たり食べたりしたことがあるに違いない。
スクとは、アイゴ類(アミアイゴ、ハナアイゴ、シモフリアイゴ)の稚魚で、全長2〜3cmのものをいう。地方によっては「シュク」と発音する。
スクは旧暦の5〜8月の1日前後に、大群で岸にやってくる。それまではプランクトン食だが、沿岸に来てからは藻食に代わる。

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2007年06月19日

新刊 ようやく完成!!

1月から本づくりに専念していたが、このたびようやく完成した。岩崎書店の「ちしきのぽけっと」シリーズで、『クマノミとサンゴの海の魚たち』という写真絵本。
内容は、クマノミ類とサンゴ礁の魚たちの暮らしぶりを紹介すると共に、種類の異なる生きものたちが助け合っている様子を楽しく、わかりやすく伝える、というもの。表紙はカクレクマノミ。

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2007年06月15日

続・セブで写した魚たち

だいぶ遅くなってしまったが、セブで写した魚たちの続編。とにかく魚種は多いセブなので、いろいろな生態が見られる。クマノミ類の産卵や卵保護もたくさん観察できた。
砂底のポイントで出会ったウミヘビ。海の中には爬虫類のウミヘビと魚類のウミヘビがいるが、これは後者でイレズミウミヘビという名前。ふだんは顔だけしか砂から出していないので、胴体が見られるのは珍しい。

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2007年06月13日

著名な写真家と潜る!

「マリンステイション奄美」で開催したイベントは、10日の午前中で無事終了。その後も2日間延泊することにしていた。そんなとき、11日の朝にサプライズゲストがやって来たのだ!

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2007年05月22日

SSP写真集&写真展

写真集が届いた。タイトルは「Nature Photography 2007 自然写真への誘い」。これは、自然写真団体の日本自然科学写真協会が、30周年記念に発行したものだ。
この写真協会は通称SSPといい、SOCIETY OF SCIENTIFIC PHOTOGRAPHYの略。頭にJAPANが入らないのはおかしいと思うだろうが、当初は自然科学写真協会という名前で、途中から日本がついたからだ。

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2007年05月20日

海で神を感じる?

「海の中で、神を感じることがありますか?」
このような質問をされたら、いったいどう答えたらよいのだろうか?
約20年前、実際にこのような質問をされ、戸惑いながら答えたのを今でもはっきり覚えている。

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2007年05月09日

奄美の海は恋の季節!

奄美大島に行っていた。例年より水温が2℃くらい低いにもかかわらず、魚たちは繁殖行動にいそしんでいた。水温が比較的低くても産卵する魚は、キホシスズメダイがよく知られているが、意外な魚も産んでいて驚いた!
その魚とはセジロクマノミだ。見たときはどうやら産みたてのようで・・・、それにしても21℃なのに産むとは信じられない。普通のクマノミならわかるが・・・。
観察をしていると、オスがぜんぜん卵の世話をしない。近づきすぎかと思って離れてみたが、同じだった。

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2007年04月30日

ロードハウ島 海中編(4)

ロードハウ島で見られる魚を大別すると、グレートバリアリーフでも見られないもの、日本でも生息するもの、日本にいるものと似てるがちょっと違うものに大別できる。
カゴカキダイにそっくりなこの魚はマドという名前。岩場を小さな群れで移動しているが、単独の場合もある。オーストラリア南東部からロードハウにかけて分布する。

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2007年04月29日

ロードハウ島 海中編(3)

ロードハウ島の周辺はどこもダイビングスポットといっても過言ではない。しかし絶海の孤島という条件なので、風によって潜れなくスポットも出てくる。

▽ダブルヘッダーラス

魚は総体的に警戒心を持たないようで、この大きなベラ、ダブルヘッダーラスは個体数もわりあい多く、恐れずに近寄ってきた。

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2007年04月27日

ロードハウ島 海中編(2)

オーストラリアのロードハウ島は、南緯30度に位置する。北緯30度、つまり北半球で同じくらいの位置は、日本でいえば鹿児島市あたりだろうか。
海の中は三宅島や八丈島に似ているが、砂は白い。もともと火山によってできた島なので、岩礁にサンゴがところどころにある、という感じだ。写っているチョウチョウウオはスリーストライプ・バタフライフィッシュで、オーストラリア東海岸からロードハウにかけて分布している。ペアで行動していることが多いが、10尾くらいで群れている場面も見た。

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2007年04月26日

ロードハウ島 海中編(1)

ロードハウに行った目的は、この付近特有のクマノミ2種を撮影するためだった。1種はシドニーあたりの沿岸とロードハウにしか分布していない。もう1種はロードハウと、さらに北東にあるノーフォーク島だけに分布する。したがって、ロードハウが効率的なのだ。
簡単に出会えるか心配だったが、最初のダイビングで2種とも会えた。左がワイドバンドアネモネフィッシュで、その名のとおり中央の帯が広い。トウアカクマノミのグループに属す。

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2007年04月20日

役立つ?スペイン語の魚類図鑑

スペインのバルセロナに行ったとき、ヨーロッパで一番規模が大きいという水族館に入った。水深による魚の住み分けの展示や、地中海の大きなハナダイなどが印象に残った。売店には魚類図鑑も売っていた。気に入ったのは著者がドイツの水中写真家 ヘルムト・デベリュウスの紅海(レッドシー)の図鑑(写真左)で、魚のほかに無脊椎動物も網羅している。欲し〜い!でもスペイン語なので読めない。

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2007年04月10日

がんばるオジサン

沖縄本島の本部半島沖に、水納島という小さな島がある。クロワッサンの形に似た島なので、クロワッサンアイランドとも呼ばれている。ダイビングサービスが1軒あり、その名も「クロワッサンアイランド」という。オーナー夫妻はよく知っているので、何度か訪れている。
二度目に訪れたときだから、12年前の7月のこと。何かの産卵を撮影したくて、無理を言って夕方にボートを出してもらった。夕方だったので、近くの防波堤のそばの名もなきポイントに行った。6時少し前にエントリーしたら、オジサンが群れをなしてものすごい勢いで泳ぎ回っている。

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2007年04月03日

まん丸のヒフキアイゴ

今、ヒフキアイゴの原稿を書いている。『フィッシュマガジン』という観賞魚の専門誌の連載で、毎月1回1種類の海水魚を取り上げ、写真4点と共に観察記録や生態などを掲載している。
今回は、ヒフキアイゴの寝姿、幼魚、ペアの姿、腹部が膨らんだメスなどについて書いているので、それに合った写真を選んでいたら、あることに気づいた。

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2007年03月29日

あるチョウチョウウオのヒストリー

チョウチョウウオ類で大型なのがニセフウライチョウチョウウオ。本来は警戒心が強いが、沖縄・慶良間諸島で餌付けをしたらフレンドリーになった。
1984年6月、水中写真家の故益田一氏と、当時益田氏の助手だった小林安雅氏とで慶良間にある安室の漁礁というポイントで潜った。ボートに上がったとたん、あのニセフウライチョウチョウウオへんだったね、という話題になった。3人ともそう思ったのだ。

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2007年03月24日

トガリエビスの性格

同じ種類の魚でも、海域(国)によって性格が異なることがずいぶんある。日本は漁業が盛んでもあるし、昔沖縄では追い込み網という、魚を脅して網に追い込む漁が多かったので、魚が憶病になっていた。

今では追い込み網は少なくなったものの、憶病な性格はなかなか直らない魚もまだいる。イットウダイ科のトガリエビスもそのような魚である。岩穴など暗い所にたいてい単独でいて、あまり外に出ない。そのくせ好奇心は強く、しばらくじっとしていると、おそるおそる出てきてこっちを見る。左は八丈島で撮影したトガリエビスで、こんな感じで様子を見にくる。

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2007年02月26日

トゲチョウチョウウオ 丸い模様の謎!?

お正月に座間味島でダイビングしているとき、現地サービス「ハートランド」のガイドのMOMOちゃんが質問してきた。「トゲチョウチョウウオの顔に丸い模様があるのはオスですか? メスですか?」「え〜っ、全部についてるんじゃないの?」とぼく。
左は、1991年に発行した写真集『Marine Blue』の一部。すでにトゲチョウチョウウオの額のあたりに黄色の丸い模様があるのは知っていた。

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2007年02月21日

フエヤッコダイ 3尾行動の謎

チョウチョウウオ科の魚の大部分は、2尾で行動している。外見では雌雄の区別がつかないが、おそらくペアだろう。フエヤッコダイもチョウチョウウオ科で、ペアで行動しているように思えるが、実際は3尾でいる場合がかなりある。
3尾で行動していることが多い、というのはずいぶん前から思っていて、著書の中や雑誌のコラムで書いたこともあるくらいだ。一度そういうことが気になってしまうと、つい見て確認するようになる。

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2006年11月28日

ケラマハナダイ物語

写真1

ケラマハナダイは、その名の示すように、沖縄の慶良間諸島で発見された。1980年頃で、発見者は故益田一氏だ。
当初は新種の可能性が高い、ということで、標本を採集して精査する話が持ち上がった。

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2006年11月02日

慶良間の海は今!

3ヶ月ぶりに慶良間諸島の座間味島で潜ってきた。
オニヒトデはだいぶ減って、ほとんど見かけなかった。しかし、新たな外敵のヒメシロレイシガイダマシという、サンゴを食べる貝が増えていた。

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プロフィール

大方洋二
大方洋二○1942年 東京生まれ
高校時代にスノーケリングを始め、21歳にときに東亜潜水機(株)でスクーバダイビングの講習を受ける。同時に発売されたばかりのニコノスを手に入れ、独学で水中撮影を始める。
以来、会社勤めをしながら趣味として続け、39歳で退社してフリーの水中写真家になり、現在に至る。NHKの動物番組のコーディネーターも時折務める。日本自然科学写真協会会員。

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