ダイビング歴50年水中写真家・大方洋二の魚って不思議!

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2007年12月17日

特異な生態・アナハゼ(その2)

アナハゼは、浅い岩場に生息する。大瀬崎でいえば、湾内の石垣のあたりの水深6〜7m付近で見られる。したがって粘ることもできるが、土、日などの休日は混雑するので撮影にならない。何度か休日に撮影したこともあるが、上からダイバーが落ちてきたことがあった。

▽ホヤに鼻先を近づけると、産卵管が突出

Image6-sei.jpgそれに懲りてからは、平日ばかり通うようになった。まずは産卵の瞬間を狙うため、腹部が膨れたメスを探してずっとマークしたのだが・・・・。

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2007年12月15日

特異な生態・アナハゼ(その1)

サンゴ礁域の魚の繁殖期は、初夏の場合が多い。水温が上がり始めると、繁殖へのスイッチが入るらしい。一方、冷水を好む魚の繁殖期は、なぜか冬だ。冷たくても卵が発生してふ化するのだから、不思議でしかたがない。この季節になると、アナハゼを思い出す。「ハゼ」とついているが、ハゼ科ではない。カジカ科なので、どちらかというとカサゴに近い。

▽大きめの交接器を持つアナハゼのオス

Image1-osu.jpg20年くらい前の話だが、アナハゼの特異な生態に魅了され、冬季にもかかわらず西伊豆の大瀬崎に通ったことがある。特異な生態とは・・・・

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プロフィール

大方洋二
大方洋二○1942年 東京生まれ
高校時代にスノーケリングを始め、21歳にときに東亜潜水機(株)でスクーバダイビングの講習を受ける。同時に発売されたばかりのニコノスを手に入れ、独学で水中撮影を始める。
以来、会社勤めをしながら趣味として続け、39歳で退社してフリーの水中写真家になり、現在に至る。NHKの動物番組のコーディネーターも時折務める。日本自然科学写真協会会員。

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