ダイビング歴50年水中写真家・大方洋二の魚って不思議!

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2011年12月10日

ラジャアンパットの海と魚(4)

マンタのポイントにも何度か潜った。クリーニングステーションになっているところだ。運が良いと8尾くらいのマンタが現れるが、たった1尾のときもあった。

▽マンタが落ち着いてからジリジリ寄る

raj-111117.jpgマンタを観察・撮影する際は驚かさないことが大切で、クリーニングを始めてマンタが落ち着いてからジリジリと接近する。

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2011年12月08日

ラジャアンパットの海と魚(3)

海外で魚を撮影するとき、その海域の固有種や日本に分布していないものを優先するようにしている。

▽ヒメフエダイ。群れで行動することもよくある

raj-111112.jpg日本に分布していても警戒心が強く、近寄れない魚も多い。海外ではそうでもない場合もあるので、狙うことにしている。ヒメフエダイも日本では警戒心が強くて近寄れない。

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2011年04月03日

座間味の魚、青山で食する!

昨日、座間味の魚を青山で食べた。どういうことかというと、座間味島のダイビングサービス「ザマミセーリング」の新春パーティーが青山のレストランで行われたのだ。

▽挨拶するオーナー

part-001.JPGパーティーは、この度の大震災で犠牲になった方々に対して哀悼の意を表し、黙祷から始まった。

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2011年01月13日

座間味 年越しダイビング(4)

今回も幼魚がたくさん見られた。冬ではそれほど多くないと思っていたので、意外だった。

▽毒々しいほどの色合いをしたツユベラの幼魚

zama_4551.jpg幼魚はなぜか派手な模様をしていることが多い。天敵に狙われやすいのではと心配になってしまう。しかし、ツユベラのように派手だと、毒々しいと思われて敬遠されるようだ。

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2010年11月12日

ポンポン島でダイビング(最終回)

ポンポン島のダイビングツアーは、1日ボートダイビング3本+無制限ビーチが組み込まれている。無制限ビーチとは、ガイドなしのセルフダイブのこと。時間的な制約(17時30分からはオプション)があるので、無制限といってもそんなには潜れない。

▽左が桟橋の先端で、メインのポイント

pom1050624.jpgしかし、遠浅で深い所までかなり距離があるため、有難いことにボートを出してくれる。そればかりか、待っていてくれるので、ビーチというよりボートダイビングだ。

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2010年10月29日

マレーシアへ

明日からマレーシアに行くので、マレーシアの写真を…。最後に行ったのは'03年だから7年ぶりになる。このときは、マブール周辺のフィッシュウォッチングという自主企画を旅行社・ジスコさんのご協力で長期取材させていただいた。

▽マブールの水上コテージの夜景

mab-7.jpgマブールに8日、シパダンに3日滞在し、マブール、シパダン、カパライなどで撮影したのだが、諸々の事情で雑誌の掲載がボツになった苦い思い出がある。


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2010年04月08日

サンゴをかじる魚

阿嘉島臨海研究所発行の機関誌『みどりいし』21号が送られてきた。この機関誌は、主に海洋生物の調査・研究などの報告が掲載されているもので、年1回の発行。

▽『みどりいし』の表紙と本文

kajiru15.JPG毎号興味深い記事が載っているが、今号もいくつかあった。「サンゴをかじる魚」と「造礁サンゴの白化とサンゴ食魚類の未来」だ。今回は「サンゴをかじる魚」を取り上げてみたい。

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2009年10月20日

奄美フィッシュウォッチングの旅(3)

今回の奄美では幼魚も多く見られた。大部分の魚は夏に繁殖するので、ちょうど幼魚が出現して目につく時期なのだろう。

▽人気抜群のミナミハコフグの幼魚

DSC_0353.jpg一般的に幼魚はダイバーに人気があるものだが、中でも誰もが可愛いと認めるのがこのミナミハコフグだ。口元や泳ぎ方が可愛らしいので、惹かれるらしい。

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2009年01月24日

天国にいちばん近い島

昨年7月、ニューカレドニアのラグーンが世界遺産に登録された。自然美や生物の多様性などが登録理由だ。ニューカレドニアには3回訪れているが、かなり関わり合いが強いことを感じている。

▽よく見られるアカヒメジの群れ

new-6.jpg最初に行ったのは35年前。まだ直行便はなかった。情報もあまりなかったので、「天国にいちばん近い島」(森村桂著)を読んで行った。

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2009年01月10日

年末・年始の慶良間(2)

幼魚も数多く見られた。というわけで、今回は幼魚を取り上げることにしよう。

▽約6cmのイロブダイ

DSC_1193.jpgまずはイロブダイ。成魚(特にオス)はめったに見られないのに、幼魚はわりとよく出会う。成長するにつれて顔の赤色は薄くなり、可愛さが半減してくる。

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2008年11月15日

奄美・レンズを向けた魚たち

今回の奄美でのイベントでもいろいろな魚に出会った。いつも出会うおなじみの魚もいれば、あまり見かけないものにも出会うことができた。

▽群れで行動するゴンズイ

DSC_3200.jpgゴンズイは、伊豆などの温帯域ほど生息数は多くないので、たまにしか見ない。白い砂地に生息しているせいか、温帯域のものよりかなり白っぽい。

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2008年10月13日

慶良間の海と魚(3)

幼魚の姿もよく見られた。サンゴ礁魚類の大部分は、5月ごろから繁殖期が始まるためにそのころ産まれた仔魚だろう。しかし、ほとんどは浮遊生活をするので、必ずしも慶良間で産まれたとは断言できない。

▽色鮮やかなナンヨウハギの幼魚

DSC_k2332.jpg八重山諸島あるいはフィリピンあたりから黒潮に乗ってやってきたのかもしれない。ナンヨウハギの幼魚は、1〜2尾だと警戒してサンゴから出てこないが、たくさんいると群集心理なのか争って出てくる。

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2008年09月26日

コモド諸島の海(4)

コモド諸島の北部にある主要ポイントの一つ「キャステルロック」。前回も述べたようにシーマウント(隠れ根)で、ロウニンアジが近くで見られるばかりでなく、捕食も高確率で観察できる人気ポイントだ。

▽ロウニンアジに興奮するダイバー

DSC_0033.jpgしかし、見どころはロウニンアジばかりではない。別の視点で観察すると、さまざまなものが見えてくる。

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2008年07月18日

石垣の海と魚

石垣島の川平に1週間滞在し、ダイビング三昧の日々を過ごした。いちばん印象に残ったのは、米原付近のサンゴが素晴らしかったこと。

▽見事なサンゴ礁

DSC_1490.JPGテーブル状サンゴや枝状サンゴがビッシリと海底を覆い、しかも色合いもさまざまで美しい。

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2008年07月03日

藻場が消える

先日NHKの「クローズアップ現代」で、藻場について取り上げていた。日本沿岸の藻場が消えつつあるため、その原因を探り、各地で行われている対策などのレポートだ。

▽健全な藻場。兵庫県竹野海中公園

Image6-mob.jpg藻場とは、ホンダワラやアマモ、コンブ、アラメ、カジメ、ワカメなどの海藻が繁茂する所で、魚などがよく集まる。また、海のゆりかごともいわれ、魚が育つ場所としてとても大切な海域だ。

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2008年04月13日

サンゴの破壊者

昔と比べると、健全なサンゴが減少している。異常発生したオニヒトデの食害によるもの、高水温による白化現象、台風などその原因はさまざま。サンゴを食べている魚もいるが、そのほとんどはサンゴのポリプや粘液で、サンゴそのものを食べる魚はごくわずかだ。

▽サンゴを壊すゴマモンガラ

Image1gom.jpgゴマモンガラはウニ類、カニ類、貝類などが好物。ところが、サンゴを壊している現場に遭遇した。どうやら、サンゴの隙間に住むカニを食べたかったようだ。モルディブで撮影。

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2008年01月22日

タヒチ・ランギロアの魚U

タヒチ・ランギロアを訪れるほとんどのダイバーは、大物狙いだ。したがって、ダイビングする海域も外洋が多く、中層やリーフエッジをゆっくり移動して出現を待つ、というパターン。小さい魚がいないわけではないので撮影したら、ボートに上がってからガイドが「撮影していた魚は何?」

▽シテンチョウチョウウオ

Image1-siten.jpgえ〜ッ、シテンチョウチョウウオ知らないの? 日本ではめったに見られないチョウチョウウオだということをガイドに伝えたのはいうまでもない。ガイドを含めて小さな魚には興味がないようだ。これは10年前の話なので、今は変わっているかもしれないが・・・。

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2007年11月18日

続・魚の喧嘩

前回はタカサゴスズメダイ、オウゴンニジギンポ、アオバスズメダイ、シマキンチャクフグ、ハゲブダイなどの喧嘩でにらみ合っているのを集めたが、今回はその続き。ただしアオバスズメダイはその後進展がないこと、また、シマキンチャクフグは別の機会に取り上げる予定なので、今回は3種のみ。

▽噛み合うタカサゴスズメダイ 慶良間

Image1.suzume.jpgタカサゴスズメダイはオスが産卵場所を確保しているところに別のオスが奪いに来ることで喧嘩が始まる。互いににらみ合って機をみて突進するが、すぐにまたにらみ合う。

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2006年11月24日

奄美の作品集

01.ヒメゴンベ(嘉鉄)☆ 02.クマノミとホンソメワケベラ(嘉鉄)☆

「マリンステイション奄美」で行われていた「大方洋二写真塾」が無事終了した。参加してくださったみなさん、ありがとうございました。 今回撮影した写真でフォトコンテストがありますので、傑作をエントリーして投票結果を楽しみに待っていてください。

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プロフィール

大方洋二
大方洋二○1942年 東京生まれ
高校時代にスノーケリングを始め、21歳にときに東亜潜水機(株)でスクーバダイビングの講習を受ける。同時に発売されたばかりのニコノスを手に入れ、独学で水中撮影を始める。
以来、会社勤めをしながら趣味として続け、39歳で退社してフリーの水中写真家になり、現在に至る。NHKの動物番組のコーディネーターも時折務める。日本自然科学写真協会会員。

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