ダイビング歴50年水中写真家・大方洋二の魚って不思議!

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2012年04月03日

機関誌『みどりいし』

先月下旬に『みどりいし』23号が届いた。(財)熱帯海洋生態研究振興財団より年1回発行されている機関誌だ。当財団は慶良間諸島の阿嘉島に「阿嘉島臨海研究所」を持っており、海洋生物の研究を行っている。

▽『みどりいし』の表紙と裏表紙

akamido-001.jpg『みどりいし』は、主に当研究所を利用して調査研究したレポートが掲載されている。今号で最も興味深かったのは、キンチャクガニが保持しているイソギンチャクの研究報告だ。

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2012年01月21日

アツクチスズメダイ

スズメダイ類の多くは雑食性だが、サンゴのポリプや粘液を主食にしているものもいる。アツクチスズメダイだ。

▽枝状サンゴの中にいるアツクチスズメダイ

atu-001.jpgアツクチスズメダイは枝状サンゴの中に縄張りを持ち、同じ食性の魚が来ると追い払うほど気が強い。しかし警戒心も強く、接近しての撮影は難しい。

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2012年01月12日

並はスゴイ!

並とは普通とか、良くも悪くもないということだが、魚ではナミスズメダイ、ナミハタ、ナミウツボ、ナミフエダイなどがナミと付く。ナミスズメダイ以外はさほど普通ではない。

▽内湾のサンゴ礁で多く見られる(奄美大島)

nami-001.jpgナミスズメダイは、サンゴ礁域ではどこでも見られるほど生息数が多い。特に流れがなく穏やかな海域でよく見られる。

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2011年12月12日

ラジャアンパットの海と魚(6)

ラジャアンパットに本格的な調査が入ったのは10数年前。造礁サンゴだけでも450種以上が確認され、魚類も稀種や未記載種が数多く生息していることが明らかになった。

▽浅瀬に広がるイキイキとしたサンゴ礁

raj-111128.jpg確かに造礁サンゴは多いと感じたし、しかも健全に発育しているものがほとんどだった。

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2011年11月02日

晩夏の奄美(4)

オニヒトデの食害で打撃を受けた奄美のサンゴだが、今は復活しつつある。

▽復活しつつあるサンゴ

ama-111019.jpg特に浅くて潮当たりがよいところはかなり生育している。

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2011年10月17日

豊饒の海・コモド(最終回)

暗いうちに北へ向かって航行。起きると北エリアに着いていた。とうとうダイビング最終日。

▽岩に穴が開いた島。流れを避けて周りで潜る

komo-119291.jpg1本目のポイントは、岩に穴が開いている有名な島。その周りで潜る。海峡の真ん中にあるため、常に流れがある。

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2011年10月16日

豊饒の海・コモド(9)

エンジンの音で目が覚めたが、夜明け前だったのでまた眠りについた。6時に起床。リンチャ島の南に停泊していた。

▽ウミトサカ類が群生しているところも

komo-119281.jpg1本目は南エリアを代表する隠れ根のポイント。流れがなかったために魚群は少なかったが、ホヤ類、カイメン類、ヤギ類などの付着生物が多いので、それらも見どころだ。

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2011年10月15日

豊饒の海・コモド(8)

27日。6時少し前に起きると、ちょうど朝日が出ていた。今日も良い天気で穏やかだ。

▽6時前に昇る朝日

komo-119271.jpg今は北エリアに停泊しているが、1本潜ったら南へ向かう予定になっている。

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2011年10月08日

豊饒の海・コモド(5)

あっという間にダイビング最終日。明日は飛行機に乗るため、今日は2本でおしまい。朝食前の1本目は、島と島の間、つまりチャネル。初めて潜るポイントだ。

▽根の風景を撮影していたらマンタが来た

komo-119221.jpg今回で9クルーズ目にもかかわらず、まだ潜っていなかったポイントがあったとは…コモドは奥が深い。ブリーフィングではオニイトマキエイ(通称マンタ)が現れることもある、と言っていたが、潜ってすぐにやって来た。

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2011年10月04日

豊饒の海・コモド(3)

ダイビング3日目は、南エリアのマンタポイントに潜った。エントリーしてしばらくしてもマンタの姿は見えない。

▽途中出会ったヨスジフエダイ

komo-119201.jpgブリーフィングで、いなかった場合のコース取りを聞いていたので、ゆっくり移動。途中でヨスジフエダイに会った。

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2011年07月28日

カンムリブダイの素顔

先日「ダーウィンが来た!」でカンムリブダイを取り上げていた。撮影地はパラオ。ある時期群れが大集合し、オスが顔を白くする婚姻色など、初めて見るシーンが多かった。

▽ダーウィンが来た!の画面。勝手に産卵場面を合成

kanmuri-0001.jpgまた、メスを誘う求愛や産卵するシーンも圧巻だった。その他にもカンムリブダイの意外な面も紹介していた。

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2011年07月05日

あの日あの時(6)〜JICA研修〜

14年前の今日は、JICA集団研修「サンゴ礁保全コース」を沖縄で行った日。サンゴ礁は生物多様性に富む重要な生態系であるものの、開発途上国では開発等により危機的状況が拡大。そこで先進国の日米豪などが'94年より国際協力に取り組むことに。

▽JICAの沖縄国際センター

jica-97061.jpgわが国ではJICA(国際協力事業団=現在は国際協力機構)が、サンゴ礁保全の研修を行うこととした。対象は熱帯・亜熱帯の国で海の環境を担当する専門技術者。沖縄に招いて約3ヵ月講習・実習・見学などを通し、サンゴ礁保全に役立ててもらうというもの。

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2011年06月14日

奄美・魅惑の魚たち(最終回)

今回遭遇した台風4号は、風は強かったわりには波はそれほど高くならなかった。通常台風が去ったあとは珍しい魚が出現するものだが、波が高くならなかったせいか見られなかった。

▽サンゴとタテジマキンチャクダイの若魚

ama-110535.jpg台風は予報よりもだいぶ速く通り過ぎたので、すぐに天候は回復した。だが潜ってみると、濁りという置き土産があった。浅い海域に砂地が多いせいもあるようだ。

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2011年05月23日

奄美・ベストショットキャンペーン

14日より「マリンステイション奄美」で開催中のベストショットキャンペーン。期間中にフォトクリニックを行うため、27日に出発する予定でいた。しかし諸事情により、明日24日出発して6月2日まで滞在ということになった。

▽キャンペーン用チラシ

best-0001.jpgこれがキャンペーンのチラシだが、手違いでずいぶん若いときの顔写真が使用された。サギと思われても困るので、現在の写真を加えたのが左!

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2011年04月27日

なぜ? サンゴの白化

奄美に行っていた。水温は21℃。思ったより上がっていない。でも驚いた。白化しているサンゴがあったのだ。

▽白化していたイボハダハナヤサイサンゴ

DSC_3914.jpgサンゴが白化する主な要因は、海水温が約30℃以上長く続いた場合と、オニヒトデによる食害の場合である。

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2011年04月05日

サンゴの産卵にまつわる話

先日、『みどりいし』22号が届いた。(財)熱帯海洋生態研究振興財団が年1回発行している機関誌だ。当財団は慶良間諸島の阿嘉島に「阿嘉島臨海研究所」という施設を持っている。

▽『みどりいし』22号の表紙と裏表紙

san-001.jpg阿嘉島臨海研究所は主にサンゴの研究・調査を行っており、大きな成果を挙げている。そうした研究報告などが『みどりいし』に載っていて、いつも楽しみにしている。

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2011年01月19日

座間味 年末ダイビング(最終回)

クマノミ類が共生しているイソギンチャクは、日本では約10種。その中できれいに丸くなるのはセンジュイソギンチャクだけ。

▽丸まったセンジュイソギンチャクとハナビラクマノミ

zama_3444.jpg丸まる理由はよくわからないが…センジュイソギンチャクに住めるのは日本ではハナビラクマノミとカクレクマノミの2種のみ。

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2010年11月11日

ポンポン島でダイビング(4)

ポンポン島の近くの島に、カーディナル・ヘブンというダイビングポイントがある。テンジクダイ科魚類を英語でカーディナルフィッシュというので、その手の魚が多いというのは容易に想像できる。

▽大きな湾で、ずっと左奥がポイント

pom1050620.jpg気になるポイントなので、ダイビング最終日に連れていってもらった。大きな湾になっていて、流れはなく、水はやや濁っている。よそのリゾートのそばで、潜る前に許可をもらっていた。

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2010年10月18日

インドネシア水中撮影記(バリ編A)

ヌサ・ペニダで2日間潜り、次に向かったのは北西に位置するムンジャガン。リゾートに宿泊し、ムンジャガン島でダイビング。

▽リゾートからボートで約30分のムンジャガン島

bali1050482.jpgムンジャガン島の周辺はドロップオフで、壁面にはイソバナ類やヤギ類、ウミカラマツ類、カイメン類などの無脊椎動物が無数に付着している。

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2010年10月16日

インドネシア水中撮影記(コモド編5)

南エリアに沈船ポイントがある。以前にも書いたことがあるが、木造船んなのでずいぶん朽ち果てている。

▽コモド島の岩山とサンゴ礁

komo_1009672.jpgここは大きな入江になっていて、穏やかで流れもない。浅瀬にはサンゴが群生しているので、決まって半水面の撮影をする。

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2010年10月15日

インドネシア水中撮影記(コモド編C)

南エリアは、栄養分豊富な冷たい海流が南方から来ているため、見慣れない生物が多数生息している。

▽大きさが25cmくらいあるイチゴボヤの仲間

komo_1009607.jpgただ今年は水温はそれほど低くはなく、約25℃だった。例年は21〜23℃なので、やはり異常気象なのだろうか。

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2010年09月24日

コモド諸島撮影記(最終回)

最終回は、気に入っている写真なのだが、掲載からはずれてしまったものをまとめてみた。

▽上陸用ピンクビーチの海底

komo_0641.jpgピンクビーチでスノーケリングしたときの写真。実際はピンク色なのは波打ち際までで、海の中の砂は白い。だが少しは赤い砂があるのか、なんとなくピンクっぽく見える。実は、上陸用のピンクビーチとダイビングポイントのピンクビーチは、離れている。

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2010年09月23日

コモド諸島撮影記(7)

北エリアと南エリアの中間にもポイントがある。代表的なのはピンクビーチ。その名のとおり、ピンク色をした海岸なのだ。

▽その名のとおりのピンクビーチ

komo_1009653.jpgピンクになる理由は、オルガンパイプコーラルという赤い骨格のサンゴが死滅すると、永い年月の間に波や流れで細かく砕ける。そして白い砂と交じってピンクに見えるという。

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2010年09月21日

コモド諸島撮影記(6)

南エリアには、沈船ポイントもある。沈船といってもインドネシアの木造船なので、かなり朽ち果てているが…

▽沈船に生息するカクレクマノミ

komo_1009276.jpg
それでも魚にとっては良い漁礁になっていて、たくさんの魚たちが住みついている。カクレクマノミが住みかにしているセンジュイソギンチャクが、沈船の一部の木の板に付いていた。

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2010年07月21日

真夏の座間味(5)

5日目(13日)も「ザマミセーリング」のティンガーラで出発。1本目はウミガメとの遭遇率が高い「ギナ」というポイントに向かった。

▽複数のウミガメを同時に見ることも

zama-100715.jpg潜り始めて5分くらいで1匹目が現れた。それを撮影している間に休んでいるウミガメを発見したり、泳いでいるものもいたりで、撮るのも大忙し。

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2010年07月16日

真夏の座間味(1)

沖縄の座間味島に行ってきた。安定した時期なのでベタナギを期待していたのだが、ずっと南風が吹き続けているようで、水面は波立っていた。

▽浅瀬にはサンゴが復活しているチシ

zama_1007091.jpg9日の午後島に到着して、すぐにダイビングに出かけた。1本目は北側のポイントのチシ。昔は素晴らしいサンゴ礁だったが、オニヒトデや白化で壊滅状態。それから10数年。水面下には小さな枝状サンゴがびっしりと生えていてた。

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2010年04月28日

晩春の奄美(1)

パソコンの調子が悪かったため、ずいぶん空いてしまったことをお詫びします。
しばらく海に行ってないと、「潜りたい病」が再発する。今ごろはあの魚、あの生物が繁殖しているのでは…と気が気ではない。今のシーズン、沖縄や奄美ではコブシメの繁殖が最盛期を迎えているはず。ということで、先月下旬奄美に行ってきた。

▽ホテルからの眺め。帰る日はいつも好天

amakobu10426.JPG潜って驚いた。2月下旬に潜ったときと同じ水温で21℃台。奄美に限らず、このところ日本近海の水温は低いらしい。原因はよくわからないが、全国的な異常気象と無関係ではないだろう。確かに奄美滞在中も、寒暖の差が激しかった。

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2010年04月16日

サンゴの白化とテングカワハギ

前々回に『みどりいし』に掲載されていた「サンゴをかじる魚」について書いたが、今回も興味深い報告について書いてみようと思う。福井県立大学 海洋生物資源学部の小北智之氏が書かれた「造礁サンゴの白化とサンゴ食魚類の未来」。

▽『みどりいし』表紙と本文

hakka14.JPGサンゴは生物なので、多くの魚がエサとして利用している。実際にサンゴの粘液は栄養価が高いことが知られていて、魚たちは粘液やポリプをエサにしている。しかし大部分の魚はエサの一部としているもので、それを専門に食べている魚はそう多くない。

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2010年04月08日

サンゴをかじる魚

阿嘉島臨海研究所発行の機関誌『みどりいし』21号が送られてきた。この機関誌は、主に海洋生物の調査・研究などの報告が掲載されているもので、年1回の発行。

▽『みどりいし』の表紙と本文

kajiru15.JPG毎号興味深い記事が載っているが、今号もいくつかあった。「サンゴをかじる魚」と「造礁サンゴの白化とサンゴ食魚類の未来」だ。今回は「サンゴをかじる魚」を取り上げてみたい。

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2010年03月06日

50日ぶりの奄美(2)

大島海峡の奥にあるポイントにも行った。いわゆる内海で、独特の生態系が見られる。やや濁っているものの、流れもなく穏やかなので、ストレスを感じることなく撮影に集中できる。

▽サンゴがひしめく内湾のポイント

ama_103-001.jpgサンゴの群落もあり、シリキルリスズメダイやキイロサンゴハゼ、ネオンテンジクダイなど内湾性の魚が多く生息している。

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2010年01月21日

年末・年始の慶良間諸島(最終回)

慶良間でのダイビング最終日は1月4日。座間味島に渡って10日になるが、いちばん天気が良く、海もベタなぎだった。

▽光芒の中、ガイドのMOMOちゃんに入ってもらった

kemo_0406.jpgお客も極端に少なくなったので、3本とも好きなポイントに連れていってもらい、のんびりと潜ることができた。

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2009年12月23日

奄美の海中(5)

今回は呑ノ浦というポイント。大島海峡の中にあり、古仁屋の街の対岸に位置している。内湾なので水はいつも濁り気味ではある。

▽水面に向かって伸びるスギノキミドリイシ

DSC_1758.JPGサンゴの形状を見れば、海の状況がある程度わかる。波浪も流れもなく穏やかな海では、サンゴは枝状になって水面に向かって伸びることができるのだ。

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2009年12月19日

奄美の海中(3)

安脚場(あんきゃば)も奄美南部を代表するポイント。流れがほとんどないので、撮影しやすい。ブイの下は砂地が広がっている。

▽ヒレを広げて威嚇するヒメオニオコゼ

DSC_1764.JPG何の変哲もない砂地なのだが、過去にはミナミウシノシタ、コンゴウフグ、ヒレナガネジリンボウ、オオウミウマなど珍しい魚が出現した。今回はヒメオニオコゼがいた。

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2009年10月05日

ダイバーの立ち入り制限…

今日の読売新聞の一面に、ダイバーからサンゴを守れ…沖縄・慶良間諸島で「半減」規制、という見出しがあり、テレビでも取り上げられていた。

▽ダイバーの制限をすることになった慶良間諸島

P1040096.jpgどういうことかというと、急増したダイバーによってサンゴがダメージを受けたので、訪れるダイバーを制限するルールを作るという話。

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2009年10月03日

世界遺産・コモド諸島ダイブクルーズ(最終回)

コモド諸島ダイブクルーズでは、さまざまな生物と出会い、撮影した。特に印象深いのは丸まったセンジュイソギンチャク、ロウニンアジ、キヘリキンチャクダイ、シーアップル、イエローリボンスイートリップス、ウロコマツカサなどなど…。

▽コモド諸島の海

DSC_2232.jpgとにかく魚や生物が多く、目移りして困るほど。コモド諸島をひと言で言うならば、「豊饒の海」だ。

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2009年09月22日

世界遺産・コモド諸島ダイブクルーズ(2)

コモドといえばコモドオオトカゲ(コモドドラゴン)が有名だが、もうひとつ観光名所がある。ピンクビーチだ。

▽ピンクビーチ。コモド島の名所のひとつ

P1040276.jpgその名のとおり、砂浜が淡いピンク色をしていてとても美しい。ダイブクルーズ中、一度はピンクビーチに寄り、希望者は上陸することになっている。

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2009年02月09日

アオサンゴの特異な繁殖方法

一昨年の9月、沖縄県名護市の大浦湾でアオサンゴの群落が発見された。
大浦湾は、辺野古(米軍普天間飛行場代替施設の建設予定地)の近くということもあり、話題になった。

▽石垣島・白保のアオサンゴ

aosa-1.jpgアオサンゴといえば石垣島の白保が有名だが、大浦湾のものは白保に次ぐ規模の大きさだそうだ。それがなぜ、今まで見つからなかったのだろうか。

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2008年09月21日

コモド諸島の海(1)

世界自然遺産のコモド諸島で潜ってきた。長年いろいろな海に行っているが、これほどまでに魚や海洋生物が豊富な海は見た覚えがない。どこを見てもカラフルで、どのように切り取ってよいか迷ってしまうほどなのだ。

▽ラブハンバジョーの港

RIMG0128.JPGダイブクルーズは、フローレス島のラブハンバジョーの港からスタートした。

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2008年07月18日

石垣の海と魚

石垣島の川平に1週間滞在し、ダイビング三昧の日々を過ごした。いちばん印象に残ったのは、米原付近のサンゴが素晴らしかったこと。

▽見事なサンゴ礁

DSC_1490.JPGテーブル状サンゴや枝状サンゴがビッシリと海底を覆い、しかも色合いもさまざまで美しい。

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2008年04月13日

サンゴの破壊者

昔と比べると、健全なサンゴが減少している。異常発生したオニヒトデの食害によるもの、高水温による白化現象、台風などその原因はさまざま。サンゴを食べている魚もいるが、そのほとんどはサンゴのポリプや粘液で、サンゴそのものを食べる魚はごくわずかだ。

▽サンゴを壊すゴマモンガラ

Image1gom.jpgゴマモンガラはウニ類、カニ類、貝類などが好物。ところが、サンゴを壊している現場に遭遇した。どうやら、サンゴの隙間に住むカニを食べたかったようだ。モルディブで撮影。

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2007年12月09日

JICAの集団研修

師走はカレンダーが配布される時期でもある。我が家にも4つくらい集まったが、先日JICA(ジャイカ)からも届いた。JICAとはJAPAN INTERNATIONAL COOPERATION AGENCYの頭文字で、独立行政法人 国際協力機構(旧国際協力事業団)のこと。以前に何度か仕事をしたことがあり、そのときの写真がカレンダーに使用されたので送っていただいたのだ。

▽使用された5月のページ

P1010394.JPGJICAは開発途上国に対し、いろいろな支援をしているが、日本に招いてさまざまな研修も実施している。その1つに環境省と共同で行う「サンゴ礁保全コース」がある。この研修は、生物多様性に富むサンゴ礁および自然環境の保全、持続可能な管理・利用技術の向上を図ることを目的としている。

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2007年11月21日

久々の石垣

きょうの午後から石垣島に出発する。なんと13年ぶりだ。石垣は、返還前に行ったことがあり、しかも初沖縄だった。それほど思い出深いにもかかわらず、これまで5〜6回しか行っていない。

▽卵を守るクラカオスズメダイ

Image9.kuraka.jpgしたがって写真もそう多くないが、その中から印象的なものを取り上げてみよう。まずは、ソフトコーラルのそばにいたクラカオスズメダイ。

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2007年09月26日

サモアの海

先日、テレビ番組「あいのり」を観ていたら、南太平洋のサモアを旅していた。何年か前に行ったなぁ、と懐かしく思いながら眺めていた。すると見覚えのある海岸が・・・。しかもスノーケリングをしている。
サモアへは、5年前に「第36回ピースボート地球一周の船旅」で寄港した。
朝焼けの中、サモアのアピアに入港。

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2007年09月20日

奄美の強み

1週間ほど奄美に行っていた。今回は台風11号と12号の影響で、大荒れの日が多かった。サーファーは大喜びで、ホテル前のビーチには連日のように20〜30名がやって来て波乗りを楽しんでいた。
しかし、このような海況でもダイビングのポイントがあるのが奄美のいいところ。加計呂麻島との間の大島海峡を奥に進むと、穏やかなポイントがたくさんあるのだ。

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2007年06月21日

感動!サンゴの産卵

このブログが100回目を迎えた。記念すべき100回にふさわしいテーマは・・・・やはりサンゴの産卵にしよう。今でこそサンゴの産卵の大まかなデータはわかってきたので、観察するのはさほど困難ではなくなったが、昔は大変だった。実は沖縄・慶良間諸島でサンゴの産卵を初めて撮影したのはぼくで、仕掛け人でもあるのだ。
ちょうど18年前の今日、確か琉球大学のサンゴの研究者が何かに発表した、サンゴ(種類は忘れたが)の産卵のデータを手に入れ、座間味島に行った。夜に闇雲に潜って、なんとか撮影したのがこの写真だ。たぶんキクメイシの仲間だろう。

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2007年04月15日

サンゴの縄張り争い

縄張り争いをするのは魚だけではない。サンゴもイソギンチャクもする。ご存知のように、この両者の体内には褐虫藻という、とても小さな藻が入っている。日が当たると光合成をし、その生産物の一部をサンゴやイソギンチャクは栄養にしている。
 海底に定着して生活するサンゴなどの底生生物は、たとえ住みにくくなったとしても動けない。例外としてイソギンチャクは移動することはあるが、サンゴはそのままだ。サンゴもたくさんの種があり、成長の度合いもさまざま。成長速度が異なるサンゴが隣り合わせになったときに、争いが起きるのだ。

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2007年01月29日

サンゴの生命力

サンゴは同じ種でも、太陽光の量や波の強さなどの環境条件によって、形が異なることが多いという。
以前、慶良間諸島の座間味島で、変わった形のサンゴを見つけた。あまりにも不思議な形なので、写真を撮った。

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プロフィール

大方洋二
大方洋二○1942年 東京生まれ
高校時代にスノーケリングを始め、21歳にときに東亜潜水機(株)でスクーバダイビングの講習を受ける。同時に発売されたばかりのニコノスを手に入れ、独学で水中撮影を始める。
以来、会社勤めをしながら趣味として続け、39歳で退社してフリーの水中写真家になり、現在に至る。NHKの動物番組のコーディネーターも時折務める。日本自然科学写真協会会員。

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